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徒然草の 奥山に猫またといふもの を口語訳してください

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質問者

right_kjさん

2009/7/622:31:42

徒然草の
奥山に猫またといふもの を口語訳してください

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frogman03544さん

2009/7/709:04:33

【奥山に猫またといふもの /徒然草:第八十九段】

『原文』

「奥山に猫またといふものありて、人を食らふなる。」と、
人の言ひけるに、
「山ならねども、これらにも、猫の 経上がりて、
猫またになりて、人とることはあ なるものを。」
と言ふ者ありけるを、
何阿弥陀仏 とかや、 連歌 しける法師の、
行願寺のほとりにありけるが聞きて、
ひとりありかん身は心すべきことにこそと思ひけるころしも、

ある所にて夜更くるまで連歌して、ただひとり帰りけるに、
小川の端にて、音に聞き し猫また、あやまたず足もとへふと寄り来て、
やがて かきつくままに、首のほどを食はんとす。
肝心も失せて、防がんとするに、
力もなく、足も立たず、小川へ転び入りて、
「助けよや。猫またよや、猫またよや。」と叫べば、
家々より、松どもともして走り寄りて見れば、このわたりに見知れる僧なり。
「こはいかに。」とて、川の中より抱き起こしたれば、
連歌の賭物とりて、 扇、小箱など懐に持ちたりけるも、水に入りぬ。
希有にして助かりたるさまにて、はふはふ家に入りにけり。
飼ひける犬の、暗けれど主を知りて、飛びつきたりけるとぞ。

『現代語訳』

「奥山に猫またというものがいて、人を食うそうだよ。」
とある人が言ったところが、
「山ではないけれども、この辺りにも、
猫が年を取って変化して猫またになって、人を取って食うことがあるそうだよ。」
と言う者があったのを、
何とか阿弥陀仏という連歌を仕事とした法師で
行願寺の近所に住んでいた者が聞いて、
一人歩きをするような者は気をつけなければいけないと思っていた。

ちょうどそのころ、あるところで、夜が更けるまで連歌をしていて、
ただ一人で帰ってきたところが小川の縁で、うわさに聞いていた猫またが、
ねらいすまして足下へふと寄ってきて、
いきなり飛び付くが早いか首のあたりを食いつこうとする。
正気も失って、防ごうとしても力も出ず、
足も立たないで、小川へ転げ込んで、
「助けてくれ。猫まただ!猫まただ!!」
と叫べば、家々から、たいまつをいくつもともして、
走り寄ってみるとこの辺りで見知っている僧である。
「これはまあ,どうしてことか。」と言って、
川の中から抱き起こしたところが、
連歌の賞品で取った扇や小箱などを懐に持っていたのも、
水の中に入ってしまっている。
不思議にも助かったという様子で、はうようにして家の中で入ったのであった。
飼っていた犬が、暗いけれども主人だと分かって、
飛び付いてのであったということだ。

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