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英語の bird (鳥)や sky (空)は、元々何を意味していたのか?

質問者

yosti1213さん

2008/9/1001:06:45

英語の bird (鳥)や sky (空)は、元々何を意味していたのか?

英語やドイツ語などのゲルマン系言語を比較すると、英語だけが「変わり者」の印象をよく受ける。
例えば、「鳥」は、bird だが、ドイツ語では、Vogel [フォーゲル]で、他のゲルマン系言語でも、[基本形 fogel フォーゲル]に近い綴りと発音だ。また、sky(空)は、ドイツ語では、Himmel [ヒンメル] で、他の同系言語でも、[基本形 himmel ヒンメル] である。おそらく、アングロサクソン時代にはあったはずの、[フォーゲル] や[ヒンメル] が、現代英語には見当たらず、bird やsky といった 「どこの馬の骨」的英単語が、「何の違和感もなく堂々と」使われている。この bird や sky は、元々何を意味していたのか?そもそも一体何語であったのか?また、[フォーゲル]や [ヒンメル]は、一体どこに消えたのか?今でも、England のどこかで、ひっそり細々と、使われているのか?
日本語に例えれば、古代中国語起源の「元気」が使われだす前には、一体どのような大和言葉が「元気」の意で使われていたのか?というたぐいの質問。殆ど実用的なことにしか関心のない英語学習者に、「言語学的な一石」を投じられたらと願う。古英語学、ゲルマン語学、言語学などに詳しい人に問う。

補足zefodefo さん、ご回答ありがとう。よく調べましたね。英語の heaven は、ドイツ語の Hafen [ハーフェン:港] に当たります。デンマーク語の havn [ハウン:港] もそうです。英語だけなぜか、「天」になったのです。ですから、himmel とは、関係ないと思います。Hafen も havn も、スウェーデン語の hav [ハウ: 海] や、「波浮の港」の「波浮」(はぶ)とよく似ています。よかったら、おたよりください。yosti@cpost.plala.or.jp

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ベストアンサーに選ばれた回答

zefodefoさん

編集あり2008/9/1320:45:02

全く他分野を専攻する大学生ですが、多少古英語を齧った事がありますので、おこがましいですが回答してみようと思います。

まず、『sky』について。
手元の英和辞書で語源を調べてみたところ、『sky』の語源は古期北欧語で「雲」を表す言葉だったようです。
『sk-』の綴りがあることから古ノルド語(英語と同じゲルマン語派)の可能性が高いとみて古ノルド語の辞書を引いてみたところ、幸運にも勘が当たっていたらしく『sky』という単語がそのまま載っていました。
意味は英和辞書にあったとおり「雲」でした。
これが古英語時代の終わりごろから徐々に取り入れられ、中世英語の時代には定着していたようです。
また、古英語で「空」を表す単語は『heofon』で、これが後に『heaven』と変化します。
例として、「主の祈り」の現代英語で『Our father who are in "heaven"』「天にまします我らが父よ」と記されている部分は、古英語では『Faeder ure, ðu ðe eart on "heofonum"』となっています。
※註:『heofonum』は『heofon』の与格
つまり、他のゲルマン諸語に『him-』として残っている「空」という単語は、現代英語にも残っているということになります。
尚、「雲」を表す『cloud』の語源も同じように辞書で調べたところ、古英語の『clud』が語源で「岩の塊」を意味するそうです。
辞書の補足説明によると、積み重なった雲が岩の塊のように見えるかららしいです。

次に、『bird』について。
『bird』は古英語の『brid』が語源のようです。
『brid』を古英語の辞書で引いたところ、意味は「若鳥」とありました。
一方、ゲルマン諸語で見かける『fog-』の綴りの単語は、現代英語では『fowl』「家禽」という単語で残っています。
『fowl』を辞書で引くと、きちんと「《古語》鳥(bird)」とありました。
よって、『fog-』で始まるゲルマン諸語に共通の単語もきちんと現代英語に残っている事になります。

私が調べられたのはここまでです。
何故英語だけが「雲」を「空」として転用したのか、他のゲルマン諸語には古英語の『brid』に当たる単語は存在しなかったのか、また存在していたとしたら何故現代語に残っていないのか、などは不勉強のため私では分かりません。
他にもっと詳しい方が回答くださることを願います。



※補足※

ドイツ語の『Hafen』、デンマーク語の『havn』に当たる英語の単語は『haven』(ヘイヴン)「港、安息地」ですね。
『haven』は古英語で『hæfen』、『heaven』は『heofon』ですから、形は似ていますがやはり別単語のようです。
形が似ていて私も良く混同してしまうことがありましたが…。

また、私は趣味で少しだけ印欧語系統の言語を調べたりするのですが、日本人の割りに日本語に疎い部分がありまして…「波浮の港」の「波浮」との関連性は見出せそうにありません。
野口雨情が印欧語に詳しくて、語幹だけ借りてきて日本語に借り入れた…なんてことはないですよね…。

最後に、私は理系の者ですので、もちろんゲルマン語や言語学を修めているわけでもなく、今回の回答もにも100%の責任を持つことはできません。
このような語学の専門知識に対してはあまりお役に立てないと思いますので、申し訳ないのですがお便りの方は辞退させていただきます。
ありがとうございました。

質問した人からのコメント

2008/9/17 00:44:22

成功 ご回答ありがとう。本当に勉強になりました。ぼくだって、言語学はド素人です。あなたのような方がいると、いい刺激になります。堅苦しく考えず、「おっさん、元気!」というつもりでおたよりいただければと思います。また、似たような質問を見かけたら、遊びに来たつもりで、気軽にご回答ください。yosti1213

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