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歴史学者になりたい受験生の進学先について
歴史学者になりたい受験生の進学先について
歴史学者になる事を夢見ている受験生です。古代ローマ史に最も惹かれますがまだまだ漠然とした望みですし、興味の対象もこれから変わるかもしれません。運動も苦手、気も利かない、そんな自分ですが好きな事が仕事として続けられればどんなに幸せかと思いつつ受験しています。進学先が難関であればあるほど将来有利なのかとも思いますが実力も伴わず、相談する相手も周囲にはおらず困り果てています。現在合格しているのは立命館大学西洋史学、学習院大学史学科、慶應大学文学部で、発表待ちまたはこれから受験するのが早稲田大学文学部、筑波大学、大阪大学、です。
どなたか、ご意見をお聞かせ願えれば(結果が全て出てからでは、手続きが間に合いませんので、この時期に質問させてもらいました。)うれしく思います。 よろしくおねがいします。
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- 質問日時:
- 2007/2/25 10:26:33
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- 解決日時:
- 2007/3/12 03:47:19
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- 回答数:
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ベストアンサーに選ばれた回答
woo_woonさん
「歴史学者になる事を夢見ている」「 運動も苦手、気も利かない」「好きな事が仕事として続けられればどんなに幸せか」・・・まるでウン十年前の私にそっくりですね(笑)。
歴史学者になるのであれば,大学院博士課程まで修了しておいた方がよいでしょう。あなたが合格あるいは受験の大学には,いずれも史学科の博士課程まで設置してありますから安心して下さい。もちろん進学先が東大・京大であればそれに越したことはありませんが,あなたが合格・受験の大学でも,世間一般的には十分にネームバリューのある有名校ですし,教授陣にも一流の方々がおられます(但し,学習院は???ですが)。
問題は大学に入学してから,何をやるかです。的確な問題意識をまず持つこと。仮に古代ローマ史の研究を志望しても,広く歴史学全般の理論や方法論を学びつつ,地域・時代・分野などを絞り込むことです。また,西洋史であれば最低限で英・独・仏語(できればラテン語も),中国史であれば漢文,日本史であれば古文書の学習を基礎としてやっておくべきかと思います。
学部生時代は大学の授業(講義・演習)が勉強の中心ですが,大学院生になると大学の授業・ゼミだけではなく,例えば歴史学研究会の古代史部会とか,外部の各種の研究会で勉強する機会が多くなるかと思います。そこでは,出身大学はあまり関係なく,1つの研究会に継続的に参加して,独創的な研究を発表するようになれば,自ずから大学を超えた色んな人間関係もできてきて,大学や各種の研究機関への就職の門戸も広がります。
なお,この私は日本史(国史学)の博士課程を単位取得で退学していますが,自分の勉強不足で今は,お気楽?パートタイマー状態です。
そうそう,下の方の回答を見て言い忘れたことを思い出しました。卒論さえしっかりしたものであれば(他に語学などの筆記試験がありますが),他大学の大学院に入学することも十分に可能です。史学科の場合,京大は純潔主義の傾向が強くて,他大学からの院生は殆ど受け入れませんが,東大は案外,他大学からの院生を受け入れていますよ。ちなみに,私も学部と院は大学が異なります。まあ,院では多少?よそ者扱いを受けましたが。
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- 編集日時:2007/2/25 23:38:40
- 回答日時:2007/2/25 12:40:04
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ベストアンサー以外の回答
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以前、同じような質問をされた方に対して回答したものを以下に貼ります。
大学で日本史を専攻している者です。
私は学部生ですが、研究者を目指す様々な大学の院生の方と研究会等で親しくさせて頂いています。私では役不足でしょうが、分かる範囲で答えさせていただこうと思います。
正直に言って研究者(大学教授や学芸員)の世界は本当に厳しいものだと言わざるを得ません。私のまわりで研究者を目指す方の多くは大学を出た後、修士課程に進み、さらに博士課程に進んでいます。その間に論文を書き、学術雑誌に投稿し、選考で選ばれて雑誌に掲載されれば、それが実績として残っていきます。そして博士課程を終了後、自分の実績を踏まえ、大学の教員や美術館の学芸員に応募するなどし、職を得ていきます。
しかし、実際は大学教授や学芸員のポストなんてそんなにあるものではありません。大学や博物館の数が限られている上に、現在その職に就いている人が何らかの理由でやめなければ募集はないわけです。その職を巡って多くの人が応募するのですから、もう本当に狭き門です。私の知り合いにも超難関国立大の京○大学出身でありながら40歳近くになっても定職につけない人がいます。本当に優秀なのに運がないだけでこんな悲惨なことになります。こんな人は五万といるのです。
