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ビデオの記録形式で59.94i 60i 及び 23.97p 24pの違いは何ですか?

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質問者

pentax_styleさん

2010/7/204:21:53

ビデオの記録形式で59.94i 60i 及び 23.97p 24pの違いは何ですか?

ビデオカメラの記録形式で、59.94iと23.97pが記録できるカメラがありますが、 60iと24pが記録できるカメラもあります。
これらは、あくまで仕様表記上の違いであってまったく同じ規格なのでしょうか?それとも別規格なのでしょうか?
ノンリニア編集にはどちらが向いているのでしょうか?

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tkd_ad311さん

2010/7/412:22:44

厳密に言えば、それぞれ異なる規格になるのですが、家庭用ビデオカメラの場合は、事実上同じと考えて差し支えありません。
何故ならば、家庭用ビデオカメラで60iや24pという規格はありえないからです。

説明書やカメラの設定で、60iとか24pという表記しかない場合には、60i=59.94i、24p=23.97pと考えて構いません。

しかし、59.94i、60i、23.97p、24p等が個別に併記されているような場合は、ぞれぞれ異なる規格と捉えなければなりません。(特に24p系の規格は種類が多いので注意が必要)
何故そんなややこしいことになっているのかは、難しい専門的な内容になりますので、とりあえず上述したことだけを念頭に置いておけば良いでしょう。


以下参考です。

日本のHDTV方式であるハイビジョン(デジタル)は59.94Hz(有効走査線数1080本/総走査線数1125本/インターレース)ですが、NHKがかつて世界に普及させようと考えていたアナログハイビジョン方式では60Hz(有効走査線数1035本/総走査線数1125本/インターレース)を想定していました。そのためハイビジョンというと、59.94Hzと60Hzの二つが存在します。しかし、実際に普及しているのは59.94Hzの方で、60Hzは事実上使われていません。こうした状況から分かりやすさを優先する場合、59.94iを60iと表現する場合があります。
※「ハイビジョン」は日本独自のHDTVの呼称で、海外ではこの呼称は使われず単にHDTVと呼ぶのが普通です。HDTV規格は国/地域によって異なります。

24pと23.97pの関係も、60iと59.94iの関係とほぼ同じと考えて下さい。
比率計算してみれば一目瞭然です。
60:59.94 = 24:23.976 (59.94÷60×24=23.976)
23.97pとか23.98pとか表記にバラツキがあるのですが、これは小数点第2位以下の処理の仕方の違いによるもので両者は同じです。
24pは元々映画のフィルム撮影用の規格です。1秒間に24コマというのが映画で撮影する時の規格として決められていますが、これはそのままではテレビ放送で使えないため変換が必要になります。変換の仕方の違いによって、様々な規格が存在します。


一般ユーザーにとっては、上述のような事情はどうでも良いことで、どのように表記しようが結果的に同じことですし、放送技術に携わる者にとっては常識的なことなので、厳密さが要求されない場面では、いちいち59.94iとか23.97pなどと言うよりは習慣的に60iとか24pで済ませることが多いようです。

ノンリニア編集に向いているのはどれかという質問に関しては、どれが一番というのはありません。個人の場合は好きにできますので、自分の環境に合わせるのが良いでしょう。
例えば、PC上でしか鑑賞しないと割り切れるならばプログレッシブ系の方が向いています。ハイビジョン規格と互換性を持たせるならば、1080/59.94i(60i)に合わせておくのが無難です。結局はフレーム数と解像度のバランスで何を重視するかでしょう。


●iとpについて。
それぞれビデオの走査方式の種類を表しています。
i ・・・ Interlace(インターレース=飛び越し走査)
p ・・・ Progressive(プログレッシブ=順次走査) ※Non-interlace(ノンインターレース)と表記される場合もありますが同じです。

●一画面(1コマ)の定義。
一画面(1コマ)=1フレームです。
インターレース方式の場合、2フィールド=1フレーム=一画面(1コマ)。
プログレッシブの場合、1フィールド=1フレーム=一画面(1コマ)。

●フィールド周波数。
59.94等の数値は全てフィールド周波数を表しています。
59.94i=フィールド周波数59.94Hzのインターレース方式
60i=フィールド周波数60Hzのインターレース方式
23.97p=フィールド周波数23.97Hzのプログレッシブ方式
24p=フィールド周波数24Hzのプログレッシブ方式

●フレーム周波数。
インターレース方式の場合、フレーム周波数はフィールド周波数の半分となります。
59.94iのフレーム周波数=29.97Hz
60iのフレーム周波数=30Hz
プログレッシブ方式ではフィールド周波数=フレーム周波数となります。
23.97pのフレーム周波数=23.97Hz
24pのフレーム周波数=24Hz

●なぜ59.94Hzか?
元々白黒テレビの時代に、フレーム周波数は30Hzと決められました。ところがカラーテレビの登場によって、色信号を新たに加えることになり、技術的に30Hzでは都合が悪かったため、最終的に29.97Hzが良いということで決められたのです。インターレース方式では、フィールド周波数はフレーム周波数の倍になりますので59.94Hzです。
NHKでアナログハイビジョン方式を世界に普及させようとしていた時期には、世界的普及ということを念頭にフィールド周波数60Hzとしていましたが、結局この試みはうまく行かず、国内での互換性を優先させて現在のハイビジョン規格では従来通り59.94Hzになりました。

質問した人からのコメント

2010/7/9 23:14:27

皆さん、詳しく回答いただき有難う御座いました。
理解することが出来ました。

ちょい足しを取り消しますが
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グレード

知恵袋マスター

編集あり2010/7/309:26:16

現実には、59.94i 60i 及び 23.97p 24pは、それぞれ規格が全く違います。

実際、60i 及び 24pはTV放送には使えません。
(タイムコードで6秒/時間の誤差を生じるため)
しかしながら、我々が一般的に目にするビデオカメラで、60i 及び 24p仕様のものは、まずありません。
編集できるソフトも、本格業務放送用を除けば、EDIUSとSONYのVEGAS-PROくらいのものですから。

60i 及び 24p、はシネマ撮影やCM撮影に特化したカメラと判断しても良いでしょう。
しかし現実には、民生機のカメラで60iや24pの表記を、平気で載せています。
つまり一般的には、59.94i 60i 及び 23.97p 24pの違いは、あくまで仕様表記上の違い、といっても過言ではないでしょう。

--------
追記です。
少し気になったのが、最近の1眼レフでの動画撮影。
CANONは、60i ・ 24pの表記はあるものの、60i:59.94i 、24p:23.97pとの注釈が書いてありました。
NIKONは、60i 及び24pと書かれています。真実は?です。
SONYはVEGASが対応しているくらいだから、もしかして?
(フレーム数の表記は確認できていません)

いずれ、紛らわしい表記が横行しているのは事実なので、それぞれに確認が必要だと言うことには間違いないようです。

ちょい足しを取り消しますが
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グレード

カテゴリマスター

2010/7/216:22:40

24Pはフィルム映画の24コマを意識した撮影方式です。
23.97pと 24pの違いは、下記のURLを参考にしてください。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20090422_152963.htm...

24Pの編集は、ソフトが対応対応していなければ使えません。

ちょい足しを取り消しますが
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