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この春に新築予定なのですが、基礎を布基礎にするかベタ基礎するか迷っています。 ...

ab03goさん

この春に新築予定なのですが、基礎を布基礎にするかベタ基礎するか迷っています。
メーカーの意見は、壁にダイライトを使用するから布基礎でも問題ないと言っています。

地盤があまり良くないので地盤改良する予定です。
改良の仕方は杭を打つ方法です。

布基礎でも問題は無いのでしょうか?

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yc_allabout_kenfukumiさん

大阪で設計事務所をしています。

布基礎とべた基礎の違いですが、建物の重量を支える底面積の違いです。一概にべた基礎が丈夫で布基礎が脆弱である印象がありますが、地盤の状態や地業(地盤改良等)の方法によって、布基礎でも充分な強度を発揮する事が出来ます。
布基礎の場合建物を支える部分をフーチングと云います。それが地面に布(反物)を敷いた様に見えるところから布基礎と呼ばれるようになりました。別に布で基礎を造るわけではありません^^

大雑把な話しをしますので、全てに通用する訳ではありませんが地盤は、スウェーデン式のサウンディング試験等で自沈が無ければ概ね平米当たり3ton程度の重量を支える能力があるとされています。木造の二階建ての建物であれば、その重量は1.5~1.8ton/㎡程度です。ベタ基礎であれば単純に底面積と地耐力の比較になりますので、地震等の短期荷重を見込んでもほぼ安全かなあ・・・と云う結果になります。布基礎の場合は建物の底面積とはならずに、フーチングの面積になりますので、当然建物の底面積より小さくなります。ですので3ton/平米程度の地耐力では覚束なくなってしまいますので、地業工事が必要となるのです。今回は杭基礎をされるとの事ですので、ベタ基礎より安価な布基礎でも良いかと思います。ちなみにダイライトは直接的には基礎の強度とは関係ありません。壁量倍率が構造用合板より良いので悪くはありませんが^^

ベタ基礎・布基礎に共通する事ですが、基礎の立ち上がりを床下点検するために、ところどころ60cm程度の巾で設けない部位があります。そこが構造上の弱点ですので補強をしっかりする様にお願いしておきましょう。

【補足説明します】

建築工事では基礎と杭を区別して考えるのが一般的です。施工業者も異なることが多いです。基礎は文字通り基礎工事。杭は、地盤改良や柱状改良工事等とまとめて地業工事と表現します。
基礎工事の役目は建物の重量を地盤に伝達させる為の建築工事で、地業工事は建物の重量を支える為の土工事です。

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  • 編集日時:2009/1/10 13:08:23
  • 回答日時:2009/1/10 09:22:49

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ryo_vxvさん

布基礎にするかベタ基礎にするかは主に、

1その建物の重量(階数、使用材料にも関係)と
2建物の建つ地盤の支持強度(硬い地盤ほど良い)

によって決まります。
(実際にはこれ以外に地盤の地質種類検討、沈下層の有無や液状化の検討など専門事項がありますが上記が大きな要素)


壁にダイライトを使用するというのは、建物全体が軽いからと言いたいからでしょうが、確かに建物が軽ければ有利になりますので布基礎でもOKになりやすいです。ただし総合的に決まりますので他の事項(地盤の支持力が低い場合など)が良くなければベタ基礎にしないといけない場合も出ます。

ただし、地盤改良(杭とありますが杭ではなく柱状改良という杭状に地盤改良する方法を書いておられると思います。線上に基礎下を改良する方法で比較的深く改良する場合に用いられる方法です。全体を固化剤と攪拌する表層改良方法ですと深いと難しいので。細系鋼管杭を使う工法もありますがこの場合は杭であって通常地盤改良とは言いませんので)をすると言うことですので、法的定められた布基礎で可能な地耐力(30kN/m2以上)がでるまで改良する事が前提(通常ちゃんとやればもっとでます)ですから、法的には布基礎で問題が無くなるはずと言えます。
(改良方法の種類など参考)
http://www.s-thing.co.jp/service/reform.php

結論としては(法的には)問題は無い。又、沈下や建物バランスがちゃんと考慮されている2階建てで、周囲の土地・地盤情況が悪くない(擁壁などが近接して無いなど)なら通常はちゃんと地盤改良されるなら問題は起こりにくいのでOKです。

