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主格の助詞「が」は大和言葉だそうですが、このことの意味をご説明下さいませんか...
ID非公開さん
主格の助詞「が」は大和言葉だそうですが、このことの意味をご説明下さいませんか? さくら、やま、うみ、がやまとことば、というのは分かりますが、 「が」がやまとことばであるとはどのような意味なのでしょうか?
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私は遊ぶ
このような「が」の用法は欧米言語にはなく理解されにくい言葉の一つですが、韓国語にはこの2つの違いがあって、韓国人はすんなり「が」の意味を理解します。「が」の用法は朝鮮半島経由なのだろうかと考えたことがあります。
「が」が、大和ことばと聞いたとき、それで少々その意味を知りたいと思いました。
が、が中国ではなく日本古来からあるとして、用法として、日本オリジナルなのか疑問に思っています。
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- 質問日時:
- 2012/2/12 22:02:34
- ケータイからの投稿
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- 解決日時:
- 2012/2/13 23:42:31
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ベストアンサーに選ばれた回答
soteionさん
日本語の語彙は、やまとことば、漢語、外来語の3つに区分されるとされます。この分類で言えば、「が」は、やまとことばです。
用法としては、日本オリジナルです。そもそも、8世紀の文献には、主格助詞「が」はありません。
非常におおっざっぱに説明すると、主格助詞「が」の誕生は以下のようになります。
(1) 「が」はもともと、所有格助詞でした。
「我が家」
「君が為」
などです。現代日本語の「の」に近い役割です。
(2) (1)が少し変化して、
「君が行く道」
と言う用法が発生しました。ここで、「君が」「行く」は、元来、それぞれ独立して「道」を連体修飾する単語です。しかし、動作に着目すると、「君が」は、「行く」の主語として機能していると見ることもできます。
(3) (2)が少し変形して、
「君が行くを止めず」
のような用法が登場しました。ここで、「行く」は動詞の連体形で、「行くこと」という意味です。「君が行くこと」ということですが、「君が」は、「こと」を修飾するのか、「行く」に対する主語なのか、かなり曖昧になっています。
(4) さて、9世紀ごろには「係り結び」と言うものが発達しました。助詞「ぞ」をつけると、動詞は連体形で終わらせることができるというやつです。助詞「ぞ」をつけるので、強い印象を与えます。ここからの類推で、11世紀を過ぎる頃から、助詞「ぞ」をつけなくても、文章の末尾を連体形で終わって、強い印象を与える用法が発達しました。
(5) (4)の結果、中世の終わり頃には、文の終わりは連体形にするのが一般的になります。この結果、昔は
「君が行く・・・」(←「行く」は連体形で、後ろの語句を修飾する)
という具合にしか使うことができなかった表現が、
「君が行く。」(←「行く」は、実は連体形だが、これで文章が終わる。)
と言う独立した文章で用いられるようになりました。ここに、独立した文で使用することができる主格助詞「が」が誕生したわけです。
このように、主格助詞「が」の発生するプロセスは、日本語の内部だけで完全に説明できます。
実は、朝鮮語に「ga」という主格助詞があるのですが、この誕生は日本語の「が」よりも若干遅いようです。(一方、朝鮮語には「i」と言う主格助詞もあって、これはかなり古いそうです。) いずれにしても、日本語の主格助詞「が」には、朝鮮語の影響は全く考えられないと思います。
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- 編集日時:2012/2/13 11:52:02
- 回答日時:2012/2/13 11:50:18
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