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春節のとき、中国にくる魔物(年?)について、 詳しく教えてください。

kim********さん

2013/1/2718:35:31

春節のとき、中国にくる魔物(年?)について、

詳しく教えてください。

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cqe********さん

2013/1/2910:27:53

中国では「年がかわる時、魔物が出没する」との言い伝えがあります。なので、人々は年越しの時期に魔物を追い払うために爆竹を鳴らし、花火を盛大に打ち上げるのだといいます。
この年越しの時期に現れる魔物が「年獣(年兽, Nián shòu)」と呼ばれています。“年”と同じ発音なので“年(nian)”とも呼ばれます。
魔物は、赤と爆竹が嫌いだと言われているので、赤色のもので家を飾り、爆竹を鳴らします。元日には「大年」、十五日には「小年」が来るそうです。

以下サイトに年獣(年兽, Nián shòu)の解説が載っています。
http://erinita.way-nifty.com/chiberi/2011/01/post-e94e.html
年獣(年兽, Nián shòu)は、人間の生肉の味、特に子供を好むという伝説の怪物で、“年兽”は春の始めに荒々しく吠え、村々を震え上がらせ、住民を貪り食っていた。ある年、ひとりの老人が、爆竹と音が大きく出る太鼓、明るい灯火に赤い垂れ幕を持って、この化物と闘う決心をした。これが年兽を寄せ付けなかったということが、今日の春節へと結びついている。年兽は大きな音や赤い色を恐れたため、花火や赤い飾りがあると追い払える。年兽の伝説は、春節に踊られる獅子舞の起源になっている。


“年兽, Nián shòu”という発音や、新年に恐ろしい魔物が来る、そして魔物を追い払うには爆竹が有効だ、という事から古代の風習を見ると、『荊楚歳時記』の正月の記述に行き当たります。
『荊楚歳時記』とは中国南北朝時代の梁朝(6世紀)の宗懍(そうりん)によって著された荊楚地方の年中行事記ですが、正月に現れる“サンソウ”という悪鬼の事が記されています。

正月(三)爆竹
「まず、庭前で爆竹を鳴らし山臊(サンソウ)の悪鬼を避(サ)ける。」
解説には
「西方の深山の中に居る人は、身の丈尺余(一尺余り)、足は一本しかなく、片肌脱ぎの姿で、人を畏(オソ)れない。人が止宿しているのを見ると、暮にその火によって来て蝦蟹(カカイ)を炙(アブ)る。人の居ないときを伺っては塩を盗み、蝦蟹に付けて食らう。之を犯さば人をして寒熱させる。これを名付けて山臊(サンソウ)という。かって人々は竹を火中に入れると爆竹の大きな音が出た。山臊(サンソウ)は皆な驚き畏れた。山臊(サンソウ)は人の形をしているけれど変化する、という事は鬼魅(キミ)の類である。今、山中には皆な山臊(サンソウ)がいる。」

中国の春節のとき現れる魔物で“年”と同じ発音の“年(nian)”、あるいは“年兽, Nián shòu” というのは、古代中国の『荊楚歳時記』に描かれる“華南特有の悪鬼・山臊(サンソウ)”が、時代と共に変化して“年(nian)”、あるいは“年兽, Nián shòu”と呼ばれるようになったのでは?と思います。
今では、この風習は中国本土のみならず、香港や台湾ひいてはシンガポールでも盛んに行われているそうです。

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