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FCD400とSS400の違い(比較)を教えてください。

質問者

vigor_toshiさん

2009/2/2421:29:06

FCD400とSS400の違い(比較)を教えてください。

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san_bankanさん

2009/2/2601:13:18

●FCD400

FCDとはダクタイル鋳鉄【球状黒鉛鋳鉄】の略称表記記号で次の単語の頭文字です。
Ferrum(鉄)、Casting(鋳物)、Ductile(延性のある、強靭な)
400と言うのは引張強度400N/mm2いう意味を表しています。

鋳鉄とは鉄を主成分とし、炭素を2%以上含有する鋳物の製造に用いるFe-C系
合金です。
厳密には、最高固溶炭素量(C2.0%)以下のものを「鋼」と呼び、炭素(C)量が
2.0%以上の物を「鋳鉄」と定義しています。

<普通鋳鉄> 普通鋳鉄は、鋳鉄中に分散する炭素粒子(黒鉛)
の形が三日月状であることから 「片状黒鉛鋳鉄」とも呼ばれている。
「普通鋳鉄」という名称は特別な合金元素を 添加していないことを表している。

<球状黒鉛鋳鉄> 鋳鉄組織の中に析出している黒鉛の形状が球状であること
から、球状黒鉛鋳鉄と 呼ばれています。
普通鋳鉄の組織では黒鉛粒子は三日月形状であるため黒鉛先端が 尖っていて、
応力が掛かると応力が集中しやすくクラックが入りやすい。
このため普通鋳鉄は大きな塑性変形に弱い。
これに対して黒鉛が球状の球状黒鉛鋳鉄は応力集中が起きにくく、ある程度の
塑性変形に対応出来るため機械的性質が優れている。
このため「ダクタイル鋳鉄」と呼ばれています。


鋳鉄は一般に鋼と比べて溶接性が劣ります。
ダクタイル鋳鉄の場合、鋳鉄用の溶接棒(鉄-ニッケル系)を使用すれば、
母材とほぼ同等の強度・靭性を確保することができます。

通常用いられている軟鋼用の溶接棒でダクタイル鋳鉄を溶接した場合、溶接部に
セメンタイトやマルテンサイトと呼ばれるもろい組織が析出しますが、鉄-ニッケル系
の鋳鉄用の溶接棒を用いることで、もろい組織の析出を抑制できるため、母材と
ほぼ同等の強度・靭性を確保することができます。



●SS400

(一般構造用圧延鋼材) SSとは鋼材の種類を表す表記の略称です。

400と言うのは引張強度400N/mm2いう意味です。(許容応力度ではありません)

特性はC(炭素)・Mn(マンガン)が含まれておらず曲げ、伸び、溶接性、
機械加工性に優れています。

SM490 (溶接構造用圧延鋼材)もあります。

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2009/2/2519:27:35

どちらも鉄系の材料で、“400”という数字部分は同じになっていますが、
片やダクタイル鋳鉄(FCD)、片や生鋼(SS)なので素性が全く違います.
比較にならないと言っても過言ではないでしょう.
例えば、生の鋼は曲げたり延ばしたりという加工もできますが、
鋳鉄は曲がりも延びも殆どしません.

喩えるなら、小麦粉からできているからと言って、
うどんとパンを比較しても意味がないのと似ているかも知れません.

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