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解決済みの質問

なぜみんな規制されたがるの?生食全面禁止とか言ってますが……。 ユッケの集団食中...

ilo42931さん

なぜみんな規制されたがるの?生食全面禁止とか言ってますが……。
ユッケの集団食中毒事件を受けて、生食を全面禁止にしようという動きがあるそうですね。

こんにゃくゼリーを思い出しませんか。
個人の責任と規制の意義、選択の自由と公共の利益、食文化と行政の役割、危険性の除去とリスクの受容、被害と保障、
もっと整理して考えるべきと感じます。

群馬大学の片田敏孝先生が、津波対策について興味深いことをおっしゃっていました。
津波が防波堤の高さを超えてしまったことに関して、
『想定があまかったという意見があるが、そうではない、そもそも防波堤をどんな津波からも守ってくれるものと考えず、避難するまでの時間を稼いでくれるものと考え、ある程度までは防波堤などのハード面で、しかしそれ以上は避難の呼びかけなどのソフト面で対応し、被害を最小限に抑えるべき』(※)
とのことでした。
38メートルの津波が来たから38メートルの防波堤を造る、そんな海の見えない町に住みたいだろうか、1000年に一度の津波にそこまですべきなのか、とのことでした。
横浜は富士山の火砕流の跡、東京は富士山の火山灰でできていて、関東平野は荒川や利根川の氾濫でできている、
1000年に一度の災害にハード面で万全の対応をしようと思ったら、住む場所などない、
ということでした。
想定が足りなかったのではなく、想定を信じ過ぎたことが被害を大きくしてしまった、想定外を想定しなければならない、とも。
なるほどと感じました。

あるいは、公園の遊具について。
10何年か前でしょうか
公園での事故を受けて、あちこちで遊具をロープでぐるぐる巻きにして、一切使えないようにしたことがありました。
でも、子どもの遊びというのはある程度危険があって楽しいものですから、
起こるか起こらないかの事故を恐れて子どもたちの楽しみを奪うのはどうなんだろうと感じたものです。
この点は見直されてきて、
遊びの一部でスリルを感じて楽しむ「リスク」と
さびていたりボルトがゆるむなどの危険である「ハザード」とを区別して考えるようになり、
昔のような極端な対応ではなくなってきました。
http://www.nitto-sg.co.jp/anzen/anzen1.htm

このように、
一定の対策を採りつつある程度のリスクを許容し、
事故が起こらないよう用心する一方で起こった場合の対応を考える、
という合理的な思考が苦手な人が多いのかな、と感じます。
何かあったら全面禁止って、よく聞く話の流れですよね。

これって日本人の国民性なのでしょうか。

補足

片田先生の言葉は、TBSラジオ「Dig」(2011年3月22日および4月5日放送)の際の内容を、記憶を頼りに書いたもので、あいまいなところがあります。

4月5日の音声が下記URLからダウンロードできます。
http://www.tbsradio.jp/dig/2011/04/dig-choice20114.html

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spintempleさん

ちょっとしたことでも、クレームつける人が増えたからではないでしょうか?
クレームを聞いてあげるほうも、だんだん面倒になってきたのだと思います。面倒だから、全面禁止にしてしまえば問題解決したような気になるし、全面禁止にすることで見せしめにもなるといった態度なのかも。
いずれにせよ、神経質な人と、めんどくさがりやが多くなったのでしょう。そうなるとどんどん無責任で無関心になってしまいそうですね。

質問した人からのコメント

  • 皆さんありがとうございました。
    遊具の話は、森達也さん等の対談集に出てきました。
    森達也さんの書籍もおすすめです。
    それと、話しがちょっとずれますが、自由より規制、安全より安心を求める日本人の傾向については、下記の動画参照
    http://www.youtube.com/watch?v=KJ8ikAOGW38
    字数制限で書ききれませんが、共通する根本があると感じます。
  • コメント日時:2011/6/3 14:04:47

グレード

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lo96969olさん

その片田先生の指摘はその通りですね。防潮堤の想定を超える波が来たから、これは人災だ(想定をたてた人の責任だ)と言っている人がいましたが、さすがにそれはめちゃくちゃな言い分だと思います。ただ安心できないなら防潮堤を作った意味がないとか、地震が来るたびに仕事を放り出して逃げなきゃいけないならなぜ大金を出して作ったんだとか感じる人もいるでしょう。心構えの問題と、現実の人間の心理は一致しないわけで、難しい問題ですね。

ユッケの話は少し違います。リスクを許容するとしても、どの程度のリスクがあるのか、正しい情報が与えられなければなりません。ところが外食産業では普通そのリスクは提示されません。「衛生には気をつけていますが0.15%の確率で致死的な食中毒被害に遭う可能性があります」みたいな告知を客に出すよう要求するのは無理があるし、そんな微妙なレベルのリスク評価は普通の人は正しくできません。生食全面禁止は行き過ぎにしても、ある程度行政が監視する必要がある。

公園の使用禁止の話については、むしろ行政が管理者責任を問われたり、事故対応に手間暇を取られたくないという理由で禁止にするのでは?行政の立場になってみれば理解できなくもない。個人的には公園に遊具なんて要らないと思うんですけどね。景観を壊すし。芝生や噴水がきれいに整備されていれば、子供たちは適当に追いかけっこでもして遊ぶでしょう。

marubooroxさん

日本人固有の特性じゃありません.
集団ヒステリーの一種でしょう.
中国の故事にも「羮に懲りて膾を吹く」というのがありますでしょう.

wadajgtjさん

自由から逃れようとするのは,人類共通の傾向です。E. Frommの"Escape from Freedom"にもその旨が指摘せられてゐます。

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