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他学部→医学研究科修士→博士課程 だと就職はどうなるのでしょうか?

yugioh003iさん

他学部→医学研究科修士→博士課程 だと就職はどうなるのでしょうか?

他学部理系から医学研究科(修士)に進学し、その後、博士課程に進学して卒業した場合はどのような特典がつくのでしょうか?

医学部卒ではないため、医者にもなれず、博士だと企業にも就職できずで、いいこと無しなんでしょうか?

また、医学研究科(修士)で就職した場合はどのような会社に就職できますか?研究所やバイオベンチャーは行けるのでしょうか?

いろいろ教えてください。よろしくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

etilekiteさん

他学部から医学系の修士へ進学しても、特に特典はありません。
さらに博士課程へ進学して博士号を取っても、同様です。

こういう大学院からの「就職」ということになると、これまた微妙な問題があります。

そもそも、
医科学または医学の修士大学院というのは、
基礎医学研究に進む医師が少ないため、それを補う目的で、
理工系や薬学系からも医学系大学院へ進学できるようにしようという趣旨から、
設置されたものです。
ですから最初から企業への就職は考慮していない大学院も多いです。

また他の回答にもあったように、
このような大学院において、臨床系の研究室に進学した場合、
周りが医師や看護師ばかりで、理工系から進学して来た人には、
研究内容や指導がそぐわないということは大いにあります。
このような研究室では、会社への就職などは最初から眼中にありません。

加えて、
指導教授が臨床出身者の場合は、
医者への指導は上手でも、研究者への指導は不得意ということもあります。

よって、どのような研究室に所属し、どういう教授の指導を受けるかが
就職においては極めて重要です。

付け加えて言えば、基礎医学であっても生理学や解剖学系統の研究室では、
内容がアカデミックすぎて、将来の就職というと、大学教官ぐらいしかなく、
昨今の過剰ポスドク問題から見ても、将来の就職は芳しくないものになる
可能性が極めて大です。

お勧めとしては、
生化学、薬理学系統の研究室で、教授が理工系や薬学系の出身のところです。
こういう研究室は製薬メーカーやバイオ系の会社とコネを持っているところが多く、
就職は有利になります。
上記のような会社では、研究員として修士・博士を求めているので、教授の推薦が
あれば、採用してくれることも多いです。

そういう場合、何か修士時代に得意技を身に着けておくと更に有利ですよ。
例えば質量分析器やNMRを使った研究手法を得意とするとか、
蛋白質3次元構造解析の計算ソフトウェアの取り扱いに長けているとか、
手にワザがあれば大いに有利に働きます。

ME(メディカルエレクトロニクス)の研究室も、就職に有利です。
この種の研究室では、
医療機器メーカーと共同で開発プロジェクトを実施している所もあります。
工学系出身者なら、こういう研究室を狙うという道もあると思います。

ですから、
他学部→医学研究科修士→博士課程というコースへの進学にあたっては、
どういう研究室に所属して、どういう教授につくかが、就職において、
あなたの将来の浮沈を決めると言っていいと思います。

進学したい大学院の研究室の研究内容や、指導教授の経歴を
事前にしっかり調査して、必ず研究室訪問もやって、進学を決めて下さい。

御幸運をお祈り致します。


以上

質問した人からのコメント

  • 成功回答してくださった5名の皆様、特に詳しく長文で説明してくださった3名様には深く感謝いたします。etilekiteさんはさらに、将来に役立つ経験なども教えて下さったのでBAとさせていただきました。医学修士が意味をなさないこと、逆に不利になるのではないかと教えてくれてありがとうございました。今後は皆様の意見を無駄にしないように、自分の人生を見直していこうと思います。ありがとうございました。
  • コメント日時:2008/11/26 21:02:45

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ベストアンサー以外の回答

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mokomokodokanさん

周りをみて思った感想。

抜群の能力とやる気、そして運を併せ持つ人間はその後研究者としてやっていける。

少なくとも「並みの能力で、運もそれほどない人」には博士課程進学はお勧めしない。

biosci46さん

都内国立大の大学院医科学修士を修了した者です。
大学では生物学を専攻しましたが、「より人に役立ちそうな研究をしたい」との思いがありました。主要大学の医学部が、医学科以外の出身者が医学の研究を出来るという医科学修士を新設しつつあった頃で、この分野の者の間では注目されていた事もあり、志望しました。当時は人気・倍率も高く(理学系などに比べて遥かに)、かなりの難関でしたよ。

1年の前期は同期入学者と共に医学系の講義と病院実習を受け、それ以降は、受験時に志望した研究室に所属して研究を行ってきましたが、この研究室選びでその後が大きく左右されますね。
教授が理学系等の出身、あるいは医学部出身でも研究で相当の実績を上げ、私達のような研究志望の学生を熱心に教育してくれるならば、自分も修了までに成果を上げて研究職としてやっていけるチャンスはあると思います。最初はポスドクでしょうが。
しかし、臨床系の研究室等に入ってしまったら悲惨です。。