それに博士課程まで行ってしまうと順調にいったとしても卒業したときは27歳です。この歳になると一般企業に就職することは不可能です。だから博士課程に行く人は本当に覚悟を決めて入ります。そんなに覚悟を決めても思ったように論文が書けないで、退学して教師や公務員を目指す人も多くいます。私たちは院に入ることを皮肉って「入院する」と言っているくらいです。
あなたが、将来の安定を捨ててまで絶対夢を叶える、という熱意を持っているのなら、挑戦してみる価値はあると思います。
以上がペーストしたものです。
私は日本史の専攻ですので、西洋史のことはわかりかねますが、まあ多分似たようなものでしょう。
良くは知りませんが、大学には「学閥」というものがあり、京大、東大の出身だと、地方国立大や東京や京阪神の私立大学の教授職のポストが他大学の出身者よりも得やすいということは現実にあります。例えばあなたが合格された立命館大学の歴史学の教授はほぼ全員が京大出身の教授ですし、京都の大学でしたら言葉は悪いですが立命のように教授がほぼすべて京大出身という大学も少なくありません。(あくまでも歴史学科の話ですが)
勿論これは上に書いたように博士課程で論文を書き、実績を築いた上での話です。ポストが空くのを待ち、しかも京大や東大出身者意外となると結構シンドイでしょうね。ただ、院で京大や東大に行っちゃえば問題はないんです。学部で入るのは無理でも、院だと自分の好きな勉強だけで入れるので(と言っても英語はありますが。)こういう人は結構います。
まあでも厳しい世界なので途中で挫折して、就職することもないとは言えません。そういうことも考えたらネームバリューがあるとこに行っといた方がいいんじゃないでしょうか。阪大か早慶がいいんじゃないですか。私は京都の学生ですが阪大はいいと思いますよ。早稲田の歴史は有名ですよね。立命の歴史学科もよいですが。
ああ、まとまってねえなぁ。酒のんでるからかしら。ごめんなさいね。参考にして頂ければうれしいです。
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- 回答日時:2007/2/28 02:24:22
歴史学者になりたい、という希望をかなえるのであれば、極論を申し上げますと、「どこでも一緒」です。ただし上の方が指摘しているように、大学院博士課程を修了することが最低限必要です。
ただし4月からあなたが通われる大学に史学科の大学院がなくても問題ありません。学士単位を取得した上で、あなたが専攻したい地域・時代等(卒論を書くので、その頃には嫌でも専門が決まっているはずです。たまに時代や地域を変える人もいるみたいですが、史料の読み方などまた勉強しなければならないので、相当大変です)を学べる大学院を受験すればよいのです。
私が「この大学にしなさい」というわけにはいかないので、大学ではどんな歴史学の勉強をするのか、を簡単に紹介いたします。これは少なくとも大学の2年生課程までは、どの大学もほぼ同じだと思われます。
まず1年生時には、歴史学とはなんぞや、という学問をします。大抵の学生は、この講義で自分がイメージしていた歴史学と実際の歴史学とのギャップに困惑し、挫折します。もっといえば、歴史そのものに嫌悪感を抱くようになります。高校までの歴史の授業が「歴史学ごっこ」に思えてきます。さらに、史料や文献を読んで自分なりに歴史観をまとめる練習、レポートやゼミが待っています。ここで論文の書き方や史料の読み方を学んでいきますが、ここでも多くの学生が挫折します。なにせ今まで論文の書き方なんて教わったことはないし、史料も多くは現代の日本語ではないものですから。古代ローマ史を学ぶのであれば、ラテン語を学ぶ必要がありますね。NHKでも講座はないですから、大学によっては、ほとんど独学のような状態になるかもしれません。その他、日本史・西洋史・東洋史・考古学などの概要を1年間かけて学びます。まあこの内容は指導する教授によって、ずいぶん差がありますから、面白いものは面白いです。
この上に、一般教養なども含まれていきますから、他の学生が遊んでいるのを横目に身ながら、図書館にこもって勉強する日々を送ることになります。
なぜここまでやるか。それは歴史学を学びに大学に来ることは、歴史のプロになる、歴史で飯を食う人間になるためだからです。歴史学者もそうでしょうし、社会科の教員もそうです。どの世界でもプロになるのは狭き門ですが、学生の頃からそういうふるいにかけているのです。卒業して大学院で学ぶのはおそらくほんの1割くらいではないでしょうか。さらにそのなかから歴史学者として飯を食えるのは、1割にも満たないと思います。
ですから、「歴史学者になる」という強い思いをお持ちなら、どの大学でもまず最初の1~2年間を乗り切ってください。そして卒論を出す段階にまでなったら、指導した教授が唸るような論文を書いてください。そしてより高いレベルの研究ができる大学院に進学してください。そこでまた揉まれて、さらに優れた論文を書いてください。
大学で歴史を学ぶということがそういうことですから、選択のヒントとしては、学問に集中できる環境、つまり時間のほとんどを学問に注ぎ込める環境であり、大きな書店や古書店、博物館、図書館が近くにあり、娯楽施設がない所がベストチョイスだと思います。
長文、失礼いたしました。
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- 回答日時:2007/2/25 20:02:32

