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防空壕について聞きたいんですけど…
mriroiroさん
防空壕について聞きたいんですけど…
第二次世界大戦中に空襲を避けるために防空壕が作られましたが、あれってどのくらい意味あったんですか?
正直、あそこにピンポイントに爆弾落とされたら崩壊したりして全滅になりますよね?
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nikochan1980さん
一口に防空壕といってもいろんなものがあります。
例えば連合艦隊の司令部があった日吉の慶応大学の地下防空壕や陸軍省や皇居などの
地下防空壕、平たく言えば偉い人が使う防空壕と国民が使う防空壕では作りが全然違い
当然、直撃弾、至近弾に対する防御力も全く違います。
また爆弾と言っても焼夷弾もあれば爆発する爆弾もあり、爆発する爆弾も地上すれすれで爆発するものから
目標に当たってある程度めり込んでから爆発するものもあるのでどのような爆弾を使うかでも話は違います。
また爆弾の大きさもいろいろあります。
平地しかないところでは地面を掘り下げただけのものしか作れない場合もあれば、丘があるところでは
洞窟のように掘ったものもあります。
だから防空壕も様々、爆弾も様々なのでどのくらい意味があったかというのは一概には言えません。
一般国民が使う防空壕は、ほとんどのものが直撃をくらったら中にいる人間は助からないという認識は持っていました。
直撃に近い至近弾でも土砂が崩れ落ち生き埋めになる可能性も認識していました。
コンクリートで固めれば当然堅固な防空壕を作れますが、あらゆる物資が不足していた時代なので、
コンクリートで防空壕を作ることは不可能で、土地を掘り土嚢で固める程度のものが多かったようです。
戦地でも基地など空襲が予想される所には防空壕を作っていましたが、ほとんどは直撃には耐えられないものでした。
直撃をくらったら助からないにしても、直撃されない場合、防空壕に入っているほうが、爆風、破片などを避ける上で安全です。
また機銃掃射対策としてはかなり有効です。
勿論逆に運悪く防空壕が直撃をくらえば、そこに人が集まっているのだから当然一発の爆弾で多くの死傷者を出すことになります。
防空壕の面積と爆弾が落ちる範囲の面積を比較すると、直撃される可能性のほうが低いです。
そして外にいるのと防空壕の中にいるのでは至近弾が落ちた場合、防空壕にいたほうが安全です。
直撃弾と至近弾では至近弾が落ちる可能性のほうがはるかに高いのです。
だから、とにかく確率的に防空壕に入っていたほうが安全だから防空壕を作り、空襲のときは中に入っていたのです。
爆弾がどこに落ちるかわからない以上、ああするしか手がないのです。
ピンポイントで防空壕に直撃弾を命中させれば中の人間を全滅させることはできますが、当時今のような精度の
ピンポイント爆撃は技術的に不可能でした。
ピンポイントで爆弾を命中させるということは、爆弾を何らかの方法で目標まで誘導しなければならないからです。
今はレーザーを目標にあてそのレーザーは円錐形に反射されるのですが、目標から反射されるレーザーを
爆弾の誘導装置が拾い、爆弾についている翼を動かすことでレーザーを辿って行って目標に命中させるものと
GPSで目標に当てる方法があります。
しかしGPSが実用化され実戦で使われたのは湾岸戦争が最初です。
レーザー照射のピンポイント爆撃の最初の成功例はベトナム戦争のときアメリカが北ベトナムの鉄橋を爆撃して
崩壊さるのに成功したのが最初です。
レーザーによる誘導爆撃が可能になるあまでは、ベトナム戦争の頃は第二次大戦のころに比べればコンピューターが
弾道を計算するという極めて精度が高い爆撃が可能になっていたのですがそれでも飛行機を離れた爆弾はあとはただ
重力と慣性に従って落ちるだけでした。
とにかく第二次大戦のときは防空壕をピンポイントで爆弾を命中させる技術も無ければ、爆撃の効率を考えると
ピンポイントで狙うより、B-29で大量の爆弾をばらまくほうが効率的だったのです。
今のピンポイントとまではいきませんが、アメリカが日本本土の空襲を始めたころは主要な工場を狙って爆撃していました。
当時の技術としては最高レベルのピンポイト爆撃です。
アメリカはB-29にノルデン照準機という極めて優れた日本は逆立ちしても作れないような照準機を搭載していましたが、
それでも結構広い工場に爆弾を命中させることは難しかったのです。
急降下爆撃機が急降下して爆撃すればB-29の水平爆撃より精度の高い爆撃はできますが、
B-29の絨毯爆撃に比べれば落とせる爆弾の量は極めて少なくなります。
第二次大戦中アメリカが日本本土に爆弾を落とす最も効果的で効率的な方法はB-29だったのです。
もしB-29が無かったり、日本本土の空襲が不可能で艦載機のみでの爆撃だったら日本はあのような
焼け野原にはなりませんでした。
ドイツはB-17で空襲されましたが、ヨーロッパと違い日本ではB-17による戦略爆撃は不可能でしょう。
沖縄が陥落するまではB-29以外の飛行機で日本本土を戦略爆撃できるものは存在しませんでした。
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indyjo27さん
都内の遺跡発掘で直撃爆弾を喰らった防空壕を調査したことありますが、地表から1m程えぐられ、天井を支えていた四方の柱と梁が全て破損倒壊していました。内部に遺体がなかったので幸いにも使われてなかったようですが、衝撃波や生き埋めになり圧死か酸欠で助からないでしょうね。
lily_of_the_youさん
焼夷弾にはまあまあ効き目があったようです。
とはいえ、爆撃機から人が見えないっていうのが一番大きいんじゃないんですか?
「隠れ場所」として。。。。
ちょっとした保存食をおいていたり。
人が「集まる」っていう事も、安心感の一つになったと思いますし。
もちろん、ピンポイントならどこだってだめでしょうw
tiebo5963さん
まあ、ピンポイントで来られた時はご愁傷様です。それより飛散物、爆風、火炎などから身を守るのが身近で比較的手軽に出来たためだと思います。直撃より二次的被害の方が遥かに多いわけですから・・・。
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