私が修士で所属した研究室は、受験前の訪問での印象とは異なり、いざ入ってみると、学内の医学部・歯学部の他の医局または他大医学部から出向で来ていた医者や歯医者ばかりで、理学系出身者は助手と博士課程の院生2人。
教授も修士の学生の扱いに慣れていなかったようで、思うように研究をやらせてもらえず、内部推薦の時期に博士課程進学のお願いすると、受験前の面談時の話とは違い
「医者でないのに医学博士号を取っても無駄」と、受け入れを頑なに拒まれました。
別の研究室に移る事も検討しましたが、その指導教授にダメにされ、他大はドクターからの受け入れは難しく、行き場がなくなってしまいました。
途方に暮れていた中、たまたま誘いがあった高校の非常勤講師を引き受け、そのまま私立中高教員を続けてきた感じですが、毎年1年での使い捨ての非常勤講師ばかりで(最近は私学の雇用実態の醜さは同業者の間では問題になっており、講師仲間も同様の境遇です)、身分も生活も不安定。今後が不安でなりません。

修士時代の他の同期(研究室は皆別)ですが、このコースは博士進学を前提としているため、ほとんどがそのまま進学しました。最近は音信不通になっており、修了後はどうしているか分かりませんが、最近のポスドクの現状を聞くにつけ、状況は厳しいのではと察しています。
就職も数名いましたが、薬学部出身者ばかりで、最終的には薬剤師の資格を活かして会社に決まったとの事。単科医大ゆえ企業とのパイプが全くなく、皆苦労していました。「かえって、学部の大学に居た方が良かったね」とお互い言い合っていましたよ。
私と一番仲の良かった友人は、自県の臨時教員を経て教員採用試験に合格したと聞いています。

医学系大学院は、医者ならば専門知識を深め出世につながりますが(医師として病院にずっと勤めるわけですし)、そうでない人間が行っても中途半端になってしまいましたね。。
なお、上述の助手さんは最後に「この研究室は、医者や歯医者にとってはハイレベルだが、理学系の人間には物足りない」と私におっしゃいました。
入るのは大変だった事も併せると、これほど「お買い損」な大学院はないでしょう。

なお「バイオベンチャー」ですが、学部時代の同級生で興味を持っている人がいました。
彼は大学院進学も視野に入れ、早期から研究室訪問もしていましたが結局「少しでも早く社会に出た方が得」と判断し、進学せずに学部卒で就職しました。

tokai_jin_goldさん

医学研究科(修士)は、医科学研究科(修士)の誤りと思われます。
医科学研究科(修士)で就職する場合、当然、生物、医療系企業の研究所やバイオベンチャーは進路に入ります。

suffolkdowns06さん

私自身は薬学部の出身なのですが、研究室には大学院生として理学部博士課程の方、医学部博士課程の方もいました。医学部博士課程を修了された人の進路は、全員が研究機関への就職でした。大学に残ってポスドクや助教をする人、海外にポスドクとして留学する人、理研などの大学外の研究機関に就職する人などがいました。最終的に製薬企業に就職された先輩もいらっしゃいますがポスドクと助教を経た上での就職で、卒業直後に企業へ就職された人は私の研究室のOBさんにはいらっしゃいません。

医学部の博士課程を修了して学位を取った際の特典ですが、海外ではMD(医学博士)と名乗れることぐらいで、他にはあまり無いような気がします。日本だと自ら「医学博士です」と名乗る機会もそんなにないでしょうし、何より自分が医者で無いことは分かっているので、医学博士ですと名乗って「お医者さんなんですか?」と聞かれるのも面倒だと思います。海外でも肩書きの上はMDを名乗っても詐称にはなりませんが、日本のMD取得システムと海外の取得システムの違いを説明するのも一苦労だと思います。

医学部・歯学部・獣医学部・薬学部(6年制)を卒業して博士課程に進学すると博士号取得まで通常ならさらに4年かかる計算になります。学部時代の6年と大学院時代の4年で博士号取得まで合計10年。医科学修士を経て医学博士取得までも同様に10年かかります。普通の博士号なら学部時代4年+修士2年+博士3年の9年で済みます。この1年の差を無駄に長い1年と思うのか、余裕を持って研究できると思うかでまた違ってくると思います。

学部4年生から卒業研究を始めて、修士、博士と同じ研究室に在籍し続けた場合、一つの研究に打ち込める時間は6年です。修士から別の研究室に移って、通常の修士2年と博士3年だと合計5年。医学部の修士に移って、医学部博士課程に進学すると6年という計算になります。研究を長くやって結果を出したい人には1年長く研究できるのは魅力的だと思います。

医学研究科(修士)で就職するケースですが、多くの大学院はこの課程を博士課程進学への基礎医学研究トレーニングと位置づけていて、ほぼ全員が博士課程に進学することを念頭に置いてカリキュラムが組まれています。もちろん、博士課程に進学しないのは個人の自由です。私の研究室では医科学修士課程の学生さんはおらず、他の研究室の医科学修士の学生さんはそのまま博士課程に進学するケースが多いです。

下記のケースは信州大学の医科学修士の卒業生のケースですが、就職先は多岐にわたっています。
http://dept.md.shinshu-u.ac.jp/master/shinro.htm

まぁ、個人の努力次第でなんとでもなるといったら元も子も無いですが、在学中に結果を残していればそれなりに何とかなるでしょう。

mixmixvegetableさん

医学研究科修士なんていうのがあるんですか?
医学部自体が6年制ですから、不思議な位置にあるんですね。
博士の就職には、研究職につく場合には、やった研究内容(論文の中身)がかなりものを言います。
博士課程の間に、かなり独創性のある研究や、新しい発見をした人は、良い職についています。

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