ここから本文です

成年後見制度を利用する際のメリット・デメリットについて教えてください!

このエントリーをはてなブックマークに追加

グレード

タイアップ

質問者

yc_medicalehon_staffさん

2010/6/3010:40:10

成年後見制度を利用する際のメリット・デメリットについて教えてください!

こんにちは。
医学書の閲覧・販売サイト「Medical e-hon(メディカルイーホン)」の編集スタッフです。

認知症・精神障害などで判断力が衰えた人を保護するための「成年後見制度」。
高齢化社会ではすでに、またこれから多くの方が直面する問題かもしれませんね。

とはいえ、実際に制度を利用した場合に、どのようなメリットがあるのでしょうか?
またもし、デメリットがあるのでしたらこちらも併せて、
ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えてください。

どのようなことでも結構です!どうぞよろしくお願いいたします。

・成年後見制度に関するMedical e-honスタッフおすすめの記事はコチラ↓
『法律の基本 そもそも成年後見って?申立ってどういう手続きですか? 答える人 赤沼康弘弁護士』
(月刊ケアマネジメント2009 6月号 より)
http://www.me-hon.ne.jp/meb/bin/product.asp?sku=2000003226181000300...

『成年後見制度を有劾に活用する手立て』
(介護支援専門員 Vol.10No.1(2008.1) より)
http://www.me-hon.ne.jp/meb/bin/product.asp?sku=2000003201153800500...

◆「Medical e-hon(http://www.me-hon.ne.jp)」は医療従事者向けの出版物を、記事論文単位に分割して電子書籍として配信するサイトです。
◆一般の方にも読んでいただける記事も揃えております。ご自身の健康管理や持病の勉強などにもぜひご活用ください。

閲覧数:
30,009
回答数:
4
お礼:
50枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

yurikamiraさん

編集あり2010/7/202:12:51

脳梗塞の後遺症で、ほぼ植物状態になった自分の母親の成年後見人をしています。

後見制度を利用する方の多くは病気=後見制度の利用では無く、後見制度の利用無しでは出来ない法律行為を行う必要が生じた場合がほとんどでしょうし、私の場合も母の土地にアパートを建てる途中で母が病気をしてしまい、後見制度を利用しないと融資が実行出来ないと金融機関から言われた為です。

昨年母は重い肺水腫や心不全を起こし、その度に現在の療養病床から設備の整った病院へ移送して延命措置を行うかどうか、主治医から決断を求められましたが、これは家族としてどうするかを問われたものです。後見人に認められている身上看護の法律では、病院や施設との契約を結ぶ権限はありますが、どのような医療や介護を受けるかまでを決める「医的侵襲権への同意権」はありません。なので、親族後見ではなく第3者後見になった場合など、家族が望む治療形態と後見人の考えが食い違ってトラブルが起こる可能性があります。家族が今の病院から転院して別の治療を受けさせたい、と考えても第3者の後見人が転院手続きを拒否したら転院が出来なくなります。

よく本人名義の預貯金から介護・医療等に必要な費用の出金の為に、後見制度の利用が必要になる場合もありますが、後見制度を利用すると却って制限が加わります。後見人が本人名義の預貯金から出金する為には各金融機関で「後見の設定」を行い、後見人の権限下の口座にしなくてはなりませんが、後見設定の扱いは金融機関ごとに異なります。まず各金融機関共通で本人名義のキャッシュカードは廃止されます。その後、後見人の権限で代理人カードが作成出来るところと、キャッシュカードは一切作れず、窓口、しかも最初に通帳を作成した支店だけで、毎回後見人が公的な身分証明書を提示しての取り扱いになるところがあり、この場合は大変不便です。

また、金融機関が口座の名義人に正常な判断能力が無くなった状態で、違法な出金や解約がされた場合、後見制度の利用がされていなかった事を理由にして、損害の賠償には応じない、という内規を設定している場合があります。

よく金融機関では、キャッシュカードが盗難にあい出金されてしまった場合に、生年月日を暗証番号に設定していた場合は、本人の管理が不十分だったとして、損害賠償には応じない、などの取り決めをしています。

私が後見設定を行った際に、大手都市銀行を含む複数の金融機関から、名義人本人に正常な判断能力が無くなっている場合、後見人の権限下にしておかなかった事は、本人と家族の過失と見なして、倍賞には応じない事になっている、と説明されました。

もし空き巣被害にでもあったら、泣き寝入りということに成りかねません。

実際に後見人になって実感した事は、本人の資産管理に対しての家裁のチェックが甘すぎて、後見人がその気になれば、本人の資産を家裁にばれずに着服する事も可能だという点が気になっています。具体的に書き過ぎると犯罪を助長させかねませんから控えますが、これを防ぐ為には、金融機関と家裁とが連絡を取り合うシステムが必要です。

