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解決済みのQ&A

サンガー法について、分かりやすく説明お願いします。

jet7354gtさん

サンガー法について、分かりやすく説明お願いします。

また、参考書には、配列を決定したいDNAを鋳型にして、相補的
なDNAを合成して、その合成したDNAを使ってこの「サンガー法」
を使用するそうですが、それはなぜですか?
・・・回答のほうお願いします

  • 質問日時:
    2011/8/8 13:13:00
  • 解決日時:
    2011/8/23 05:42:18
  • 閲覧数:
    12,815
    回答数:
    1

ベストアンサーに選ばれた回答

north_fox_yhさん

DNAを合成するとき、
その材料となるデオキシリボヌクレオチド(dATP、dTTP、dGTP、dCTP)を使います。
鋳型鎖の塩基に対となるデオキシリボヌクレオチド(dATP、dTTP、dGTP、dCTP)が
順番に繋げられていき、新しいDNA鎖が合成されます。
(鋳型鎖がAなら、対となる塩基はTなので、dTTPが取り込まれる)

4種類のジデオキシリボヌクレオチド(ddATP、ddTTP、ddGTP、ddCTP)も、
デオキシリボヌクレオチドと同様に新しいDNA鎖の合成時に取り込まれます。
しかし、ジデオキシリボヌクレオチドが取り込まれるとそこで反応がストップします。

では、
4種類のデオキシリボヌクレオチド(dATP、dTTP、dGTP、dCTP)とddATPを使って、
DNA合成をするとどうなるでしょうか。

dATPが取り込まれると、そのまま反応は進みます。
ddATPが取り込まれると、反応が止まり、それ以上DNA鎖が伸びません。
つまり、この反応で出来たDNA断片の末端はddATPであるということです。
この反応で、例えば、10、15塩基の長さのDNAが出来ていれば、
反応開始した位置から、10番目と15番目の塩基はアデニンであると分かります。

これを、ddATP、ddTTP、ddGTP、ddCTPそれぞれで行ないます。

dATP、dTTP、dGTP、dCTP+ddATPなら、末端はA
dATP、dTTP、dGTP、dCTP+ddTTPなら、末端はT
dATP、dTTP、dGTP、dCTP+ddGTPなら、末端はG
dATP、dTTP、dGTP、dCTP+ddCTPなら、末端はC
という具合に。

後はそれぞれの反応物の長さを確認すれば塩基配列が分かる、
という仕組みです。
これをジデオキシ法や鎖停止法といいます。
(ddNTPが取り込まれると鎖の合成が停止するので)
フレデリック・サンガーと言う人が開発し、改良したので、
サンガー法ともいいます。


以前は、ddATP、ddTTP、ddGTP、ddCTPそれぞれ別々に反応をしていたため、
1つのサンプルを読むのに、4つの反応を行なっていました。
しかし、今ではddATP、ddTTP、ddGTP、ddCTPそれぞれを異なる蛍光標識をしているので、
1つの反応で済んでいます。

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