解決済みの質問
記憶について専門知識がある方に質問があります♪
ojalumalさん
記憶について専門知識がある方に質問があります♪
こんにちは♪
私は、中学2年生なのですが、1学期に池谷裕二先生の書いた「記憶力を強くする」という本を読みました。ここで、すこし不思議に思ったことがあるので、詳しい方がいらっしゃいましたら、回答お願い致します(ぺこり
えと・・・脳の側頭葉から海馬に入って1ヶ月間くらい蓄積されて側頭葉に戻されるのが、意味記憶とエピソード記憶だっていうのは、わかりました。ここに感情が加わることや、これが1ヶ月以内に何度も想い出されることで長期記憶に保存されやすくなることも理解できました。
でも、記憶というのは、何も学校の勉強みたいなものだけではないと思うのです。本にはちゃんと「手続き的記憶」という動作を覚えるという記憶もあるということが書いてありましたし、プライミング記憶?だったかな?ちょっと忘れてしまいましたが、そういうのもあるって書いてありました。
でもでも・・・私が不思議に思うのは、「記憶」って言うけれど、考えるということも「記憶」ですよね?。自分のなかである考えをしたら、それも記憶されるわけですが、これは、脳の中の分類を見ていると、たとえば、前頭葉とか小脳とかあります。手続き的記憶は、いろんな部分を使っているとかは書いてありました。
でもでも・・・なんか変だと思うのですが、じゃあ脳って全部記憶しているようなものじゃないのですか?。たとえば、後頭葉には、視覚処理をするメカニズムが詰まっているって書いてありました。こういう部分は、生まれながらして作られるのであれば、遺伝子が記憶していることになります。だったら・・・人間の脳は、記憶の塊ってことになります。
本には、記憶をいくつかに分けていましたが、そんな風に分かれているっていうのは、変な感じがします。1つの記憶に対して、必ずいくつもの記憶が、連携していないと、なんか変じゃないですか?。数字を覚えるみたいなものだったとしても・・・数字を視覚的に覚えているという感じは、私はしません!
詳しい方、私のぼんやりとした疑問をまとめてくれる回答をお願い致します♪
- 補足
- e728006yukiyoshiさん ありがとうございます。書いてくれたことはわかるのですが、手続き的記憶は、海馬で処理されないって書いてあります。。。。
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- 質問日時:
- 2011/7/29 01:00:32
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- 解決日時:
- 2011/7/30 17:12:02
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- 回答数:
- 1
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ベストアンサーに選ばれた回答
記憶の説明の仕方には、いろいろな表現方法がありますが、その本の説明は、とてもわかりにくいような気がします。
私たちが何かを覚えようとするとき、その情報は、まず、「海馬(かいば)」に蓄えられます。 海馬は、短期記憶の一時的な保存場所であり、長期記憶が必要かどうかは、海馬が判断し、長期必要と判断された情報は、大脳新皮質の「側頭葉(そくとうよう)」という別の場所に移されて、長期記憶として保存するようになります。
長期記憶が必要かどうかの判断を左右するのは、海馬に対する刺激の強さです。
例えば、基本的に一度だけ見聞きした限りの情報は、ある程度たてば、海馬は忘れようとしますが、何度も繰り返し入ってくる情報は、海馬に刺激を与え、重要だと判断されます。 例えば、勉強する時に、何度も口に出して復唱の読むのは、海馬が重要と判断し、記憶に残りやすくなります。 勉強でなくても作業職人が毎日、技術を極めると、大きな怪我で、10年くらい何もしなくても、長期記憶で残っているので、再開時には、脳の指令で、ひとりで体以前のように動きます。
何度も繰り返し入ってこない情報でも、インパクトのある出来事も海馬を刺激し、長期記憶に移されます。例えば、もし、あなたが、死亡者の出る交通事故を目撃したとすると、たった一回、見ただけのことなのに、一生忘れない記憶として残ります。 これは、海馬が刺激されることにより、必要と判断され、長期記憶となったものです。 これは、本の中で説明しているエピソード記憶に相当するものです。
人間の脳の容量にには、限界があり、全部を脳が記憶するのは不可能であり、海馬に短期記憶として覚えられたものは、一時的な記憶保管であり、海馬に刺激の弱い情報は、しばらくすると、どんどん忘れられます。
ちなみに、記憶術もこの原理を応用し、海馬をだまして、長期記憶に保存します。 たとえば、「たぬき」と「ミイラ」という2つの言葉を、覚えようとする場合、単純に目で見て覚えようとすると、海馬は、刺激されないので、短期間で忘れてしまいます。 ところが、「たぬきがミイラを踏んずけた」状態を、頭にイメージすると、このありえない、空想の出来事は、海馬にインパクトを与えるため、いつまでたっても忘れません。 これは、エピソード記憶のように脳がだまされ、長期記憶として必要と判断されたということです。
年表のような数字の場合は、数字をものに置きかえてイメージできるように変換して行います。 以前、テレビで紹介された記憶の世界チャンピオンは、何百桁の数字を短期間で記憶しましたが、彼の方法も2桁ずつの数字を全てものに置き換え、全ての桁数を物語り風のイメージで連想して繋げて、行なったものです。
[補足]
「意味記憶」、「エピソード記憶」、「手続き記憶」、「プライミング記憶」だとか、色々な難しい記憶の名称がついては、要は、全て、海馬に与える刺激の強さです。 自殺現場を目撃するすると一生忘れないように、記憶術のイメージ連想でも、ただ、漠然と情景を浮かべるのではなく、ありえない、ショッキングなものや、刺激の強いものを連想します。 上述の「たぬき」と「ミイラ」も、たぬきがミイラを見ているという情景では、印象に残りませんが、たぬきが何度もミイラを踏んずけて、ミイラが粉々になっている情景をイメージすると、海馬には強い刺激が与えられ、長く記憶されます。
[追記]
手続き記憶はスポーツや手芸、工作、楽器など、体で覚える記憶のことですが、脳を経由しないで、体だけが記憶するということは、考えられません。 何度も繰り返し入ってくる情報は、海馬が必要として長期記憶に保存すると同様に、体の動作に対して繰り返し入ってくるスポーツや手芸、工作、楽器などの練習情報も、同様です。 例えば、スポーツや手芸、工作、楽器に関して、体だけで覚えたと言っても、練習時に、コーチや先生から言われた動きに対する細かい注意事項は、いつまでも、覚えており、それを思い出しながら動くことによって、体が練習で覚えた正しい動きに反応する筈です。
余談ですが、私自身は、学生時代に記憶術をマスターし、実際に、暗記科目の試験勉強に応用して成功しており、社交ダンスのアマチュアの競技選手として、体を動かすダンスレッスンの訓練(その本で言う手続き的記憶)でも、師から言われた、アドバイスは、常に、メモをとり、何度も読み返して自主練習を行なっていますので、海馬でも処理されるというのは、実際の経験からもきています。
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- 編集日時:2011/7/30 08:24:07
- 回答日時:2011/7/29 10:00:48
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