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高校生の頃の現国の教科書に、井上靖氏の随筆が載っていました。 幼い子どもを...

funfunjjpさん

2006/7/223:02:08

高校生の頃の現国の教科書に、井上靖氏の随筆が載っていました。

幼い子どもを抱っこして(たしか)梅の花の匂いを嗅がせてみる。

何年もしてその子が成長した時、梅の花の匂いを嗅いだとき
その日のことが思い出されるだろう事を、まるで時限爆弾を仕掛けるような気持ちで愉しみにしながら・・・。とか、いう内容の文章でした。


大変美しい 情景と氏の気持ちが表現されていて今も自分の中に残っています。

なんという作品の中の文章でしょうか?どなたか教えて下さい☆

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回答数:
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ベストアンサーに選ばれた回答

schneewetterさん

2006/7/223:24:49

ある時、その人は私を連れて庭を歩き、梅の木のあるところへ行くと、私を抱き上げては、私の顔を梅の花の傍に持って行くようにした。
---いい匂いがするだろう。
---うん。
更に他の梅の木のところへ行って、
---じゃ、この梅の方はどうだ。
---いい匂いがする。
---うまいことを言って!ほんとか!
おそらくこんなやり取りがあったのであろうと思う。こんなことのためか、いつとはなしに、私は梅の花を見ると、顔を梅の花の方へ持って行くような癖を身に着けてしまった。現在も、庭の梅が花をつけると、時々その匂いを嗅ぐし、幼い者でも傍に居ると、かつて自分がされたように、抱き上げて、梅の匂いを嗅がせてやる。自分の場合のように、いま自分が抱き上げてやっている幼い者がこのことを憶えているかもしれないと思うと、ある楽しさがある。甚だ当てにならぬ賭けではあるが、幼い者の心に、梅の花の匂いという時限爆弾でも仕掛けているような気持である。
---いい匂いがするだろう。
---うん。
甚だ不得要領な顔をしているが、案外このことを憶えているかも知れないと思う。

井上靖さんの自伝的作品、「幼き日のこと」ですね。。。。。

質問した人からのコメント

2006/7/3 08:25:14

抱きしめる わぁ、そうですそうです。ありがとうございました☆

早速本屋で探してみます。うつくしい情景ですよね。

感謝しますschneewetterさん(^-^)*

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