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北野武監督(ビートたけし氏)の映画は凄いのですか?監督しても凄いのですか?
北野武監督(ビートたけし氏)の映画は凄いのですか?監督しても凄いのですか?
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- 質問日時:
- 2008/9/13 12:42:40
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- 解決日時:
- 2008/9/14 11:07:36
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ベストアンサーに選ばれた回答
何をもって凄いか…によると思います。「日本国内の上映時の興行収入」という意味で言うなら、あんまり凄くないです。唯一ヒットした座頭市が国内だけで30億近く行きましたが、他の作品は赤字のものばかりです。しかし赤字といっても、邦画は北野映画も含めて製作費自体がたいしたことないので、赤字の額もそれなりです。DVD化されればモトが採れるで、最終的には黒字でしょう。これは北野武の映画に限らず、日本国内の地味な映画監督作品はほとんどこんな感じなんじゃないかなと思いますので、ますます「凄い」という言葉からは遠ざかります。
ただ、北野武の映画は海外ファンの方が多いくらいなだけに、海外(30ヶ国前後)でも上映されますし、DVDも各国で販売されています。海外配給のない日本国内限定の監督さんと北野武の違いはそこでしょう。
武の海外(特に欧州)のファンは「凄い」です。武の映画は毎年ヴェネチア国際映画祭で上映されていますが、これはなにも武の側からお願いして上映してもらっているわけではありません。ヴェネチア国際映画祭のシステムは、あくまで映画祭側からの出品要請となります。要請を受けた武本人がビックリしたという映画はいくつかあります。例えば座頭市などは、「時代劇だし、今回はお呼びはないだろう」と思っていた為、正式部門(コンペ)上映の話が来た時は「え、コンペ?!」と驚いたそうです(ヴェネチア映画祭はコンペ部門以外にも複数の地味な部門があります)。武がこういう待遇を受けるのは、まさに「ファンの多さ」によるもので、映画祭に武を呼ぶと呼ばないのとでは現地での盛り上がりが違うという事で、率先して呼ばれるわけです。
また、賞歴という意味でも「凄い」と言えるでしょう。
下記は北野武の賞歴であり、全て映画によって得たものです。
■『3-4x10月』
・トリノ国際映画祭・特別賞(イタリア)
■『あの夏、いちばん静かな海。』
・キネマ旬報第65回日本映画ベストテン読者選出第1位受賞(日本)
■『ソナチネ』
・タオルミナ国際映画祭「カリッディ金賞」(イタリア)
・コニャック国際映画祭・批評家賞(フランス)
・国営放送BBC「21世紀に残したい映画100本」『ソナチネ』選出(イギリス)
■『HANA-BI』
・ベネチア国際映画祭金獅子賞(イタリア)
・ニューヨーク国際映画祭ヨーロピアン・アカデミー賞「スクリーン・インターナショナル賞」(アメリカ)
・サンパウロ国際映画祭・批評家賞(ブラジル)
・第12回 オーストラリア映画批評家協会賞 外国作品賞(オーストラリア)
・第41回 ブルーリボン賞 作品賞/監督賞/主演男優賞・他(日本)
・第22回 日本アカデミー賞 最優秀賞・・・音楽賞 (日本)
・優秀賞・・・作品賞/監督賞/脚本賞/主演男優賞(日本)
・第23回 報知映画賞 最優秀邦画作品賞/監督賞・他(日本)
■『Dolls』
・ダマスカス国際映画祭・最優秀作品賞(シリア・アラブ共和国)
■『座頭市』
・ベネチア国際映画祭監督賞・観客賞(銀獅子)・オープン2003賞・DIGITAL AWARD(イタリア)
・トロント国際映画祭ピープルズチョイス賞(最高賞)(カナダ)
・シッチェス・カタロニア国際映画祭 グランプリ(最優秀作品賞) (スペイン)
・第16回日刊スポーツ映画大賞監督賞 (日本)
・第13回東京スポーツ映画大賞 作品賞、監督賞、主演男優賞・他(日本)
・第27回日本アカデミー賞 優秀作品賞・他(日本)
■『監督ばんざい!』
・ベネチア国際映画祭・Glory to the Filmmaker!賞(イタリア)
■『アキレスと亀』
・ベネチア国際映画祭・白い杖(パストーネ・ビアンコ)賞(イタリア)
■北野武自身
・フランス政府よりレジオン・ド=ヌール勲章(シュヴァリエ)/1999年
(レジオンドヌール勲章はナポレオン1世によって制定されたフランスの勲章。
現在もフランスの最高勲章として存在する)
(因みに、スピルバーグ2004年、宮本茂2006年、イーストウッド2007年に同章を受勲)
・イタリア・ガリレオ2000賞/2006年
・カンヌ国際映画祭より「世界の巨匠35人」に選出/2007年
・第30回モスクワ国際映画祭より特別功労賞/2008年
実際の北野武の映画に関してですが、凄いと思う人には凄いし、合わない人にはピンと来ないらしいので、人によって感想が違ってくるでしょう。凄いと思っている人の中には武の数々の賞歴を見て「それなら凄いんだろう」と思ってしまう流されやすい方もおられるだろうし、なまじ毒舌タレントなだけにファンだけでなく多くのアンチも抱えているわけで、それらの方々などは、映画を素直な心で鑑賞しようとはせず、最初から批判するつもりで見ているパターンも多く見かけます(見ないであらすじだけ聞いて批判してる人もけっこう見かけます)。
質問者さんがどういう目線からの「凄さ」を知りたいのかわからないので色々書いてみました。
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- 回答日時:2008/9/13 15:26:43
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