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「血栓閉塞型急性大動脈解離」「ULP」について教えてください。

質問者

wakonootyaさん

2011/12/2018:23:03

「血栓閉塞型急性大動脈解離」「ULP」について教えてください。

身内が「血栓閉塞型急性大動脈解離」で入院中です。
手術はせずに経過観察中なのですが、CT検査をした所
「ULP」が見られるので要注意と言われました。
口頭のみの説明で良くわからなかったので、ネットで
探してみましたが、いまひとつ理解できませんでした。
どなたか、詳しい図が載っているサイトをご存知ないでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。

閲覧数:
9,798
回答数:
1

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ベストアンサーに選ばれた回答

grandagesさん

編集あり2011/12/2222:20:36

「血栓閉塞型急性大動脈解離」


大動脈(血管)は内膜・中膜・外膜と3層からできています。中膜のレベルで2層に剥離してここに血液が流れ込んだり血腫を作ったりするものを大動脈解離と言い、発症後2週間以内の大動脈解離を急性大動脈解離(AAD)と言います。

分類は、『どこに解離ができるか?』『解離した場所での血流状態』で分けられます。

>手術はせずに経過観察中
との事から、上行大動脈に及んでいない、大動脈弓~下行大動脈での解離・スタンフォードB型に分類されると思います。

血栓閉塞型(偽腔閉塞型)とは内膜に損傷はない(あっても軽度)もので、真腔(血流がある血管)と偽腔(解離によってできたスペース)との交通がない場合を言います。言い換えれば、偽腔は血の塊(血栓)になっています。真腔-偽腔に交通があれば偽腔開存型と分類します。

スタンフォードA型解離よりもスタンフォードB型解離、偽腔開存型より偽腔閉塞型の解離のほうがそれぞれ予後が良いとされています。


「ULP」
血栓閉塞型(偽腔閉塞型)解離のうちで、局所的に内膜を突出して偽腔のほうへ顔を出しているが、真腔-偽腔の交通は認めないものがあります。これがULP(ulcer-like projection)であり、これがある解離をULP型として新たに分類されるように最近なりました。
このまま、真腔-偽腔が交通せず、保たれればそれで良いのですがULPが大きくなったり、偽腔開存型へ移行したりするリスクがあり今後も造影CT等で経過観察していくことになると思われます。

図については、直接医師から絵を描いてもらうと良いと思います。簡単な絵で説明できますので、わかりやすく描いてくれると思いますよ。

どうぞお大事になさって下さい。

質問した人からのコメント

2011/12/27 21:53:13

降参 丁寧なご回答ありがとうございます!
解離についてはサイトが沢山あり、何とか理解出来たのですが
ULPがさっぱり分からない状況だったので・・・本当に助かりました。

身内は残念ながら「スタンフォードA型」との診断で、脳梗塞も同時発症
したため、手術は出来ないとの事でした。(書き方が悪くてすみません)
これからどうなるか分かりませんが、家族として出来る限りの事を
していきたいと思います。本当にありがとうございました!

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

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