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~しておられる」という言い方は正しいのでしょうか?「する」が尊敬語になると「...

barton020さん

2006/12/2213:03:09

~しておられる」という言い方は正しいのでしょうか?
「する」が尊敬語になると「される」になりますよね。
たとえば「持っている」の場合、尊敬語は「持ってられる」となるのではないでしょうか?
「持っておられる」の"お”は不要だとおもうのですが、どうなんでしょう?

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miestastaniさん

編集あり2006/12/2213:41:31

正しいですよ。
まず、大辞林を引用しておきます。

お・る ヲル【居る】[1](動ラ五[四])
[一]人・動物が存在する。そこにある。また、そこにとどまっている。
(ア)自分の動作を卑下したり他人の言動をさげすんだりする気持ちの含まれることが多い。時には尊大な物言いに用いられることもある。
(イ)「おります」で丁寧な言い方、「おられる(おられます)」で尊敬の言い方として用いられる。「きょうは一日じゅう家に―・ります」「先生は昔、仙台に―・られたことがある」

つまり、「おる」単独は謙譲語としての意味合いを持ち、「おります」の形では謙譲の意味のない丁寧体であり、「おられます」の形では尊敬語になるのです。
これが標準語で、広く用いられている形です(だから辞書にも載っている)。

ただし、西日本諸方言(関西、中国、九州、四国)では、「おる」単独に謙譲の意味合いはなくなっていて東日本諸方言の「いる」と同じレベルで用います。また、関東諸方言では、「おります」「おられます」にも謙譲語の意味合いが残存しています。
最近「おられます」は謙譲+尊敬だから正しくないという人や、「おる」はもともと謙譲語ではないという人がいますが、それはそれぞれ関東方言、西日本方言の感覚で判断されているからです。

標準語では、引用した大辞林の説明のように、「おります」「おられます」はそれぞれ丁寧語、尊敬語としての意味合いをもち、謙譲語ではないので、「~しておられる」はもちろん正しい形です。

動詞「おる」の敬語レベルがこのように用法によって異なる例は、ほかにも、例えば、

連用形で文を中止するとき、「~し、」はいえますが、「~をしてい、」はわかりにくいので、代わりに「~しており、」ということが多いです。この「しており」にも謙譲の意味はありません。

「もってられる」は「もってる」の尊敬語形です。「もってる」は「もっている」の「い」を省略した「イ抜き言葉」です。だから、「もっている」の規則的な尊敬語形は「もっていられる」となるはずですが、これだと可能形の意味になるので、区別するために「もっておられる」を用いるのです。このときの「おられる」は上述のとおり、尊敬語として正しい形です。

質問した人からのコメント

2006/12/24 12:15:35

降参 皆さんありがとうございました。

「おる」は、「いる」の謙譲語だけではないのですね。

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ka04zuさん

2006/12/2217:02:24

現在、「おられる」は尊敬を表す敬語表現として広く使われており、その流れを止めることはできない
でしょう。しかし、敬語表現としての「おられる」が本来誤用であったことは間違いないと思われます。
(少なくとも共通語では)。

語源にさかのぼれば、確かに「おる」は、謙譲語ではありませんでした。また、漢文訓読において「お
る」が謙譲語として使われてこなかったのは事実です。しかし、それは、長い歴史から見れば例外的
な事例です。
広く一般の使われ方に目を転じれば、「おる」が、謙譲の意を表す言葉として発達してきたのは明ら
かであって、それに尊敬の助動詞「れる」をつけて用いるのは、明らかに誤用です。

その歴史的事実とは、次の四つです。
①奈良時代から、『をる』の謙譲語としての用法が見られること。
②平安以降の文章において、尊敬の助動詞「給ふ」に、『をり(「おる」の原形)』がつくことは非常に
まれであること。
③『ゐる(「いる」の原形)』に比べて、『をる』は身分の低い者について用いており、卑語的性格があ
ったこと。
③尊敬の助動詞「れる」が『をる』につく例が、江戸時代の文献には全く見られないこと。
(以上、「日本語文法大辞典」(明治書院)」を参考にしました。)

以上から、明治時代には既に『をる』は謙譲語として確立されていたと考えられます。

ところが、「いる」の本来の尊敬語である「いられる」「いらっしゃる」「おいでになる」が、使いづらく主
に男性から忌避されたこと、また、「おる」が丁寧語として受容されてきたことによって、今では「おられ
る」が普通に使われるようになりました。

