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フジゲン社について質問です。

yahjnk001さん

2010/7/2013:51:07

フジゲン社について質問です。

最近、本カテゴリでフジゲン社を勧められる回答者様より社名を知った次第です。
HPの閲覧にて美術工芸品とも言える造りに驚嘆しました。
残念ながら、未だに試奏した事が有りません。

1)半世紀にも渡る社歴で何故、今頃になり社名がメジャーとなってきたのですか?
2)PUも完全オリジナルでしょうか?
3)実際の試奏や造りについてインプレッションをお聞かせ下さい。
4)特にお勧めのギターが有れば教えて下さい。(価格等も)

往年のギターファン諸氏よりの回答を期待、致します。

補足早速の回答、有難う御座います。

サークルフレッティングシステムとはフジゲン特有のフレット形状なのでしょうか?
再度、ご教授お願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

faestivaさん

2010/7/2020:47:48

1)フジゲン㈱は89年、円高および人件費高騰からそれまでの大量生産のOEM事業(主力事業)の業績が低下。事業の多角化が図られ、事業部制が敷かれると共に社名も現行のものに変更された。(C.A事業部では、トヨタ自動車(主にLexus)のウッドパネルの生産を手掛けている。) 同社は、国内最大そして世界屈指の量産ギターメーカーで、その特性はまさにそこにあると思う。すなわち、電機、輸送機業界の事業者のように、NCマシンをはじめとする各種NC装置の徹底活用、TQC、CM。かつては廉価品の少品種大量生産、今は中級以上の製品の中品種中量生産。フジゲンの工場で「モノ」が造られていく様子は、まさに同社の弟子とも言えるFender Corona工場の様子とよく似ている。

フジゲンは、アッパーミドルクラスのエレキギター等を、できるだけ品質の均一性を担保しつつ、高精度で相対的に安価に生産する技術に長けている。製品のコストパフォーマンスは抜群に良い。そのアビリティは、「世界トップレベル」と言うより紛れもなく「トップ」であると思う。あたかも少し前のトヨタ自動車のようだ。フジゲンはメジャーになるべくしてメジャーになったんだ。
ハイエンド(ギターなら50万円以上)のモデルもむろん製作できる。ただ、そのステージでは競争優位性をさほど持ち合わせていない。ハイエンドクラスは、システマティックな装置生産技術ではなく、「職人技」「ブランド」「ブランドの歴史」がものを言う世界なのだ。同社は今、それを培っている最中なのだろう。

2)PUは基本的にオリジナル設計、生産だと(楽器関係者から)聞いた。大量生産時代のワイアリング装置があり、今もコストを削りたいと考え続けているだろうから、信憑性は高いと思う。

3)わが家にはフジゲン製のギターが3台ある。一つは1969年に買ったGrecoブランドのGIBSON ES-335コピー、3万円台だったが、値段の割に良くできている。

二つめは、島村楽器にOEM供給されていたHISTORY GH-LC(レスポールタイプ)、値引き無しで245,000円。因みに、これと同仕様のギターをフジゲンのサイト内で見積ると30万円以上もする。今は、Honduras Mahoganyボディの選択肢がないので正確ではないが、以前見積った時は35万円程になったと記憶している。(これを踏まえると、高額機種はHISTORYの旧モデルの方が割安かもしれない。) 楽器としての質は、このクラスになると「大変良くできている。」 仮に35万円だとすると、ほぼ同価格でGIBSON CS 58 Les Paulがあるが、何ら遜色がない。245,000円の方を採って比べるならば圧倒的にコストパフォーマンスが高い。いずれにせよ、仕上げはフジゲンが優る。但し、音にはGIBSONの暴れ馬のような力強さはない。しかし、倍音がよくまとまった綺麗なDistortionが得られ、フロントPUをClean toneにしても、低音は引き締まり高音の抜けも良い。まさにオールラウンダーだ。

3つめは、NCLSという、これもレスポールタイプのギター。11万円ほどだが、値段の割に良くできている。音質は、ビンテージPAFに範をとった感じで、その58並みのネックの太さとあいまって、深く歪ませて高音部主体で遊ぶタイプのギターではない。SaturationからCrunchが合う。この点は、東海楽器のLSシリーズの方がレスポールっぽい。だが、仕上げはフジゲンの方が丁寧だ。このモデルはボディに2~3ピース材を用いているが、所有ギターは接合部分が全くわからない。最も機械化が進んでいるはずの同社の廉価品に、職人技を見せつけられた。ただ、接合部位が明瞭なのもある。

僕はこの他に、HISTORYの「GH」「AH」「SH」がつく何種類ものギターを弾いた。どれも良くできている。品質と音はどれも、GIBSON、FENDERのレギュラーラインを凌いでいるが、残念にもラッカー塗装ではない。CS製と比べると出音がオブラートにくるまれている感が拭えない。

4)お奨めのギターだが、現状で最もフジゲン製の旨みが得られるのは、EXPERT OSで、ASHかALDERボディを選び、SSHのPUでロッキングチューナーを組み込むことだと思う。恐ろしくコストパフォーマンスと汎用性の高いギターだと思う。品質は言うまでもない。
http://www.fujigen.co.jp/webshop/default.asp

