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解決済みの質問

昔の人々の音楽観

peakosanjpさん

昔の人々の音楽観

今、街中に溢れている音楽は、単なる装飾としての価値しか持たない、
(気楽に楽しめる)娯楽という価値の為だけのもののように感じます。

時代を反映している、といえばそれまでですが、
昔の人々の心にはどのような位置付けとして音楽があったのでしょうか?

補足
フランス革命以前と以後の違いについても教えてくださると嬉しいです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

kanchigai125さん

 一種の通史としての知識はないわけですが、とびとびに思い出してみます。
 一つの手がかりとしては、「ムジツィーレン(ドイツ語)」のように、どうやら、昔は「誰でも」が「音楽する(ムジツィーレンの意味)」のが習慣だったそうです。そして、プロは存在しませんでした。ただ、お金を払うに値するほど上手い人というのはいて、これは一種の芸人扱いでした。
 印刷術の普及以前に、読書が「楽しみ」の一つでなかったのに対して、「音楽すること」は読書よりも古い「楽しみ」でした。「聴きそして演奏する」という双方を楽しんだようです。ルネサンス期の絵画にテーブルを挟んで、それぞれが楽譜を見ながら、歌っている様子、としか考えられない絵があります。あきらかに「食後」の光景なので、くつろいだ席での対話のように、当時のポリフォニーの音楽をうたっていたのだと思われます。日常生活の中に「音楽」があったわけです。
 ですから、「音楽『芸術』」という観点が生じたのは、もっとずっと後のことになるでしょう。
 なので、今、駅前などで音楽をやっている若者たちがいますが、「音楽享受および音楽演奏」で一組となるような音楽の楽しみ方としては、彼らがやっていることの方が、伝統にはかなっているわけです。
 ご質問のフランス革命以前と以後という問題ですが、音楽史としては、転換点は「ディドロ・ダランベール・ルソー」革命以前と以後ということになると思います。いわゆる百科全書派によって、アンシクロペディーの中に、「項目:『音楽』」というものが記載され、初めて音楽が「定義」されました。
それまでは、やっている本人が、あるいは聞いている本人が「音楽」だと思えばそれが、音楽、だったのですが、急に「それはアンシクロペディーの定義によれば音楽ではない」なんてことがおきてきたわけです。(もちろん、百科全書刊行直後からそうなったわけではありませんが。)
 それから、リストによるベートーベンの交響曲のピアノ編曲のように実用的価値として書かれた楽譜があることも、注目したいところです。交響曲のようなものも出来れば家庭で聴きたい、という需要があったので、リストの編曲はおおいに歓迎されたわけです。サロン的な雰囲気の中で音楽を聴くことが大切にされました。今でもクラシックの演奏会にはどこかサロン的な雰囲気が残っています。
 昔は、今のように「蛇口をひねれば水が出るように」「音楽があふれている」ということはなかったので、もっともっと「音楽を大事にして」いました。以上、断片的な知識ですみません。

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  • 編集日時:2007/3/16 05:27:17
  • 回答日時:2007/3/16 05:24:18

質問した人からのコメント

  • 降参「歌は世につれ…」という言葉がありますが、
    音楽とは正にその時代の文化や考え方を反映しているということなんですね。
    とても分かりやすいご回答をありがとうございました。
  • コメント日時:2007/3/16 22:54:11

グレード

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ベストアンサー以外の回答

(1件中1〜1件)

 

kusadango_333さん

昔も今も、「芸術としての音楽」(とりあえず、宗教音楽等も含む)と、
「娯楽としての音楽」(流行歌や俗謡など)の両方が成立してたんじゃないでしょうか。
『装飾としての価値』という意味はよくわかりませんが、娯楽もおおいに結構じゃないですか。
娯楽のない毎日なんて、ツライっすよ。
娯楽としての文化だって、作ってる人はそれなりに人生かけてるんじゃないでしょうか。

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