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控訴期間の2週間は? ①裁判所から判決の正本が発送されてから2週間? ②被告...

質問者

iiwakunさん

2006/10/2710:08:13

控訴期間の2週間は?

①裁判所から判決の正本が発送されてから2週間?
②被告(借主)に判決の正本が届いてから2週間?

質問1)①、②どちらででしょうか?

もし、②だとしたら、いつまでたっても被告に判決の正本が届かないケースがあります。
そうなると、判決が確定しませんので判決内容に従って「差押手続き」などが出来ません(遅れます)。

質問2)この場合新たに「公示送達」が必要になるのでしょうか?

判決の正本の概要は下記の通りです。

1、通常の訴訟 (小額訴訟ではありません)
2、家賃 65,000円の賃貸物件の滞納
3、「滞納額 30万円 を借主は貸主に支払え」
4、判決の正本は平成18年10月24日、貸主代理人(私)に到着済

宜しくお願い致します。

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ベストアンサーに選ばれた回答

2006/10/2711:40:18

控訴期間の2週間は、判決の正本が届いた日の翌日から計算します。到達主義の原則(民法97条)と初日不算入の原則(民法140条)によるものです。

従って、被告の控訴期間は、未送達なら、未だ始まっていないことになりますし、原告の控訴期間は、10月25日から始まって11月7日までということになります(もっとも、完全勝訴なら、自ら控訴はありませんが)。

確かに、被告に判決の正本が届かなければ、いつまでも強制執行はできません。

そこで、裁判所(書記官)は、まず被告の住所宛に特別送達で送達し、それが「不在」で戻ってくれば、もう一度同じように送達するか、日曜速達による送達をするかでしょう。それも「不在」で戻ってくれば、原告に住民票の確認と現地調査を指示し、被告が確かにそこに居住しているとなれば、例外的な発信主義による「書留郵便に付する送達」(民事訴訟法107条)をして、届かなくとも送達完了ということにするはずです。
また、それとは別に、就業場所(勤め先等)がわかっていれば、そこに送達してもらえば、送達完了になります(民事訴訟法103条2項)。

「転居先不明」「宛所なし」で戻ってきた時が、現地調査等を経て、公示送達(民事訴訟法110条)ということになるのです。

なお、判決は、必ずしも確定しなければ強制執行ができない訳ではありません。その判決には「仮執行宣言」が付いているはずですから、確定を待っていなくても、それに基づいて執行文付与申請が可能ですし、強制執行の申立ても可能です(民事執行法22条)。

判決が確定しなければできないとすれば、時間稼ぎに控訴されたら、それだけ強制執行が遅れることになり、不当ですものね。その判決の内容からしても、高裁で逆転敗訴となって損害賠償の問題になることもないでしょう。

質問した人からのコメント

2006/10/27 12:00:28

降参 丁寧なご解答誠に有難うございました。感謝致します。

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

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