私の場合、実子が後見人なので後見人と家族の意見が食い違うというトラブルはありませんし、特にデメリットは感じていませんが、被後見人は選挙権を失いますので、選挙の時期になっても、投票用紙は送られてきません。そのような時に、自分の母親をわざわざ手続きをして公的に一切の法律行為を行えない存在にしてしまったのだと実感して、複雑な思いに囚われる事はあります。

でも私の父は既に亡く、母の子は私一人で、母と私は二人だけの家族です。もし不慮の事故等で私のほうが母より先に亡くなってしまったら、植物状態の母が一人残されてしまいます。既に母が被後見人であれば、後見開始の為の審判手続きは省かれ、新しい後見人を付ける手続きだけで済みます。その旨を遺言書に記してこれまでの後見事務報告書、私の葬儀代やとりあえず数か月分の母の入院費が賄える金額の入った口座のキャッシュカードなどをまとめて、母の兄弟達に分かるように保管をして、叔父や叔母達にも伝えてあります。

昨年、まだ43歳の従兄が自身の親より先に亡くなってしまったので、余計に不安が増しました。親が自分に万が一の事があった場合を考え子の為に備えをしておくのと同じように、意思能力が無くなった親が万が一にも一人残された場合を想定して、考えられる手を打っておくのは子の務めだと思っています。

質問した人からのコメント

2010/7/7 13:47:23

皆さま、ご回答まことにありがとうございました。どなたも詳しくご回答いただき大変参考になりました!実際に利用されている方のご意見を伺えたので、選ばせていただきました。

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

このQ&Aで解決しましたか?質問する

閉じる

ベストアンサー以外の回答

1〜3件/3件中

並び替え:回答日時の
新しい順
|古い順

ns27_7さん

編集あり2010/7/300:05:07

成年後見制度とは、認知症や知的障がいなどで判断能力が十分でない人のために、本人の自己決定を尊重しながら、本人の財産管理と身上監護を行う制度です。

法定後見ということになりますと、本人へのデメリットは資格によって欠格事由に該当してその職に就けなくなったり、選挙権を失ったりすることなどがあります。

その他のデメリットとしては、本人の親族を後見人にしておいて財産を勝手に使われたり、他の親族(特に相続人になるような人)から財産を使い込んだという疑いをかけられるおそれがあるということです。

その場合、第三者の弁護士や司法書士、行政書士などの専門家が後見(監督)人等に選任されることもあります。

そうなりますと、選任された方に対して報酬を支払わなくてはならなくなります。

メリットとしては、財産をきちんと管理してもらえますので、例えば、本人が悪徳商法に引っかかったときに後見人に取消権が与えられていれば、後見人が取り消すことができます。

また、身上監護ということで、定期的に様子を見てくれる人がいますので、本人にとっても話し相手ができるなどの安心感があることもメリットだと思います。

特に、身寄りがいない、または、遠くにいてなかなか様子を見に行けない人にとってはありがたいと思います。

また、専門家が後見(監督)人になった場合ですと、法律面などですぐにサポートを受けられるというメリットもあります。

ただし、その場合には内容によって別途、報酬が必要な場合もあります。

専門家には守秘義務がありますので、他人に秘密を知られることはないというメリットもあります。

そして、判断能力があるうちに自分が認知症などで判断能力が十分でなくなったときに備える任意後見制度もあります。

任意後見制度は委任者が受任者に対して判断能力が不十分な状況における自己の生活、療養看護、および財産の管理に関する事務の全部または一部を委託し、その委託にかかる事務について代理権を付与する委任契約であって、任意後見監督人が選任されたときからその効力を生ずる旨の定めのあるものをいいます(任意後見契約に関する法律第2条第1号)。

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル

hiroringさん

2010/6/3012:00:08

これは、成年後見人制度(昔の禁治産の制度)に関する話ですが、
メリットというか制度の恩恵があるのは、後見人を付けるくらいの
財産があったり、後見人を付けないと被害の多い人の場合でしょう。
裕福な人だったら、後見人への報酬なども払えるし、
手続きや後見依頼で必要な、弁護士さんなど法律家への報酬も払えるから。

デメリットと言うより、大多数の日本人にとって使い物にならない制度です。
現在のようにメリット強調の報道や記事が多いのは問題があります。
高齢化社会に関する諸問題への対応だったら、成年後見人制度より
他の法律整備などのほうが重要です。

