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マインドフルネスとは?

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質問者

lucifered_crowさん

2009/6/315:24:22

マインドフルネスとは?

マインドフルネスについて調べてレポートを書く課題がでています。
そこで、マインドフルネスについて自分なりに調べてみたのですが、

今の瞬間の現実に常に気づきを向け、その現実をあるがままに知覚し、
それに対する思考や感情には捉われないでいる心の持ち方、存在の有様。

といった説明しか出てきません。
なんとなくこういうことなのかな?というイメージはできるのですが、
それをレポートにして、みんなに説明するほどには理解できません。


・マインドフルネスの意味や概念、歴史について
・マインドフルネス瞑想とマインドフルネスは同じもの?
・ヴィパッサナー瞑想とマインドフルネス瞑想は同じものだと考えていいのか

これらについてどのようなことでもいいので教えてください。
これらについて詳しく触れられているサイトや文献でもいいです

よろしくおねがいします

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ベストアンサーに選ばれた回答

2009/6/723:18:37

http://www.iu-therapy.com/topics/mindfulness.html


マインドフルネス(mindfulness)とは「良く気を配ること」という意味です。

動作、呼吸、想念などを、判断や評価をまじえず、観察し続ける瞑想法をマインドフルネス瞑想と呼びます。

ベトナムの仏教僧で、アメリカ、フランスなどで平和運動を展開しつつ瞑想を教えたティク・ナット・ハン

(邦訳『禅への鍵』など)はマインドフルネスという言葉を良く使いました。ちなみにティク・ナット・ハンは

ノーベル平和賞の候補にもなりました。

ティク・ナット・ハンが広めた瞑想法が、心理学者達に注目されるようになり、東南アジアの上座部仏教

(ブッタの時代の仏教を比較的忠実に伝えている派閥)に伝わる瞑想法全般に関心が集まるようになりました。

そして、認知行動療法にも、そのような瞑想法が取り入れられるようになったのです。

仏教は、インドから東方に広まっていく時、大きく2つの経路をたどりました。チベット、ネパールなど

ユーラシア大陸中部を通って伝わった南伝仏教と言われるものと、東南アジアを通って伝わった

北伝仏教(上座部仏教)です。

南伝仏教の瞑想は、イメージを多用します。心理療法でいうと、臨床催眠療法、NLPの各種技法の中で

イメージを用いるものと類似した面があります。

他方、北伝仏教の瞑想は、今この瞬間の自分の状態に気づくことを重視します。

ティク・ナット・ハンの広めた瞑想法やヴィパッサナ瞑想と呼ばれるものがこれに相当します。

認知行動療法に取り入れられたマインドフルネス瞑想は、その現代版といえます。

このような気づきを重視する瞑想が不安、うつ、あがり、緊張、その他の悩みの解決に役立つことは、

古くから知られていました。最近、次のような体験談も出版されました。

カンボン・トーンブンヌム著『気づきの瞑想で得た苦しまない生き方』

この本の著者はタイの体育教師でしたが、水泳の飛び込み実習中の事故から

全身麻痺状態になってしまいます。ほとんど寝たきりで過ごすしかない苦しみのなかで瞑想に出合います。

そして瞑想を通じて、悩みを乗り越え、心の安らぎを得て、現在は後進の指導にもあたっておられます。


不安、うつ、あがり、緊張の改善になぜ有効か?

認知行動療法の研究者達は、前述のように、効果判定の研究を重視します。

マインドフルネス瞑想が、不安、うつ、あがり、緊張の改善に有効であることを実証し、

なぜ有効なのかを探求した研究は、徐々に増えてきています。

先に述べたベンソン達の瞑想の効果についての初期の研究では、集中に焦点を当てたタイプの

瞑想法を扱っています。そのような瞑想法では、1つの対象に注意深く集中し続けることに習熟すれば、

深いリラクセーションが得られ、不安、うつ、あがり、緊張が軽減することがわかりました。

他方、マインドフルネス瞑想は、集中→リラクセーション型瞑想ではなく、洞察型瞑想です。

すなわち体験されるあらゆることに注意を向けつつも、いっさいの解釈や判断をしないで、

注意深く探ってみるという瞑想法です。

このタイプの瞑想法についての研究によれば、「脱中心化」(脱同一化ともよばれます)という態度が

身に付くことが、不安、うつ、あがり、緊張軽減に役立っていることがわかりました。「脱中心化」とは、

不安、うつ、あがり、緊張というネガティブな感情が、現実の事態を適切に反映したものではなく、

また自己の中心的側面でもないと気づくことです。いわば不安、うつ、あがり、緊張に飲み込まれずに、

距離をとれるようになるということです。


従来の認知行動療法では、不安、うつ、あがり、緊張が生じてきている時の思考の内容を吟味し、

それを適切に修正することで、不安、うつ、あがり、緊張を軽くしようとします。

確かにこれが功を奏することがあります。しかし、認知行動療法の実施中に思考の内容があまり

変化していないにもかかわらず、効果があがる場合があることがわかってきました。

そのような場合には思考の吟味の過程で「脱中心化」が不安、うつ、あがり、緊張を軽減している

のではないかと推察されました。

そこで「脱中心化」という態度を身につける技法として、マインドフルネス瞑想が注目されるようになったのです。

上座部仏教の瞑想法を指導する僧侶達は「『悩む人』から『悩みを観察する人』になりなさい」と教えるそうですが、

これは「脱中心化」のことを言っていると考えられます。

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