解決済みの質問
電話で「もしもし」
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- 質問日時:
- 2007/10/10 15:10:45
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- 解決日時:
- 2007/10/13 09:45:45
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- 回答数:
- 3
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ベストアンサーに選ばれた回答
過去の解答にも「申す申す」がありますが、「申す申す」というのは正確ではありません。初期の電話では、「申す申す」でも「申します申します」でもなく、「おいおい」と呼びかけたそうですから。交換手が「申し上げます」といったというのも、「もしもし」の語源ではありません。なぜなら、電話が登場するずっと以前から「もしもし」という言葉が存在したからです。
初期の電話に使われた呼び出しの「おいおい」は今も人に呼びかけるときに使いますが、その丁寧ないい方が「もしもし」です。もともとは路上で人に呼びかける言葉である「もしもし」や「おいおい」ですが、これがそのまま電話でも呼びかけに使われたのです。
この呼びかけの「もしもし」は、もとは単独で「もし」と使いました(「おいおい」も単独で「おい」とも使います)。
この「もし」は、江戸時代中期以前には「もうし」と長く発音しました。「もうし」の語源は、広辞苑には、
もうし【申し】(モウスの連用形から)
<名詞>
1.申すこと。報告。挨拶。源桐壺「宿直―」
2.申し請うこと。ねがい。請(こい)。謡、春栄(しゆんねい)「若宮の別当の―により、囚人七人の免状の事」
<感嘆詞>
3.敬意をこめて呼びかける時にいう語。狂、若菜「―何と思召すぞ」
のように、「申す」の連用形です。ただし、3.の感嘆詞の、呼びかけの「もうし」は命令形「もうせ」が混じっている可能性もあります。
「もうし」>「もし」>「もしもし」という順にできた言葉ですから、「申す申す」が語源だというのはやはり正しくないことになります。
さて、「もうし」は旧仮名では「まうし」「まをし」ですから、平安時代時は「モーシ」でなく文字どおり「マウシ」と発音しました。ところが仮定の「もし(~すれば)」は、平安時代でも「もし」で万葉集にも「もし」と使われているので、呼びかけの「もうし」と仮定の「もし」が別々の単語であったことは明らかです。
しかし、仮定の「もし」は、仮定の意味のほかに推量「もしや、もしかして、ひょっとして」の意味でも使われました。
江戸時代中期の人が、
「もし、あなた様は御奉行様ではござらぬか」
といったとき、この「もし」は、「もしや、ひょっとして」の意味の「もし」なのか、「もうし」の「もし」なのかは区別できません。この点から考えると、呼びかけの「もしもし」の「もし」の起源に、「もうし」だけでなく、仮定・推量の「もし」が混じっているというのは、あながち間違いとはいいきれないのです(でも「もしも」ではない)。
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- 編集日時:2007/10/10 17:19:07
- 回答日時:2007/10/10 16:56:03
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