ここから本文です

ヨーロッパ貴族の過去と現在

このエントリーをはてなブックマークに追加

質問者

yu_sakura2001さん

2009/3/1710:02:00

ヨーロッパ貴族の過去と現在

イギリスの卿は別としてヨーロッパ貴族の話をお聞かせください。

過去は貴族は決闘でかなり死んだと聞きました。決闘は相手に謝れば避けることも出来たと聞きますが、この場合国王や親あるいは親族から何らかの制裁があったのでしょうか?

次にどうしても戦争があると貴族が率先して戦場へ行く雰囲気があります。これを避けると爵位剥奪や笑いものにされるなどの制裁はありましたか。

最後に現代の貴族ですが、どのような職業に就いているのでしょうか。最大の特権であるところの免税が無くなっています。映画「ショコラ」をみても伯爵といいながら村長さんしていました。たとえばウェイトレスとか道路清掃などしている人もいるのでしょうか。

補足すいません、ついでですがフランスは20世紀まで決闘が行われたらしく介添人も4人居たと聞きます。もし、一方の貴族が卑怯な振る舞い(合図前に撃つとか後ろから撃つ)などといった場合はどうなったでしょうか?西部劇ではリンチにかけられたと思いますが。

閲覧数:
3,529
回答数:
2

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

編集あり2009/3/1711:38:30

① 大人の世界は体面がすべて。理由はどうあれ謝るということがまず恥なんです。、また謝罪するということは、決闘があろうがなかろうかあ、現実的に難しい。ま、なにかはっきりした誤解があったとか、なんかれば別ですけど。あと決闘は多くの場合、もっと単純に断れます。ただ拒否すればいい。謝る必要もない。以後は喧嘩別れ状態というだけ。決闘は軍隊内では禁止されていたし、民間でも違法であることが多い。国家や世間は、この無益な争いを諌める側です。しかしそうはいっても、喧嘩ですから、どうしても起るし、勝手に殺しあったというだけ。

② 貴族制度は、中世の終わりに、国王の軍隊・宮廷に取り込まれたので、貴族であり代々軍人の家というところは少なくありませんでした。しかし爵位と職業は別です。彼らは軍人という職業がゆえに出征するのであって、軍に任官してない貴族は、戦争とは無関係。志願制度のため、そもそも従軍を避けるということが理屈合わないわけですが、軍法による重罪ですから、刑罰をうけます。しかしさっきもいったようにこれは軍人としての職務の話であり、貴族であるという理由でそういうことになりません。貴族の爵位というのは、私有財産です。軍の階級と混同する人がたまにいますが、全く違います。爵位に職務は付随しません。つまりこれは称号であり財産でしかないのです。よってそれを奪うことは、よほどのことがないとありません。国家反逆とか宗教的破門とか、滅多にないような状況のみです。

③ 現代の貴族は、というか、ヨーロッパの全ての国、すべての人間には、基本的人権が認められていますから、職業選択の自由があります。だから本人が望む仕事についています。ウェイトレスや掃除夫を下級の仕事をしている人のようにゆうのは失礼千万だと思いますが、もと貴族の子孫の数自体が膨大なので、ホームレスだろうがなんだろうがいます。ちなみに、往時の貴族の特権として大きいのは、免税だけでなく年金があげられます。金を払わないでいいだけでなく、国からお金をもらっていたのが貴族です。

あとイギリスでもこのような状況は同じです。イギリスの貴族制度も議員特権がなくなったので、名誉のみという他国と同じ状況になってます。

質問した人からのコメント

2009/3/25 01:19:09

感謝 さすがはgeneral_hoche様です。感心いたしました。またの機会によろしくお願いします。

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
簡単にみんなで作るショート動画アプリ Yahoo!Chocotle for Android(無料)
ベストアンサー以外の回答
1〜1件/1件中

ojitrick3さん

編集あり2009/3/2116:58:10

貴族といっても文官、武官があります。東洋のように文官優位ということはありませんでしたが、当然文官は従軍の義務を負いません。代表的な文官はメッテルニヒ、タイレラン、フーシェ、ウイッテなどが挙げられます。彼らは外交、財務に携わっておりそれはそれはとても大切な役割をしていました。しかしながら、武官の家柄も多数あります。もちろん武官が戦争放棄となれば脱走兵とみなされ極刑です。また、軍の重要な地位にいる場合などは戦闘能力がある段階で降伏することも重罪とされています。たとえは日露戦争の時旅順要塞司令官のステッセルはまだ戦闘能力があるうちに降伏したということで死刑判決を受けています。(後に特赦により赦免)

一方の決闘ですが、日本では喧嘩両成敗が原則ですのでほとんどありません(決闘高田馬場は例外)。
しかし、武士が体面を重んじた以上にヨーロッパ貴族は家名や体面を重要視しました。不名誉な行為、言動に対しては決闘を申し込むことが暗黙の了解として出来たのです。もちろん、謝罪などで済ませることが出来ますがその後はどのような人生が待ち受けているかは明らかです。少なくとも日の当たるところに出ることは出来ず、自分のみならず家族にとっても大変な不名誉なのです。爵位剥奪などは表沙汰には無いですが、誰からも相手にされなくなります。一命をかけて家の名誉を重んじたのです。
日本人の武士道精神と共通するものすらあります。

また、追記に対する回答ですが決闘には介添人ではなく立会人が双方から選出されます。かられは武器を持っているため卑怯な振る舞いがあった場合は即座に射殺されてしまいます。

ヨーロッパの決闘は勝った方が神の意志であるという決闘裁判の思想が元になっています。

納税免除などの特権を失った貴族はいい方でかつての館をホテル、ペンションなどにして生活費を得ています。むろん貴族といえども一般人と同じ労働をしなくては生活が出来ません。就職などでの優先権もありません。イギリスでも皇位継承権10番以下の人だとそれこそ我々と同じ生存競争をして生活をしている具合です。皇位継承権の上位者のみ若干の特権がある程度です。

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

ID/ニックネームを選択し、「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問や知恵ノートは選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

ほかのID/ニックネームで利用登録する