解決済みの質問

敬語についての質問ですが、敬語という言葉はなぜ生まれたのですか。また敬語とい...
qpspr225さん
敬語についての質問ですが、敬語という言葉はなぜ生まれたのですか。また敬語という概念は日本語だけなのでしょうか。もし、日本語だけならばなぜ日本語だけなのでしょうか。ご教授お願いします。
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leidoumanhkさん
「敬語」とは何でしょう?文字通り「敬意を表す語」を指すのであれば、世界中のほとんどの言葉に存在します。
原始的な社会であれば未発達かも知れませんが、世界中の多くの社会では社会的な上下関係があります。宗教的な身分制度や社会的な階級制度、またある社会集団における支配者集団と被支配者集団、年長者と若輩者など様々です。
洋の東西を問わず、皇帝や王に対する言葉遣いと奴隷に対する待遇は全く異なります。衣食住だけでなく様々な違いがあるのに、言葉の表現に差がない方がむしろおかしいのです。
「敬意」という気持ちがあるところには「敬語」は必ずあります。
また、親疎関係も重要です。親しさを表す相手には「敬語」(丁寧語)は使わず、親しくない人には「敬語」(丁寧語)を用いるというようなことです。最近では親子で敬語を使う家庭は減ったと思いますが、かつては親子の間で敬語(尊敬語、謙譲語、丁寧語)を使うことは日本では普通のことでした。時代が変わり、親子関係が変化し、「親しい関係」になったため、敬語が使われなくなったのでしょう。「誰にでもフレンドリー」というような社会ではそういう面であまり敬語は発達していないかもしれません。
最近では「敬語」という言葉ではなく、「待遇表現」という言葉がよく使われています。人間の社会的関係や相手に対する見方を表すという意味では、敬意表現(いわゆる敬語)だけではなく、軽卑表現、尊大表現、卑罵表現など、上から下へ蔑む表現、自分を高めていう表現、喧嘩などで相手を罵倒する表現も含めて考える方が適当であるという考え方です。
どこの国にも汚い言葉もあります。英語などのスラングは日本でも有名だと思いますが、そういった言葉があるということは、反対に相手に敬意を払う表現もあるということでもあります。丁寧さを表す「please」もそのひとつですし、「Can you~?」というより、「Could you~?」といった方が丁寧であるというようなことは聞いたことがあるのではないでしょうか。これらも一種の「敬語」です。
ただし、ヨーロッパ語では敬意や丁寧さを表す語彙は結構あるのですが、文法として体系的なものはないと言われています。
日本語ではそれが尊敬語、謙譲語、丁寧語、最近では丁重語、美化語などの分類もありますが、敬語というものが体系的になっているのがヨーロッパ語と異なるため、特徴的だと思われているのです。でも、あくまでヨーロッパ言語と比べた場合です。
韓国・朝鮮語は日本語と文法がよく似た言語ですが、韓国語にも日本語とよく似た敬語のシステムがあります(相対敬語と絶対敬語の違いなどがありますが)。ですから、彼らにとっては日本語の敬語というのはそれほど特異なものでも、難しいものでもないのです。また上には上がいるもので、インドネシアのジャワ語などは世界で最も複雑な待遇表現(敬語)の体系を持っているといわれています。高貴な人への表現、年齢的などで目上の人の表現、同じレベルか目下の者への表現、田舎物などへの表現、王宮などだけで使われる表現など、非常に細かい分類がなされており、相手の身分などを瞬時に判断して、適切な表現を選んで話さなければならないので、ジャワ人以外には習得が非常に困難だといわれているそうです。
カースト制の影響を受けている南アジアの言語でも敬語がかなり発達している言語があると聞きます。
日本もかつては士農工商などの身分制があり、また先輩、後輩、など今でも上下関係に厳しい社会ですから、敬語が発達したのかもしれませんね。
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owaraiotokonoseizaさん
人間は、必ず集団生活をしています。
ひきこもりの人もいますが、経済活動をしていないのに生きていけのは、社会の恩恵を受けているからです。
人間の集団、つまり社会が形成されると、必ず上下関係がうまれます。
リーダーがいないと、円滑な運営ができないからです。
上下関係があるなら、それに対応するように、コトバが発達します。
それが、敬語です。
ですから、どんな言語にも、敬語が存在します。
ただし、社会の発達の仕方によって、敬語の重要度は変わります。
dendentaiko123さん
敬語はもちろん日本では発達していますが、例えば、ヨーロッパ近代語に敬語があるかないかは敬語の定義次第ということになります。敬語を広く「人物間の上下関係や親疎関係を反映した言語表現」と定義すれば、英語で丁寧な命令文に please を付けることなど英語を学習し始めた者でも知っている例を始め、学校や軍隊で生徒や兵士の教師や上官に対する応答の文末に sir/madam を付ける例、大陸語における2人称代名詞の敬称(動詞の活用も3人称など本来の二人称形と異なる形を用いる)が存在する例などヨーロッパ近代語にも敬語があるということができます。
英語の二人称代名詞である you も、もともとは敬称であったものが、敬称でない thou が全くといっていいほど使われなくなった結果、敬称として意味を成さなくなったものです。つまり、かつての英語話者が家族であろうと親しい友人であろうと常に敬称のみを使っていたために、敬称でない形の thou が忘れ去られるに至ったわけです。
しかし、日本語のように「人物間の上下関係を反映した言語表現が体系的に文法化された形式」をもつものに限って定義すればヨーロッパ近代語には敬語はないことになります。
また、敬語は現代においては主に第三者等との会話で使用され、見知らぬ相手との円滑なコミュニケーションを促す役割も持っています。
この「親しくない相手=見知らぬ相手」とも、円滑なコミュニケーションがとれるというところが、ヨーロッパ人に比べて「内気」な日本人にとってまさにぴったりのものだったわけです。
<太古Ⅲ>
dendenko123さん
他を敬うことによって社会生活の円滑を図ったのでは
ないでしょうか。
敬語はいろいろな言語に見られます。例えば、中国・
韓国はかなり沢山あるそうです。
英語にもドイツ語にもあります。例えば、ドイツ語の
二人称には「du」と「Sie」があり、日本語の代名詞
には「あなた」がありますが、敬語はやっぱり日本が
最多ではないでしょうか。
<田子>
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