同様によく問題になる「申される」が、歴史的には擁護の余地があるとされることもある(下記URL
をご参照ください)のに対し、「おられる」の方はあまり擁護されることはないようです。
ただ、地域的に昔から用いられてきたこと、今では全国的に広く使われてきていること等を考慮すれ
ば、一概に誤用と切って捨てることもできません。しかし、この用法を誤用と見なし、強い違和感を
持つ人がいて、その立場に理があるということも無視できません。

上記辞典、「敬語」(菊地康人 講談社学術文庫)ほかを参考にしました。
以上、以前ご回答したものに手を入れたものです。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=129...

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lunas_terraさん

2006/12/2213:48:15

偉そうに聞こえる上、間違っています。~していらっしゃる、~されている、が正しい使い方です。

「お」が付いているからではなく、「おられる」と言う場合には「おる」+「られる」、つまり「いる」と言う動詞の謙譲語「おる」に尊敬語につける「られる」をつけて尊敬語のつもりで使っています。このため違和感が生まれます。

逆に「お」をつけずに「持ってられる(持ってらっしゃる)」と言う場合は「持っていられる(持っていらっしゃる)」から「い」をとって短縮して言っているのであって、「持っておられる」を短縮したものではありません。

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f_rencaさん

編集あり2006/12/2215:44:14

「おられる」は、「おる」の尊敬表現です。

「おる(居る)」は、存在することを意味し、
種別としては通常形の動詞であって、謙譲語ではありません。
"謙譲の意味を持つこともある"だけです。
謙譲の意味を持たせるために語形変化させた動詞ではなく、
元々謙譲の意味を含んでいる動詞なのです。
辞書を引いてみてください。
どこにも「謙譲語」だなどとは説明されていません。

ですから「しておられる」は正解です。
「持っている」の場合も、補助動詞としての「いる」が「おられる」に変化するわけですから、
「持ってられる」は誤り、「持っておられる」が正解です。

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pooh1050100さん

2006/12/2213:14:52

九州生まれの私にとっては、「~しておられる」は、自然な言葉に聞こえます。尊敬の気持ちをこめた表現として正しいと言って良いと思います。

http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/keig/b01.html

「おられる」は尊敬の気持ちをこめた表現として、広く使われている表現です。「おる」はもともと「居る」で、じっと座っているという意味です。こちらが卑下するという意味をもつので謙譲語として用いて、相手の動作には使わないのが原則でした。その謙譲語「おる」に「られる」という尊敬語をつけた「おられる」は、

 1.「おる」の部分が謙譲語なので相手の動作に使えない
 2.「おら・れる」は、謙譲語と尊敬語を重ねて使っている

という2点で誤用だとする専門書が多く存在しています。ところが、関西地方では昔から「西川さんがいる」を「西川さんがおる」と丁寧な表現として使っているので、目上の人に「おられる」という表現を使っても違和感がなく、公的に使える尊敬表現として広く使われてきました。謙譲語ではない「おる」に「られる」という尊敬語をつけると考えるのならば、文法上の問題はなくなります。

「いる」の尊敬語は「いらっしゃる」「おいでになる」なので、標準的な尊敬表現は「西川さんはいらっしゃいますか?」「西川さんはおいでですか?」となります。 「いらっしゃる」「おいでになる」がちょっと丁寧すぎる、と感じるときには「西川さんはおられますか?」と使ってもよいと思います。 「打ち消しのほうが丁寧になる原則」を使って「西川さんはおられませんか?」とすると、さらに丁寧になります。

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komutai_tkさん

編集あり2006/12/2213:20:31

「待ってられる」の場合には、
「待つ」+「て」+「られる」になると思いますが、
「られる」は「て」に接続しませんから、不自然になります。
「て」と「られる」の間に「いる」や「おる」などを挟む必要があります。

「持っておられる」の「おられる」は、
「~している」という意味の「おる」という動詞に、
軽い尊敬を表す助動詞「れる」がついたものです。

「おる」は、単体で使うと謙譲語になるので、
(「私は家におります」のように使います。
「社長が家におります」の様に使うと失礼に当たります。)
「待っていらっしゃる」の様な表現が正しいとする意見もありますが、
最近では「待っておられる」の様な使い方も広く利用されており、
間違いとは言い切れないようです。

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