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犬の肝臓、GPT

tiatia1217さん

2010/7/1523:45:25

犬の肝臓、GPT

GPT250ほどあります。4歳のトイプードル、男の子
いつも言っている病院とはほかに、セカンドオピニオンにかかりました。レントゲン、エコーなど何も異常はなく、とにかく普通に元気です。
ただGPTのみ高いだけ。
今回かかった病院では、もともと高い子もいるからあまり気にせずに、将来悪くならないようにだけ、定期的に血液検査をしてください・・・といわれました。
いつもの病院では、薬をしっかりのんで療法食にかえなさいとのこと。

どちらを信じたらいいのでしょうか?
こっちの神経がまいってしまいそうです。
どこまで治療したらいいのか、それとも見守るだけでいいのか・・
みなさんならどうしますか?

GPT250はどれほど悪い状態なのでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

aluremu27さん

2010/7/1609:12:34

もともと高いコもいるという場合の理由をお聞きになった上で、それがそれほど気にかける類のものいでなければ、ある程度の安心は出来るでしょうが、GPT以外の肝臓に影響して変化のする項目の血液検査の結果と比較して考えていくことは重要になるかと思います。

GPT250は、決して無視できるような数値ではないと思います。


「肝臓」という臓器は「身体の化学工場」と呼ばれ、体内で生じるさまざまな化学反応を担っています。
ここでの化学反応があるからこそ、体内細胞は栄養とエネルギーを得て活動を続けることができるのです。
その働きのひとつに「解毒」という働きがあります。
身体にとって有害である、あるいは不必要な物質を安全な物質に作りかえ、体外に排泄するという働きです。

身体にとって有害な物質は、添加物や薬品など化学物質というイメージがありますが、実はそれは肉、魚、卵、乳製品や大豆など「タンパク質源」の中にもあります。
タンパク質は身体を作るために必須の栄養素である一方、体内で「アンモニア」という有毒物質を作ります。
肝臓はこれを「尿素」という安全な物質に作りかえているのです。

これが、好きなタンパク質源を食べたいだけ与えてはいけない理由のひとつです。
さらに肝臓は「沈黙の臓器」。
なかなか不平不満を発しません。
一方で、「なんとなく食欲がない」、「ムッとする」、「脂っこいものを食べたくない」などといった症状で控えめにアピールをしています。

この時、私たちは食事を抜いたり、さっぱりしたものを食べたりといつもの食事から「減らす」ことを考えます。
しかし、用意された食餌を食べるしかない犬は、体調不良が表面上に現れていなければ、出されたものを食べるしかないのです。

GPTの上昇が食べ物からの影響が考えられるかもしれないというのは、一般的な見解です。
そのため、ひと月程度肝臓疾患用の処方食(肝臓の予備能力、再生能力にかける、炎症を抑える薬剤を投与して進行を食い止めると同時に、アンモニアの発生を抑えるための低タンパク食)以外のものは与えないで再検査を行い、それで下がる傾向にあれば食餌を見直す必要があると判断して、肝臓の負担を軽減していくことで健康管理を考えるということは多いでしょうか。

また、食餌管理でそう変化がない場合には、肝臓の血液検査の数値により、そこに投薬治療(腸管内のアンモニア産生や吸収を防ぐ薬剤を与えて、肝性脳症を予防するなどの対症療法)を加えて、何日または何週間か後に血液検査を行って、その反応を確認するということもあります。

病院により違いがあるのは、第一選択肢の違いや、治療方針がどこの病院でも同じということではないからです。
そこにはそれぞれの獣医師のこれまで自分で行った症例での反応例や、一般的な症例からの治療法を通して考えていくからでしょう。


肝臓は体内の臓器の中でも再生能力の高いものなので、肝疾患により80%以上の肝細胞が壊されない限り、機能はほぼ正常に保たれます。

しかし、80%以上が壊れて肝臓の機能が損なわれると、肝不全になって初期では食欲不振、嘔吐などが見られ、症状が進むと黄疸なども見られるようになります。


肝臓の主な働きは、大別すると、
1代謝
2解毒
3排泄
です。

それは身体にとって必要なものを取り入れ、分解と合成を繰り返して、そこから毒性のある物質を取り除いて必要な栄養素を身体全体に送る。
さらに、その過程で生じた不必要な物質を体外に排泄するという生命維持に非常に重要な役割を果たしているからです。

肝臓では、身体が必要とするタンパク質やエネルギーが合成、蓄積されますが、これはどの動物にとっても同様に必要です。
ということは、肉食寄りの雑食である犬の場合、「解毒と排泄」という機能に草食動物よりも負荷がかかっているのかもしれません。


さらに、「肉」の場合、その毒素は「脂肪」に蓄積しやすいといわれています。
これらのことを総合して考えると、タンパク質の摂取源が「肉」であり、脂肪に対して嗜好性、消化とも高い犬の食餌は、必然的に草食動物よりも肝臓は頑張ってもらわないと困るわけです。

しかし、その食性は変えることができません。
つまり、
a)毒素を多く含まない食材を使用する
b)毒素を少しでも排泄する調理法をする
c)毒素の排泄を促す工夫を食生活に取り入れる
この3点は、私たち飼い主が肝臓の健康、そして生命維持を良好にサポートするために重要な要素だと考えられます。

しかし、これも体調が悪くなる前や、80%以上の肝細胞が壊される以前に考える方が改善もしていきやすいでしょう。

また、体外に毒素を排泄するには、十分な水分摂取も重要です。


肝臓の仕事でもある代謝、解毒、排泄が、どの程度回復するかということを食餌面や、血液検査で確認しながら、考えられる要因を突き止めていくことは必要であるように思います。

質問した人からのコメント

2010/7/22 17:44:36

詳しい説明をありがとうございました

ベストアンサー以外の回答

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you1218maiさん

2010/7/1600:10:26

GPTの正常値は10~100なので、数値的には結構オーバーしていますね。

GPTが高くなる原因は分かっていないという事ですよね?
まだ若いですし、出来るならば正常値に戻る方がいいので、添加物やアレルゲンを避けながらの食事にしてみては如何ですか?
アレルギー検査を一度してみるのもいいかもしれません。
薬を飲ますのに抵抗があるならば、定期的な血液検査と食事を改めるだけでも、数値が下がってくる事もあるかと思います。
毒素を取り除く臓器なので、なにが原因でダメージを受けているかが分かれば、この先の食事や治療法が分かりやすくなるかと思います。

疑問は遠慮なく獣医に聞いても大丈夫ですし、肝臓の仕組みや病気を調べておくのも大事だと思います。

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