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この昔話をご存知の方、題名等を教えてください。昔、とある村で、旅のお坊さんを...

mb_140さん

2007/3/618:35:38

この昔話をご存知の方、題名等を教えてください。
昔、とある村で、旅のお坊さんを泊めたところ、お礼に2つのお地蔵さんを置いてくれました。
ひとつは、願い事を叶えてくれるお地蔵さん。
もうひとつは願い事を叶えてくれないお地蔵さん。
願い事を叶えてくれるお地蔵さんは険しい山の頂上に。
願い事を叶えてくれないお地蔵さんは、誰もが通る道の真ん中に。
お坊さんは「道のお地蔵さんを毎日皆で拝むように」と言い残し去っていきました。
ところが・・・・・
村人は道のお地蔵さんをそっちのけで、山のお地蔵さんにばかり拝みに行きました。
「悪い疫病がはやりませんように」「豊作になりますように」と、はじめは良いことばかり祈ってましたが、
叶えてくれるにつれ、村人の願いはどんどん強欲になり・・・
「村一番の金持ちになりたい」「隣の田んぼがほしい」「あいつの嫁さんが欲しい」など、
私利私欲の願い合戦で、村は荒れすさんでしまいました。
そこで村人は、はたと気づき、このお地蔵さんを封印し、道端のお地蔵さんを拝むようになりました。
そして、村にふたたび平和がよみがえりました。 と、こんな感じの話です。

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ベストアンサーに選ばれた回答

2007/3/715:00:45

お探しの話しは,宇野浩二の『聞く地蔵と聞かぬ地蔵』のことかと思います。
宇野浩二(1891~1961年)は大正期「赤い鳥」時代の作家で,
芥川龍之介や広津和郎らを友人にもっていました。

・・・・・・・

http://blogs.dion.ne.jp/mrgoodnews/archives/1317025.html

あらすじは次のようです。

昔ある小さな貧しい村に一人の旅のお坊さんが逗留しました。
村人の心温まるもてなしに感謝したお坊さんは、お礼に2体のお地蔵さまを置いて置こうと約束されました。
「村の西のお地蔵さまは「聞く地蔵」で、このお地蔵さまに願うことは皆かなえてくださる。
村の東のお地蔵さまは「聞かぬ地蔵」で、このお地蔵さまに願ってもただ黙っているだけで、願いはいっこうに叶えてくださらない。
けれど、西の地蔵よりも東の地蔵に祈る方がいいのだぞ」
お坊さまはこのように言い残して村をでて行かれました。
村人はおそるおそるその両方のお地蔵さまに祈ってみました。「聞かぬ地蔵」は確かにただだまっているだけでしたが、「聞く地蔵」に願ったことは、ことごとく実現していったのです。
このことを聞いた村人は、皆「西の地蔵」にお参りするようになりました。
その祈りのおかげで、村には病気もなくなり、豊かになり、立派な家が建ち並ぶようになりました。
西の地蔵さまの前にはお店もならび、訪れる人が絶えませんでしたが、東の地蔵さまは訪れる人もいなくなりました。
ここまでだったら「めでたしめでたし」なのですが、そうはいかないのが人間の欲望です。
そのうちに村人は互いに比較しあい、隣のうちより豪華に、もっと金持ちにと願うようになり、悪いことには誰も働かなくなってしまいました。
さらに悪いことには、誰かが、隣人の不幸を願うことになってしまったのです。
「あいつが病気になりますように」「あの家に不幸が訪れるように」と祈りだしたから、たまったものではありません。あんなに豊かで幸福な村は一挙に不幸のどん底に落ちてしまったのです。
村人の間ではいつ自分の不幸が祈られるのかと不安でしょうがなくなり、隣の人も信じられなくなりました。
そこへあの坊さまがふたたびやってきたのです。
「だから東のお地蔵さまに祈るほうがいいといったではないか」
それを聞いた村人は、やっと目が開き、東のお地蔵さまに祈ることにしました。何の願い事も唱えずにただ無心にお参りするだけにしたのです。
その結果、村は貧しくなったけれど、村人たちは再び一生懸命に働くようになり、人々の間の信頼も回復されるようになったということです。

質問した人からのコメント

2007/3/7 15:33:39

驚く ありがとうございます!! 長年探していたのです。知恵袋すご~~~い!!!

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