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中島みゆき 吉田拓郎 ファイト!の意味

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質問者

ran_sue_miki1676さん

2010/3/1522:31:52

中島みゆき 吉田拓郎 ファイト!の意味

「ファイト」の歌詞がいまいち理解できません。
「永遠の嘘をついてくれ」も理解不能に近いのですが
それ以上に難しい。みゆきさんの歌詞自体が・・・。
就活なのでいつも聴いていたい曲なのですが
理解ができないので解説できる方、お願いします。
この曲を聴くと身の毛がよだち、目が熱くなります。

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ベストアンサーに選ばれた回答

land_stillさん

編集あり2010/3/1618:34:26

この曲は中島みゆきさんのラジオに投稿されたお手紙が元になっていると言われています。

このときのラジオの演出にあわせ、まずこの音源をお聞きください。
http://www.youtube.com/watch?v=G-ga8SfbtEo&feature=related



高校に行きたくても、経済的な問題で行けなかった。
それでも仕方ないと、彼女は中卒ながら必死に働いています。
しかし、ことあるごとに「中卒だから」「中卒だし」と自分の学歴を笑われ
自分のランクを勝手に判断され、仕事すら任せられない。
理由を問えば「中卒だから」と。
それでも、必死に働いている。

その辛さ、悲しさ、どうしようもなさというのは癒されたり救われたりする類のものではありません。

一昔前ネットが無かった頃、若いゆえの辛さや悩み、吐露といったものの受け皿は深夜のラジオでした。
今なら2chのようなものでしょう(あるいは今ならニコニコなのかもしれません)。

中島さんはそうしたいわばぶつけようの無い吐露をひたすらに受け入れ、一緒に悩みながら言葉を返していました。
しかし、しかしながらこの手紙の持っていたエネルギーはそのラジオの時間だけで応答できるものではなかったのだと思います。

中島さん、あるいはそのリスナーが「学歴なんて関係ないだろ。大事なのはおまえ自身だろ」そう言い、彼女の価値を認めたとしても
多くの世間は「中卒である」という彼女の評価を覆しませんし
彼女自身の心に深い深い影を落とすその人生の選択に対する認識が彼女の中で変わることはないということが
中島さん自身にも痛いほど分かっていたからだと思います。


ファイトはこの手紙に対する応答なのです。
どうしようもない、自分自身のせいだけでない。
そういう類の鬱屈した悩みや辛さ。

おそらく歌詞の最初にあった「尖りながら震えてる」、これはそのまま本当に手紙をラジオに送った人の心の形であり
実際の手紙の状態でもあったのでしょう。

その後、ひたすらに情景が描写されていきます。
理不尽に殴られ、目で言い返すことしかできないまま淀んでいった瞳。
通り魔のように少年を殺そうとした女が薄笑いを浮かべる姿。
そしてそれを目撃しながら、責めるでもなく助けるでもなく傍観する自分自身。
その自分自身をさらに傍観する自分自身。
チャンスをつかめるはずだったのに、田舎の同調圧力によってそれを不意にさせられた女性。
その言い訳すら正直には言えない辛さ。
男に力でいいようにされ、もう自分の性を恨むしかない女性。

いずれも「自分の力ではどうにもならない理不尽に、自分自身が蹂躙される」という情景になります。
どの登場人物も、その殻を突き破れば解決できる問題ではあるのですが常人にそれは不可能です。


ここにひたすらに水の流れに逆らって、身を覆う鱗が剥がれるのも構わずに前へ前へ突き進む魚の姿が挿入されます。
それどころか、その姿が美しいのは剥がれかけた鱗が光っているからだとも。

どうしようもなく傷ついて心から血を流し続け
それでも前に向かって進んでいくあなたは美しいという意味ですね。


この歌詞に出てくるファイトは「がんばれー」なんていう応援とはほど遠いところにある「闘って、傷ついて、血が流れるのも厭わずにさらに闘え」という強烈な闘争本能を焚きつける「ファイト」です。

あらゆる人生がありますが、このファイトをこの意味で受け取れる人は少ないと思います。
普通の人生の中にある理不尽なんてものよりも、一層深い
ある意味「血」に起因するほどの理不尽を持つ人への闘いの歌であるわけですから。

身の毛がよだつのは、これが応援歌でないことを心が理解しているからでしょう。

極端な話をしてしまえば、これは殺意すら喚起させるレベルの強烈な反骨の歌です。
中島さんはそんなことは望んでいませんし、前を見て闘え!と叱咤激励しているだけなのですが
殺してやる!と思わせるくらいの理不尽をこの歌は歌い上げています。

質問した人からのコメント

2010/3/18 07:34:56

驚く ただの応援歌じゃない
後にも先にもこんな重く優しい曲はないと思う・・・
この曲に出会えた私は幸せだと思います。

ちょい足しを取り消しますが
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cluckshunksさん

2010/3/1614:45:58

この質問を見かけて寄ってみたんですが・・・
いや、驚きました、下の方の素晴らしい評論に。(評論として成立している!)


で、僕は、関係のない?話を。

アルバム「親愛なるものへ」がでたころ、
ぼくは、自分を見失い、酒とギャンブルの日々を送ってました。
夜、酔っぱらって帰る途中の、吉野家や、立ち食いうどんの店で、
頭の中には、「狼になりたい」の、みゆきさんの震える声が響いていて・・・・
そんなことを思い出します。

みゆきさんは、あのころ、対象を見て創作するのではなく、
巫女のように、弱い人間を憑依させて歌っていた。
だからこそ、ステージでも声は震え、われ、音程は外れ、涙が流れ、
でも、圧倒的に胸に迫った。・・・・・そう思います。

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fxnic601さん

2010/3/1522:46:19

理解できないもなにも聴いたままだと思いますが。頭でっかちに、難しく考え過ぎなんじゃないですか?確かこの曲は、中島みゆきさんがかつてやっていたラジオ番組に届いた手紙がきっかけになって作られたようです。

ちょい足しを取り消しますが
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