解決済みの質問
アジア通貨危機は、どのような理由で起きたか詳しく教えてもらえませんか? IMFを...
アジア通貨危機は、どのような理由で起きたか詳しく教えてもらえませんか? IMFを関連付けてお願いします。
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- 質問日時:
- 2010/7/21 23:20:47
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- 解決日時:
- 2010/7/23 08:10:56
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ベストアンサーに選ばれた回答
アジア通貨危機の発生とIMFは直接関係ありません。
アジア通貨危機を詳しく語るとブレトン・ウッズ体制まで遡るためここでは難しいと思います。
まー基本的にはそんなに複雑なことではなく、アメリカの我儘が原因です。
ブレトン・ウッズ体制が崩壊後、世界の主要通貨は変動相場制に移行します。しかもアメリカは産業的な国際競争力が低下して双子の赤字に苦労するようになりました。
そこで、主要国がアメリカのプラザホテルに集まってドルの相対的価値を下げる国際協調に合意しました(まずここがアメリカの第一の我儘)。そのため、アメリカ以外の主要国は自国通貨価値の上昇のため不景気になり、企業が周辺の発展途上国に工場を移転させる産業の空洞化が起こります(この時日本ではバブルが発生し、不景気を脱出する)。
当時の発展途上国の多くはまだ自国通貨のドルペッグ制を続けており、東アジアの国々も自国通貨の円に対する相対的価値が下がり、日本企業の下請け業務で輸出を拡大していきます(急速な経済成長)。
しかし当時の東アジアの国々には生産設備を生産する能力がまだ無く、日本などの先進国から設備を購入していたため、輸出の伸びに比例して輸入も伸びており、1990年代中盤には経済成長率は高いが貿易収支は赤字という不安定な状況になりました。本来であれば貿易赤字は自国通貨の切り下げにつながるのですが、高い経済成長率が長く続くという予想と設備投資が行き渡れば貿易黒字になるという予想のもと通貨の安定と外国からの投資の増加を生んでいきました。
そうした中、アメリカが安いドル政策では双子の赤字を解消できないために高いドル政策で世界中からアメリカにドルを還元する政策を打ちだしました。180度金融政策を変換したのです(アメリカの第二の我儘)。
当然、東アジアの国々の通貨も円に対して切り上がります。一夜にして輸出の伸びが期待できなくなったのです。そうして一気に先進国(主に投資ファンド)が東アジアから投資資金を引き揚げ出したのです。ここで東アジアの国々が変動相場制に移行出来れば傷はもっと浅くて済んだのですが、変動相場制に変更できない理由がありました。東アジアの企業は融資をドルで受けていたのです。ドルペッグ制維持のため東アジアの国々の通貨の金利はドルよりもはるかに高く設定してました。そこで各企業は金利の安いドルで融資を受けていたのです。自国通貨がドルに対して切り下がると企業が負債を返済できなくなり倒産してしまいます。
そこに目をつけたヘッジファンドが東アジアの通貨を借りては売りまくる行動に出ます。売られる通貨は切り下げ圧力がかかりますが、切り下げられると自国企業が破たんする政府が必死に買い支える戦いを続けますが、とうとう支え切れずに自国通貨の切り下げとともに企業の大規模な破たんが発生しました。
これがアジア通貨危機の発生の大まかな説明になります。
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- 回答日時:2010/7/22 21:14:17
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