わざわざ、こんな制度を作ったり使わなくても、18歳や20歳未満などの未成年の
子供は、親や保護者の同意や承諾などが契約などの際に必要といった
ルールが既にありますから、これを、現役世代側が保護者、御老人方が
未成年の子供と同じように保護される対象にするという法整備だけで
十分だと思います。
高齢化社会に合わせて、法律や世の中の制度習慣を変えることにもなります。
現に、一部の県で戸別訪問販売や勧誘などを条例で禁止しようとする動き
など、法やルールの網を全部かぶせて対策する考えもあります。

実際に、成年後見人制度は各地の家庭裁判所などでも相談してるし、
弁護士さんなど法律家の人の所にいけば質問や相談もできます。
しかし、現場では、当の弁護士さん達自身が、自分で言っておられますが、
「裁判所などの手続き期間は長くかかる」、
「かなり重症な認知症などでないと後見人が認められない」、
「自分は後見人関係の法律処理の経験が無くてやれるかわからない」、
など、弁護士さん達自身もあまり熱心に取り組んでないケースも多いです。

私は、成年後見人制度についての相談や質問を受けた場合は、
一部の例にしか役に立たない制度であるのを必ず説明するようにしてます。
財産の多い人や、会社関係などをしてて、お金があったり法律家利用の
できる人だったら、使っていくといいと説明しますが、
一般の人の場合は、わざわざ法律家に報酬を払ったりしないといけないことや、
それだけの苦労をしても、あまり有効な後見人としての権限は得られない
制度になっていることを必ず説明しています。
裁判所などの法的手続きも時間がかかるので余計に事態を悪く
してしまうことだってありますから。
時間がかかっても後で何かを取り戻せるメリットがあればいいが、
そんなものは無くて無駄骨になるような制度ですし。
後見人だって万能じゃないですし。

そもそも、一般の財産の多くない普通の家庭の人が、
老人介護などで成年後見制度を利用しようかと考えるケースでは、
制度など利用しなくても、他の方法をどんどんとればいいことに、
すぐに気がつきますから。
昔からそうですが、多くの人が禁治産などの処置はしてません。
代わりに、というより、もっと普通にやってた方法があったわけです。
単に、そうやっていけばいいだけですから。

根本的な問題の一つを指摘しておきます。
現在の日本の老人医療や老人介護の問題を多くしている
基本的な間違いの一つとして、
「医療保険制度」(後期高齢者医療などの制度問題)と、
「介護保険制度」(介護サービス利用時の公的保険)と、
2つの保険証が発行され、保険料徴収なども別々です。
介護施設内では介護保険ですが、御老人が病気になった時、
病院に連れていくかどうかでモメることが多いんです。
介護施設側の費用範囲内だけでの医療に制限されたり、
病院の医療保険と同時利用が認められないんです。
現在、幼稚園と保育園の一元化が検討中ですが、
それと同様に、介護保険と、介護保険対象者に対する
医療保険も一体化すべきでしょうね。
介護ヘルパーの人が病院の入り口までしか付き添えず、
そこから先は病院職員のサービスと別々になったりしてます。
本来は、一つの総合的な公的保険制度が必要なはずです。

「成年後見制度」は、この2重制度問題にさらに、
3つ目の法律家が介入した制度や制約や負担をかぶせる
ような迷惑な制度の一面があるんです。
いっそのこと、後見人関係の諸費用も、
介護保険などの老人向け保険で公的徴収したらどうでしょうか。
公平に、日本国民が誰でも恩恵を受ける制度になるでしょう。
老人医療や介護関係での民事紛争は起きやすいですが、
法律家が問題を共有してれば、もっと有効になるでしょう。

ただし、現在の成年後見制度のような、お金持ち向けの
話でなく、一般の人を対象にして働いていただくことになるので、
介護施設で仕事をされるような方と同様の低額報酬で、
法律家として日本のために貢献していただく覚悟は必要ですよ。
お医者さん達でも、高齢な老人医者になると、かなり能力落ちてます。
医者自身の高齢化問題も現在の日本では深刻です。
同じように、高齢なお医者さんは、低額報酬で老人医療に
きちんと貢献してもらうことが、日本のこれからのために必要になるでしょう。

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル

siori6530さん

2010/6/3011:43:23

在宅介護の現場でケアマネをしているものです。
現場から実際に感じたことを書きます。
高齢者の場合の成年後見制度利用は、その多くが認知症によってということだと思いますが、事前に自分で後見人を定めるという方法以外では、利用は難しいというのが現状です。実際は子どもや配偶者などが制度利用ということでなく、肉親として判断しているのが普通です。成年後見制度として他人が後見人になる場合は、そのなり手の多くが弁護士ということになると、相当の財産・資産があってなおかつ身内がいない場合は必要になると思いますが、あいにく、そういうケースはほとんど無いです。

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

ID/ニックネームを選択し、「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問や知恵ノートは選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

ほかのID/ニックネームで利用登録する