ベタ基礎にするのは自由ですので、ベタ基礎にすると一般に基礎コンクリート重量が増える為(建物重量が増えたのと同じ)沈下に対して布基礎より不利になりますが、地盤改良を適正に行うなら表層までこの問題は解決しますので、逆にメリットとして適正な底版強度などが設計施工されるなら構造的には一般論ですが有利になります。余裕が出来ることになります。

判断は、ちゃんと施工される限り2階建てなら布基礎でも十分強度は得られますのでOKと思いますが安全を見るならベタ基礎にする方がより良いとは言えます。ただし、なんちゃってベタ基礎(笑)も多くあり、ベタ基礎の形はしているが底版強度などが不足している物はベタ基礎のメリットである不同沈下しにくいとか底版全体で建物を支持できるとかの効果が薄く結局捩れることになるため、「安易なベタ基礎信仰」はかえって危険なのは注意喚起しておきます。(ようはちゃんと設計施工されれば通常土地木造なら布基礎でも普通十分。ただし逆ならどんな基礎でも危険というわけ)

木造基礎は詳細計算によらず例示規定によるなら最低寸法や配筋が決まっています。それはOKなように。(最低規定なので出来れば1ランクはUPのグレードが良い。下記が最低基準)
http://mokuzou.com/01_hou/hou04_joubun/kokuji.html

過去回答で参考になりそうな物も上げておきます
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1319879233
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1420769789

fajekyuriさん

同業者としてyc_allabout_kenfukumiさん の意見を読むといつも感心してしまいます。


まず建物の荷重という物は何で支えられているか?
実は地面が支えています。
ベタ基礎の場合は設置面積を増やして荷重を受けてもらう面積を増やして地面に支えてもらいましょうという考え方です。



しかし、杭を打つという事は建物を建てるような地盤高さでは地耐力が出ないという事なんです。
もっと深い支持層にまで荷重を伝えないと沈んでしまうという事なんです。
力自体は10m~等の杭先端の方まで伝わり支持層によって支えられますが、そうなると上の方のベタ基礎は殆ど意味を成さないものとなってしまいます。
だって積載荷重は杭を伝わって地下奥深くに行っているのに、上のほうでベタ基礎で設置面積増やしても変わらないでしょ?


ただ杭といっても既製コンクリートの杭や鋼管杭などの杭を打ち込む工法や、セメントと土を柱状に攪拌して杭の様な物を作り出すこともあり、杭の打設場所によっては布基礎だったりベタ基礎だったりします。
もうちょっと情報が欲しいところではあります。

poke246さん

杭を打つということは、杭も含めて一体の「基礎」ということでは?
構造計算をして杭の仕様・配置・本数、上部基礎の仕様・配筋等を決めているわけでしょうから、
計算を信用してください。
尚、私見ですが「壁にダイライトを使用するから布基礎でも問題ない」と言うメーカー(営業担当?)は信用できない。

私も補足を・・
一体の「基礎」と言っているのは「工事種別」を「一体」と言っているわけではないのだが・・
布基礎の場合、基礎下以外に杭を打っても意味がないわけだから、
杭の本数や位置、仕様は基礎の仕様と同時に並行して決定するものでは?・・と言っているつもりだったが。

浅層改良は別として、柱状改良でも杭打ちでも仕様規定で基礎を造るには問題アリと思うが。
基礎ぐいを用いた構造とする場合は基礎ばりを設けるでしょ。それは基礎の立ち上げ部分でカバーできるものなのかな?
良好地盤は基礎底版を面で支えますが、柱状改良・杭は点で支えますから、構造計算をしないと大丈夫かどうかは判断できないということ。
又、建物の自重は壁(ましてダイライトは下地材でしょ)以外にも屋根の仕上げでだいぶ変わります。
あっ・・壁はナニを使おうと塗り土以外はそう大差ないです。


結論は、一般的な鉄筋コンクリートの布基礎を計画しているのだったらアブナイ。布基礎の場合の構造計算をしてもらってどの程度のボリュームになるか、杭(柱状改良)を含めた基礎の金額をメーカーに出してもらうことです。分離発注にするかどうかは次の話。

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  • 編集日時:2009/1/12 19:37:19
  • 回答日時:2009/1/10 10:53:23

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