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ヘパリンナトリウムとヘパリンカルシウム、低分子ヘパリンの使い分けについて教え...

sbt0210さん

2008/10/310:31:54

ヘパリンナトリウムとヘパリンカルシウム、低分子ヘパリンの使い分けについて教えてください。

補足ヘパリンナトリウムとカルシウムがあるのには意味があるのですか?あまり血中のNaを増やしたくないときにCaというような使い方なんでしょうか?臨床ではNaの方がよく出ているようですが…

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gtibedgolf4さん

2008/10/822:15:41

ヘパリンカルシウムとナトリウムはさほどかわりないです。低分子ヘパリンは半減期は長いですが、ヘパリンより凝固因子への効果が弱いので出血傾向のある方に有用です。

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aachan1219さん

2008/10/514:12:46

ヘパリンまたは低分子ヘパリンというのは、凝固を抑える(血液をさらさらにする)注射薬です(主として入院中に使用します)。

ヘパリンナトリウムとヘパリンカルシウムは、差がないと思っていただいて大丈夫です。


実は、ヘパリンには類似薬が多数ありますので、最近はヘパリン類と言うようになっています。
へパリン類は、いずれもアンチトロンビンという凝固阻止因子の働きを高めることにより効果を発揮します。
例えますと、へパリン類はアンチトロンビンに対するムチと言うことができます。


【ヘパリンと低分子ヘパリンの違い】
なお、未分画ヘパリン = 標準ヘパリン = ヘパリンナトリウムまたはヘパリンカルシウム、と考えていただいて大丈夫です。

1. 未分画ヘパリン(=標準ヘパリン)(ヘパリンナトリウムとヘパリンカルシウムも同じです):
血中半減期は、0.5〜1時間と短いですので、24時間持続点滴が原則です。皮下注もありますが、個人的には本当に効いているか疑問に感じることもあります。少なくとも、24時間持続点滴よりも効果は落ちると思います。皮下注にすれば多少半減期は長くなりますが、1日2回皮下注を行ったとしても、24時間のうちどのくらい効いているだろうかという感じです。

2. 低分子ヘパリン(商品名:フラグミンなど):
血中半減期は、約2〜4時間と未分画ヘパリンよりは長いですが、やはり24時間持続点滴が原則です。未分画ヘパリンよりも、出血その他の副作用(HIT、脂質代謝への影響、骨粗鬆症、血小板凝集作用など)が少ないとされています。


【未分画ヘパリンのメリット】
安価なことです。また、ほとんどの血栓性疾患に対して保険収載されていることです。
言い方を変えますと、それ以外の点では、全ての点で低分子ヘパリンの方が優れています。

【低分子ヘパリンのメリット】
未分画ヘパリンより副作用がすくない点です。効果も同等以上です。
ただし、若干薬価が高いことと、保険適応がDIC、体外循環の血液凝固防止(透析)など限られている点が短所です。
最近、クレキサンという低分子ヘパリンが使用可能になりましたが、クレキサンは整形外科術後の深部静脈血栓症予防目的に使用されます。


個人的には、低分子ヘパリンが使用できる場合には、低分子ヘパリンを使用したいです。

以下の記事がご参考になると思います。

ヘパリン類
http://aachan1219.jugem.jp/?eid=4166

病気、症状一般
http://aachan1219.jugem.jp/

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