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最近の若手書道家についてです。

dvc355さん

最近の若手書道家についてです。

ここ最近では、「和」について注目されていて、若手書道家もマスコミによく取り上げられます。
有名な人に武田双雲・双龍兄弟や、華雪さんなどがいますが、実力が皆無です。ただ激しく、面白く、独創的であれば良いと思ってます。学生の方がよっぽど良いものを書きます。アマチュアの私でもすぐわかりますし、書道界の重鎮の方々にも問題視されています。本人らが勝手にやるにはどうでもいいですが、マスコミを通して一般人に「あれが書道というものだ」という誤解をされてしまうのが一番怖いわけです。
そんな中、若手書道家にも「本物」がいます。特に有名なのは、柿沼康二さんで、彼の師匠は「昭和の三筆」とも呼ばれる手島右卿先生です。毎日5時間以上の臨書に励み、集中が切れると10kmのマラソンに行くそうです。一見武田氏に似たようなパフォーマンスをしますが、実力は天と地ほども違うし、できあがった作品に感じる感動も別格です。書道界でも大変評価されています。墨色の出し方、潤滑や結構、余白など、すばらしい芸術性です。こういう方は書道をしながらマスコミにもとりあげられていいと思います。

ネタになるからと言って、実力もないのにさもすごいかのように気取ってる人を取り上げるマスコミもどうかと思います。

皆様はこの問題についてどのように考えますか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

northtommyさん

書道をしています
柿沼さんの書は素晴らしいですね。大河ドラマで使われた「風林火山」という大字もよかったと思っています。
自分はまだまだ若手で意見する立場ではないかも知れませんが、
確かに武田双雲のような作品が書のすべてだと思われるのは心外です。
彼はき親の下で書を習っていたようで、親も独立して一人で書を続けていたと聞いたことがあります。
ですので、独りよがりな書に偏っているのかも知れません。
見る力がないために、自分の書くものすべてがいいものだと思いこんでいるのかも知れません。

私もテレビに出て注目されるなら、柿沼さんの方が全然いいと思います。

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sararan0508さん

私は大学で書道を専攻していて、臨書はもちろんですが、創作にも取り組んでいます。
双雲さんの書は書と考えずにパフォーマンスを楽しむ分には一向に構いません。ただ、「私は書道家です!」という風には言ってほしくありません。世間の人がこれが書道だと思うことが恐いのです。実力があるならばそれは大いに結構。
しかし、双雲さんのはそうでないと思います
線が弱いし、筆も無理矢理開かせましたって感じで筆の悲鳴が聞こえそうです。
大字はそれでなくても粗が目立ちやすいもの
少字数の魅力は実力あってこそだと思います

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  • ケータイからの投稿
  • 回答日時:2008/7/3 20:41:10

dvc356さん

質問者、返信用のIDにて。

>annodomini_op01様
芸としての書は、やはり基本からあってのものかなと思ってます。ですから柿沼さんの書は大歓迎なわけです。
武田氏の書はどう見ても線が弱いんです。そういうのは線が「浮く」って言うんですが、臨書が足りないのが明らかです。そして書家としての用具の使い方を知らないと思われます。どうすれば良い墨色がでるのか、筆の穂先はどうすればいいのか、毛先の処理など。そして余白や潤滑についても無知であると思われます。また、条幅に三行や四行など、多字数作品をみたことがありません。そういう作品もあんな重々しい作品に仕上げたら、それこそ子供にもみたないです。

大衆は、書道に関して無知識、極端に言えば赤ちゃんのような真っ白の状態です。もしこれから書道を始めるという方がいらっしゃる場合、そういう路線に走っては、この世界の人間としては気の毒に感じます。やはり公に、特に初心者へ発信するのは危険な気がしてなりません。そういうのには、もっと長年の経験のある方が良いのではないかと思います。例えば、榊莫山先生なんかはテレビ出演されてましたが、そういう方なら良いと思います。

これを読んで、お時間があれば私の盲点にあるようなご意見・ご回答願います。その他の方々も宜しくお願い致します。

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  • 編集日時:2008/7/3 16:29:44
  • 回答日時:2008/7/3 16:25:28

annodomini_op01さん

私は歴史が好きなんで、書は全くの門外漢ですが・・・
そんな私も武田双雲さんの書は評価していません。
何と言うか・・・「字が上手だね」って感じです。

歴史をやっていると、たまに「誰某の書」に出会いますが、
上手い下手ではない気品とか威勢というものが有ります。
おかげで、テレビの「なんでも鑑定団」を家族で見ていても、
書だけは真贋がわかります。値段はさっぱり分りませんが。

ただ。
書というのは、基本として「芸術」です。
それが、昇華して「道」となって「書道」なんですよね。
「道」と「芸」とはやっぱり違うわけで、それが何かと言うと、
やはり、「芸」は素人に受けて楽しませることの出来るもの。
一方で、「道」は自己の修練の過程なんじゃないかと思います。
それを理解できるのは基本として玄人というか心得のある人。

思えば、マスコミや大衆に対して「道」を理解してくれと言うのは
どだいからして難しいんじゃないかなって気がしなくも無いです。
マスコミも大衆も、求めているのは「芸」なんですからね。
まさに、若手書道家のやっているのは、「芸」としての書ですから
ただ激しく・面白く・独創的であるのが大切にされがちでしょう。

それはそれで、ひとつの形なのかなと思います。
書道界での評価はそのまま大衆の評価とは限りません。
それはある意味、当然です。毎日の食べ物だって、
子供と大人と老人とで、嗜好は違うものです。そして、
子供が好きな甘いものを大人が「気持ち悪い」と取上げるのは、
間違っています。老人が好むものを若者が好まぬからとて、
若者の味覚がオカシイというものでもありません。

だから。
私は今時の若手書道家を評価しませんが、
それはそれで、アリだと考えています。

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