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不法行為責任と契約責任の違いとは?

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質問者

einelotosblumeさん

2008/6/2612:57:27

不法行為責任と契約責任の違いとは?

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ベストアンサーに選ばれた回答

fanchon1983さん

2008/6/2617:35:57

どちらも相手方の責任に基づいて損害賠償を請求できる点では同じですが、その責任の発生根拠が違います。不法行為責任は相手方の不法行為がその根拠であるのに対し、契約責任は自分と相手方の間に何らかの契約が成立している状態で、相手方が債務不履行をしていることが根拠になります(より形式的にいえば、根拠条文が違います。前者は709条、後者は415条)

例えば、道を歩いていたら向こうから来た男にいきなりぶん殴られて怪我をした場合、その男に不法行為責任を追及することができます。しかし、契約責任を追及することはできません。この場合の両者の間には、なんらの契約関係もないからです。(もし、「俺を殴らないでくれ」という契約が成立していたら契約責任の追及もできます)

とはいえ、現実には、両者が同時に成立するケースが多いです。例えば医療過誤で患者が死んだ場合、医療過誤自体が不法行為と評価されますし、一方で、その医者は医療契約に従った履行をしなかったわけですから、債務不履行をしている、ともいえます。この場合、一つの行為に対して不法行為責任と契約責任がダブります(ダブった場合は、原告が好きなほうで訴えることができます)。

両者の効果に注目した場合、不法行為責任は①時効が3年(724条)、②原告の方で、「相手方に故意過失がある」ことについて立証しなくては請求できない、③不法行為時からの利息も請求できる、④弁護士費用も請求できる、⑤慰謝料もあわせて請求できる。債務不履行責任は、(前述したように両者の間に何らかの契約関係があることを前提に)①時効が10年、②被告の方で「自分には帰責事由がない」ことを証明しなくては免責されない(言い換えれば、原告は債務不履行の状態にあることのみ立証すればよい)、③利息は、履行請求をした時からのものしか得られない、④弁護士費用は原則請求できない、⑤慰謝料は原則として請求できない。

特に重要なのは①と②でしょうか。

質問した人からのコメント

2008/6/27 20:18:35

成功 ありがとうございました!

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