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解決済みの質問

イスラエル・フィル

utyan2005さん

イスラエル・フィル

イスラエル・フィルは「世界一の弦」と言われているそうですが、
どのへんがどう良いのですか?(まだ聴いたことがありません)
例えばウィーン・フィルやベルリン・フィルと比べてどうなのでしょう?

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ベストアンサーに選ばれた回答

fricsay1914さん

現在が世界一かどうか、という点ではいろいろと議論の余地があろうかと思います。

イスラエル・フィルは、名前のとおり、イスラエルにあるオーケストラです。このオケが設立されるには、複雑な経緯がありました。
1930年代、ヨーロッパ(特にドイツ)で、「ユダヤ人排斥」の流れがおき、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルを含め、ヨーロッパ各地のオケからユダヤ人の楽員が続々と解雇されていきました。その流れに対し、ブロニスワフ・フーベルマン(ヴァイオリニスト)らが中心となり、テルアビヴにできたのが、パレスチナ交響楽団(現在のイスラエル・フィルのルーツ)です。初演奏会は1936年暮れにトスカニーニの指揮で行われています。
このパレスチナ響、弦の美しさに定評がありました(当時、ユダヤ人の弦楽器奏者に優れた人材が多く、その人たちが集結したのですから、当然といえば当然のことです…)。
戦後、ユダヤ人国家をこの地に設ける運動がおき、イスラエルという国家が成立、それと同時に「イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団」という団体名に改称されました。その際に、パレスチナ交響楽団のメンバーのほか、アメリカやスイスなどに「亡命」していたユダヤ人奏者が加わり、オケの基盤が整備されたのです。
ウィーン・フィルにも言えることですが、オーケストラの楽員が「同じ文化的背景を持つ同士」で結集したときに生み出される独特の魅力を持った音作りをしている点が特徴です(その魅力を堪能できる演奏として、ヨーゼフ・クリップスが指揮したモーツァルトの交響曲第41番をお薦めしておきます)。ただ、近年は世界中から優秀な奏者を獲得した結果、「楽員の同一性」が薄くなり、若干魅力が減退しているような気もしますが…。

質問した人からのコメント

  • そういう歴史があったのですね・・・勉強になりました。一度聴きに行ってみたいと思います。ありがとうございました。
  • コメント日時:2007/1/11 12:06:48

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ベストアンサー以外の回答

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walker_max_blackさん

私もどのあたりが世界一なのかわかりかねます。
聴きに行ったものの、とても世界一とは思えませんでした。
ロイヤルコンセルトヘボウなどのほうが豊かな響きだったような気がします。
ただし、会場が違うので、特に弦の響きについては公平に見るのは難しいです。
もしかしたら本当に世界一なのかも・・・。

それとは別に、イスラエルフィルのメンバーによるトリオは確かに絶品でした。
会場を自然に音楽に引き込む流れは、なかなか味わえないものだったと思います。
もちろん技術は文句のつけようがないですが、確かに響きや艶もすばらしかった記憶があります。
メンバーの中にすごい人がいるということは間違いないでしょうね。

出来ればウィーン・フィルやベルリン・フィルなど数々のオケと、同じ条件で聴き比べたいものです。
贅沢な話ですね。(^^;

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