解決済みの質問
《ドイツの社会/資本主義》 「グッバイ!レーニン」という、ドイツの東西統一によ...
《ドイツの社会/資本主義》
「グッバイ!レーニン」という、ドイツの東西統一による生活の変化を描いた映画を見ました。
もう返却してしまったためうろおぼえですが、主人公の母は徹底した社会主義者でしたが、統一により世の中はどんどんと資本主義にかわっていきます。←逆だったかな...(汗
母は病気の関係で、強い精神ショックを受けたら容態が悪化するかもしれない。だから主人公は、世の中が高速に移り変わってゆくのを母に知られまいとして様々な細工をする。
質問ですが、資本主義と社会主義の違いがよくわかりません。主人公の母親がショックを受けるほど、資本主義と社会主義は体制に相違があるのですか?また、世の中がそうなったことで、政治概念や市民の在り方はどう変わるのでしょうか。
教えてください。
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- 質問日時:
- 2010/6/29 16:31:42
- ケータイからの投稿
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- 解決日時:
- 2010/7/1 20:30:05
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ベストアンサーに選ばれた回答
大前提として、あらすじをyahoo映画からひっぱります。
***
1989年、東ベルリン。テレビ修理店に勤める青年アレックス。彼の父は10年前に家族を捨て、西側に亡命した。一方、母クリスティアーネは、その反動からますます愛国心を強めていく。そんなある日、秘かに反体制の考えを持っていたアレックスが反社会主義デモに参加。その結果、警察と衝突するところを偶然目撃したクリスティアーネはショックで心臓発作を起こし、昏睡状態に陥ってしまう。その間にベルリンの壁が崩壊、統一ドイツは資本主義国家となる。やがて8ヶ月後、クリスティアーネは奇跡的に覚醒するのだが…。
***
というわけで、映画の構造上、母親にとっては西側というのは自分を捨てて逃げた夫と同等の存在であり、そんなものに息子がかぶれて国家に逆らうというのは、そりゃ心臓発作にもなるよなという感じです。日本に置き換えると、夫がスパイ行為が発覚して国外逃亡したあとで、「鬼畜米英・欲しがりません、勝つまでは」と言ってた母親が、昏睡状態から回復したら米兵が進駐してきていて一億総ざんげとか言ってて、学校では教科書に墨塗りしまくってて民主主義を教えている、みたいなもんです。
ですので、西側と東側でココが違うからショックを受ける、というのとはちょっと違う部分もあると思います。まあ基本構造はカルチャーギャップを見て笑いつつ、息子の母を思う気持ちにホロリ、的なコメディですが。
>統一により世の中はどんどんと資本主義にかわっていきます。←逆だったかな...(汗
と書かれているので、基本的に資本主義・社会主義についての前提知識が何もないものと仮定して回答します。
根本の部分で言うと、資本主義とは私有財産の保護と利潤の追求によって成立する社会制度です。要するに、
「働いたり工夫したりして金儲けをするのは良いことだ。金儲けに成功すると金持ちになれる」
という社会です。マルクスはこれでは金持ちがますます金持ちになり、貧乏人が苦しむだけだと考えてなんとかしないといけないと考えました。
そこで私有財産を否定して、財産を社会(国家)が保有するようにして、必要な物は社会(国家)が供給すれば問題は解決できると考えました。これが社会主義・共産主義です。
ですが、マルクス先生の考えたことと実際の歴史は大分違ったので、実際に社会主義革命に成功した(成功してしまった)レーニンはいろいろ苦労します。
その後スターリンによって東ドイツを含めた東側世界で展開された社会主義では、基本的に国家が会社を運営して、働く人はみんな公務員になり、贅沢を言わなければ最低限の生活は保障され、医療なども原則として国が面倒を見る、とそこだけ見ればまあ悪くないものでした。代わりに秘密警察が矢鱈に力を持ってあっちこっちにスパイと密告による監視社会を作り上げ、西側に対抗するために多大な軍事支出を続け、軍事にお金を取られて国が貧しくなり、みんな公務員だから仕事にやる気が無くて品質の低い駄目な製品が大量に生産されたりしたわけですが。
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- 回答日時:2010/7/1 10:34:49
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質問した人からのコメント
資本主義と社会主義には、そんな違いがあったのですね。
それに、母親が心臓発作を起こした理由もはっきり理解しました。
映画のポイントとしては、確かに、徹底した社会主義派だったから世の中の変化にショックを受ける、という解釈だけではズレてしまいますね;
息子が参加していたデモも、何だったのかきちんと合点しました。
ありがとうございました!