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なぜ米の関税は778%になったのか? その経緯と理由を教えて下さい。 (逆に...

hroomoriさん

2010/10/2800:35:15

なぜ米の関税は778%になったのか?
その経緯と理由を教えて下さい。
(逆になぜ野菜の関税が低いのかも含めて)

農家を保護するためなど、ざっくりした答えではなく
詳細の回答を求めます

個人的な考えでは
1、主食、カロリーベースの自給率の確保のため
2、米は日本の文化的意義が大きいため
3、水田が減るのは環境にも大きく影響があるため
4、専業の米農家が多いから?(←イメージ)

しかし1〜3の理由であの高関税になるのはあんまりしっくり
こないです。

ですので野菜と比較して米の関税が高い理由を教えて下さい。

またウルグアイラウンドでの経緯の詳細も含め回答して頂けると
助かります。

補足特に778%という数字の理由を教えて頂けると助かります。
野菜と比較して、自給率を高く維持しなければいけない理由も含め。

やはり米というものが特別視されすぎてるように思えます。

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ohboteさん

編集あり2010/10/3020:07:00

米の関税は従量税で「1kgあたり何円」という決め方であり、778%というような「率」で決められているわけではありません。
これを従価税(輸入額何円あたり何円といった決め方)に換算すると、778%に相当するという話です。

現在の米の関税率は、基本税率が402円/kg、暫定税率が49円/kg、WTO協定税率が341円/kgとなっています。
ただし、国が輸入するミニマムアクセス米については無税です。
(関税はかかりませんが、国から売渡を行う際には、関税相当料分が売り渡し代金に加算されます。)
http://www.customs.go.jp/tariff/2010_4/data/i201004j_10.htm
「実行関税率表(2010年4月版)第10類 穀物 」

それぞれの税率の意味については、Q&AのQ1参照。
http://www.customs.go.jp/tariff/mikata/mikata2.htm
「税率決定までの流れ」

米の関税課税輸入はほとんど実績がなく、2009年度全体で229トンほどです。(うち159トンがタイ米)
また、関税非課税の国家輸入米は、玄米が8,850トン、精米が617,514トン、砕米が34,617トンでした。
http://www.customs.go.jp/toukei/srch/index.htm?M=01&P=1,2,,,,,,,,5,...

昔は、輸入米だけでなく国内産米についても、一旦、全量を国が買い上げてから売渡を行うという制度でした。
戦後しばらくは、米不足のために米の輸入が行われていましたが、増産に努めた結果、昭和30年代後半頃からは完全自給できるようになり、一部の加工原料用を除いて米の輸入はされなくなりました。

ガット・ウルグアイラウンドで「例外なき関税化」という国際統一ルールが決定された後も、「一粒たりとも米は輸入させない」と主張する農水族議員たちの無意味な抵抗によって、米輸入の関税化は4年間遅れましたが、結局のところ、世界中のほとんどの国が受け入れた国際ルールを拒否して世界の孤児になるという選択肢はありえませんでしたから、最終的には関税化を受け入れました。

しかし、形式的には関税化したとはいえ、極めて高率の関税を課すことによって、事実上の輸入禁止を行っているわけです。
こうした「関税化の有名無実化」を防止するために設けられているミニマムアクセスのルール(国内需要の一定割合分は、無税又は低率関税輸入枠を設けなければならない)についても、これを国家輸入だけで独占して使い切ることによって、民間輸入に低率関税輸入枠を開放することを拒否しています。
そして、国家輸入した米は、破砕して主食用に転用できないようにした上で煎餅原料などの加工用限定で売り渡し、それだけでは消費しきれない分は、政府の倉庫で死蔵して市場には流通させないようにし、国内の米作を保護しています。

例外として、SBS(売買同時入札)方式で輸入される約10万トンに限り、主食用に流通させることができることになっており、その分だけは主食用として外食産業などが使っていますが、その量に見合うだけの国産米を海外援助用に輸出することによって、主食用国産米の需要総量は減らないように配慮されています。
要するに、「主食用米に限れば自給率100%」というのを維持するための操作ですね。

http://www.maff.go.jp/j/soushoku/keikaku/soukatu/pdf/ma_hokoku.pdf
「ミニマムアクセス米に関する報告書」
18ページ目 MA米の販売状況

なぜ402円とか341円なのかというのは定かではないですが、これだけ高いと、輸入米自体の価格とは無関係に関税額だけで国産米の出荷価格を上回ってしまいます。
魚沼産コシヒカリですら、出荷価格は21,663円/60kgですからね。
http://www.maff.go.jp/j/soushoku/keikaku/soukatu/pdf/open2209.pdf

どれほど為替相場や穀物相場の変動があっても、輸入米の方が安くなることは絶対ありえないという関税が設定されているということなんでしょうね。
まあ、主食用米に関しては、現在も実質的には市場開放されていないということです。

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pluto_arrowさん

2010/10/2819:09:55

米は日本の主食で、他の野菜などと比べ自給率が高く、安い米が入ると日本に多く居る農家が壊滅的打撃を受ける可能性があるからだと思われます。
野菜と米では米の方が大量生産がしやすく、外国米の値段が安いことも影響しています。

ただ、米の消費量は減り、農家も高齢化が進んでいます。
日本の米はブランド力がありますし、TTPなどを受け入れて新たな農業制度を作っていく必要があると思います。

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