質問した人からのコメント

2010/7/23 03:30:37

成功 皆様、貴重な回答を頂き有難う御座います、非常に参考と成りました。
今回は一番詳しく回答して頂いたfaestiva様をBAとさせて下さい。

今後もフジゲン社に期待出来ますね。(^^)

ベストアンサー以外の回答

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csdoes1210さん

2010/7/2019:17:30

CFSというのはtmpの松下さんが考案してシステムで
それをフジゲンの協力の下で実現しました

値段の割には悪くないという程度で
素晴らしいギターかと言われると、木取りやバランス取り
フレットの処理など細かい所見るとイマイチな所もあります

特筆することがある程のメーカーではありませんが
安心して買う事の出来るギターですね

2010/7/2016:27:26

1.2は先の回答者様を。
(3)2本所有しています。Expert OSですのでこちらでの感想とします。ギターは組込の精度で大きく鳴りが変わります。フジゲンの組込精度は最高の部類に入ると思います。部材も良質です。新品当時から鳴りは良いです。クリーンからハイゲインまでオールラウンドって感じです(ピックアップはダンカンです)。弾きやすさは私的には最高です。
(4)Expert OSです。

cazzlelonさん

2010/7/2016:06:16

1)フジゲンは元々神田商会の子会社としてグレコギターを制作する富士弦楽器という会社でした。
グレコを買うと富士弦楽器の保証書がついてくる程度の知名度でしたが、フェンダーが日本に進出しようとした際にグレコのストラトの出来の良さに驚き、進出するより商標使用料で設けた方がいいと判断させた会社です。
暫くフェンダージャパンを作った後、フジゲンとして自社ブランドを始めてから有名になりました。
2)PUはオリジナルとダンカンを使い分けてます。
3)音は満足できるものです。
4)ストラト系がお勧めです。

hrsn_1217さん

2010/7/2015:33:25

1)半世紀にも渡る社歴で何故、今頃になり社名がメジャーとなってきたのですか?
以前から有名でしたし、逆に今でもそれ程メジャーというわけでもありません。
以前と比べて知名度が上がったのは、以前はFenderJapanのギターを製作してもFujigenの名前は表に出てこなかったからです。
制作会社が変わり、昔は良かったという感想を持った人が、じゃあ以前の制作会社ってどこだろうと調べたところ、Fujigenの名前が挙がってきたわけです。Fenderの出来が下がったために出てきたんですね。
また、現在はFujigenブランドのギターも格段に多く(といっても比較的少数ですが)出回るようになっていたり、Webの普及により注目度が上がるようになったという事もあるでしょう。
Fujigenブランドの取扱店も増えたとは言え玉数は少ないので、島村楽器ブランドのCoolz等を試奏してみてください。作成はフジゲンです。

2)PUも完全オリジナルでしょうか?
オリジナルもありますがダンカンなども使用しています。

3)実際の試奏や造りについてインプレッションをお聞かせ下さい。
木の扱いがいいのか、非常に乾いていて音の立ち上がりとヌケがいいです。
また、サスティンが長いのも、木の扱いとともに、各パーツのジョイント部分の接合面積が広いからだと思われます。
寄木細工のような感じですね。粗悪なギターだとボディとネックのジョイント部に隙間があったりします(有名ブランドでも結構ありますけど)。ネック強度もいいですね。

4)特にお勧めのギターが有れば教えて下さい。(価格等も)
全体的に作りが丁寧なので特にというのは思いつきません。個人的にはやはりストラト系がいいかとは思います。レスポール系等は作りとは別の部分で魅力を発揮する側面もあるので、Fujigenブランドでなくともいい気がします(個人的な好みですよコレ)。

>サークルフレッティングシステムとはフジゲン特有のフレット形状なのでしょうか?
開発したのはフジゲンです。特許とってるのでフジゲンしか扱っていないと思いますよ。
ただ、「そこまで細かいピッチ気にするか?」という気がしないでもないです。スタジオレコーディングの音楽聴いてて、弦ごとのピッチの違いで気持ち悪い思いをしている人ならいいかもしれませんが…。

nikoru0418さん

編集あり2010/7/2015:30:07

まだギタリストとしては未熟者なのですが解答させていただきます

フジゲンは元FenderJapan製造をまかされていました
しかし現在では違う製造所が作っています
そして近年のFenderJapanの品質低下と価格高騰です
同じ程度の値段ならブランド力のFenderより
単純に技術力のフジゲンの方がいいということで
最近ではFenderJapan<フジゲンの構図となりました

フジゲンはオリジナルピックアップを搭載させています
ダンカンPUのシリーズもありますが
オリジナルもなかなかよいと思います

作りは同じ価格帯の中では最高だと思います
低価格高品質といえばフジゲンで間違いないです
他社にあるようないわゆるハズレが少ないです

自分が弾いたのはNCTL-20Rだったのでオススメさせていただきます
価格は10万程度
サークルフレッティングシステム、ダンカンPU、USAパーツ
音もさることながら弾き易さが他のメーカーと特に違いがでてます

補足
フジゲンが開発したフレットです
他のフジゲンが製造しているメーカーにも搭載されていますが
従来のまっすぐなフレットではなく
弧状のフレットで正確なピッチが正確です
http://www.fujigen.co.jp/feature/CFS.asp

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