ここから本文です

36計逃げるにしかず・・・と言いますが・・・。

mriwgp1975さん

2010/12/120:04:47

36計逃げるにしかず・・・と言いますが・・・。

その36の兵法は孫子が編み出したものですよね?
それで、この言葉の言い出しっぺは誰ですか?

閲覧数:
1,133
回答数:
4
お礼:
25枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

2010/12/211:30:12

いわゆる『兵法三十六計』というのは、明末清初(17世紀半ば)に編纂されたとされる兵法書で、いわゆる俗書のたぐいであり、孫武の『孫子』とはなんら関係がありません。
もっと言うなら、南朝宋の檀道済の計略をまとめたものでもありません。

檀道済は三十六の計略を使いこなしたと言われていますが、彼の用兵の巧みさが伝説となって三十六計に結びついただけでしょう。

せっかくなので、三十六計を挙げておきましょう。

「勝戦計」(自軍優勢の時の計略)
・瞞天過海[天を瞞(あざむ)きて海を渡る]
大きな奇策ほど有効であるとする策
・囲魏救趙[魏を囲みて趙を救う]
正面ではなく背後を攻め、敵兵力を分断する策
・借刀殺人[刀を借りて人を殺す]
第三者に敵を攻撃させる策
・以逸待労[逸を以て労を待つ]
安逸な状態で疲労した敵を討つ策
・趁火打劫[火に趁(つけこ)んで劫(おしこみ)を打(はたら)く]
火事場の混乱につけこんで泥棒を働くように、敵の混乱に乗じる策
・声東撃西[東に声して西を撃つ]
東を攻めると見せかけ西を撃つ策

「敵戦計」(互角の時の計略)
・無中生有[無中に有を生ず]
虚を実に見せかけ、敵の判断を狂わす策
・暗渡陳倉[暗(ひそ)かに陳倉に渡る]
敵の注意をそらし目的を達成する策
・隔岸観火[対岸の火事を観る]
冷静に敵の状況を確認する策
・笑裏蔵刀[笑いの裏に刀を蔵(かく)す]
内心を巧みに隠し油断を誘う策
・李代桃僵[李(すもも)、桃に代わりて僵(たお)れる]
少ない犠牲で大きな利益を得る策
・順手牽羊[手に順(したが)いて羊を牽(ひ)く]
敵の隙に乗じて最大限の利益を得る策

「攻戦計」(進攻中に勝利を得る計略)
・打草驚蛇[草を打ちて蛇を驚かす]
探りを入れて敵の反応を見極める策
・借屍還魂[屍を借りて魂を還す]
弱体化しても何かを利用して復活する策
・調虎離山[とらを調(あしら)って山を離れしむ]
敵を自軍に有利な地まで誘い出す策
・欲擒姑縦[擒(とら)えんと欲すれば姑(しばら)く縦(はな)つ]
確実にとらえるために敢えて泳がせる策
・抛磚引玉[磚(かわら)を抛(な)げて玉を引く]
敵の目に利益として映るようなもの(実際として価値はない)を示して敵を誘い、敵の大切なものを奪う策
・擒賊擒王[賊を擒(とら)うるには王を擒(とら)えよ]
敵を倒すためにはその首領を捕らえるのが最も効果的とする策
「混戦計」(混戦状態の時の計略)
・釜底抽薪[釜底より薪(たきぎ)を抽(ぬ)く]
事態を打開するために根本的原因を解決する策
・混水摸魚[水を混ぜて魚を摸(さぐ)る]
相手を混乱させ、それに乗じる策
・金蝉脱殻[金蝉、殻を脱す]
擬装工作により敵の目を眩まして撤退もしくは転進する策
・関門捉賊[門を関(とざ)して賊を捉える]
敵の逃げ場をなくして包囲殲滅する策
・遠交近攻[遠くと交わりて近くを攻むる]
遠国と親交を結び、近隣国を攻撃(挟撃)する策
・仮道伐カク[道を仮(か)りてカクを伐つ]
第三者を言葉巧みに協力させ、その力で敵を討つ策
※春秋時代、晋が虞とカクを併呑した故事による

「併戦計」(他国と同盟して用いる計略)
・偸梁換柱[梁を偸(ぬす)み柱を換える]
敵を骨抜きにして抵抗力を奪う策
・指桑罵槐[桑を指して槐(えんじゅ)を罵る]
直接ではなく間接的に相手を批判したり警告を発する策
・仮痴不癲[痴を仮(か)るも癲(てん)せず]
愚かなふりをして油断させる策
・上屋抽梯[屋に上げて梯(はしご)を抽(ぬ)く]
利益などで誘導し、逃げ場を無くす策
・樹上開花[樹上に花を開かす]
枯木に花を咲かせるように、無いものをあると見せかけて欺く策
・反客為主[客を反して主と為す]
自軍(客)と敵軍(主)の形勢を逆転させる策

「敗戦計」(自軍劣勢の時の計略)
・美人計[美人の計]
色仕掛けで敵の弱体化をはかる策
・空城計[空城の計]
無防備な姿を晒して計略を疑わせ、敵の判断を狂わせる策
・反間計[反間の計]
敵の間者を利用し、偽情報で混乱させる策
・苦肉計[苦肉の計]
敵を信用させるためにわざと己を傷つける策
・連環計[連環の計]
複数の策謀を組み合わせる策
・走為上[走(に)げるを上と為す]
勝算が立たない時には逃げて態勢を立て直す策

質問した人からのコメント

2010/12/8 13:36:39

全部教えていただいて感謝。あと劉邦はそうですね。

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル

このQ&Aで解決しましたか?質問する

閉じる

ベストアンサー以外の回答

1〜3件/3件中

並び替え:回答日時の
新しい順
|古い順

u_meet_youさん

2010/12/223:54:19

言いだしっぺは知らないが、はじめて実践したのは項羽から逃げまくってのちに項羽を粉砕した劉邦。

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル

arviella86さん

2010/12/121:38:03

bap960428さんがおっしゃるように、「三十六計逃げるに如かず」は南斉の王敬則が宋の檀道済について評価した言葉から出来た言葉です。
が、檀道済の三十六計と、兵法三十六計は別物……とまでは断言できませんが、直接の関係は見出されていません。

というのは、兵法三十六計は成立年代はあやふやだけどたぶん清代に大昔(大体5世紀位まで)の出来事を纏めたものだろうとされているのですが、檀道済の三十六計がどんなものだったかは不明なので、違うものなのか、同じものなのか、比べようがないからです。
更に、兵法三十六計は孫子とも関係ないです。(孫子は紀元前)

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル

bap960428さん

2010/12/120:39:48

孫子の兵法とは違うような気がします。
「三十六計逃げるに如かず」は、東晋から南北朝時代の宋という時代にかけて活躍した檀道済という将軍の故事です。
彼が北魏という国と戦って不利になり、撤退した時、心理戦も交えて見事に逃げおおせた、ということがありました。
それを、少しあとの時代である、南斉という王朝の王敬則(だったと思います。違ったらごめんなさい)という人が評価して、この言葉を残した、と言われています。
逃げ足のことではなく、撤退する時の策がうまくはまった、というのが、今の使われ方と違う点でしょうか。

兵法については私は全くの門外漢なので、他の方々のご回答をお待ちください。

ちょい足しを取り消しますが
よろしいですか?

  • 取り消す
  • キャンセル

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

ID/ニックネームを選択し、「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問や知恵ノートは選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

ほかのID/ニックネームで利用登録する