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西田幾多郎の「絶対矛盾的自己同一」とは、つまるところどういうものなのでしょう...
ID非公開さん
西田幾多郎の「絶対矛盾的自己同一」とは、つまるところどういうものなのでしょうか?
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- 質問日時:
- 2005/3/12 19:50:50
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- 解決日時:
- 2005/3/15 15:54:30
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ID非公開さん
相反する二つの対立物がその対立をそのまま残した状態で同一化すること。ドイツ流の弁証法においては二つの対立物はその対立を変容させることで新しいテーゼを生みます。(テーゼ⇔アンチテーゼ →ジンテーゼのことです。)
西田の哲学においては対立は解消せず、その対立が実は一体であることを実感することによって人は悟りの境地に至ります。たとえば天と人とは対立物ですが、ヘーゲルの弁証法のようにいくら人間が天に近づこうと思っても道は遠ざかるばかりです。ところが「我はすなわち天なり。天すなわち我なり。」と悟った瞬間、世界観が一転するわけです。この境地が日本人が禅において、あるいは武士道において目指してきた世界であるわけです。
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- 回答日時:2005/3/13 14:21:16
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ID非公開さん
『絶対矛盾的自己同一』で検索すると、西田幾多郎の絶対矛盾的自己同一が出てきます。彼の中心思想であり、彼の哲学を最大限に要約したことばだと思います。
禅の心得があった彼は、以心伝心ということばがあるように、いわずもがなでこのことを会得していたと思われますが、西欧に示すために、わざとこうした謎めきジャルゴンを使ったのだと思います。
要するに、【絶対理性の自己実現です】意味はさして変わりません。ヘーゲルも西田も、いいたいのは「我は即ち宇宙なり」という真実だけです。ちなみに、西田はヘーゲルを読みましたが、研究かではありませんでした。彼が生涯、誰かの研究者であったことはなく、だからこそ彼は日本で唯一「自分で一から考え抜いた」人として、哲学者という名前を認められているのです。
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- 回答日時:2005/3/12 21:12:54

