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リンの循環について

itt********さん

2013/3/1010:34:24

リンの循環について

こんにちは

・地球規模での窒素とリンの生物地球科学的循環の特徴について、両者の相違点を明らかにしながら比較して答えよ

という問題で

窒素は、大気中のN2を窒素固定細菌がNH4+にし、地中の硝化細菌によってNO3-、NO2-となり、植物に取り入れられたり、脱窒細菌によって脱窒されて元のN2に戻る。

というのは理解できるのですが、リンの循環がわかりません。

リンはどのように待機中を循環しているのでしょうか。

よろしくお願いします。

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ken********さん

2013/3/1014:53:58

両者の相違点
→チッソの大きな貯蔵庫は大気であり、空気中の5分の4が窒素分子でできている。
リンは比重が重いので低い所にたまりやすい。リンの大きな貯蔵庫は大気でなく地質時代に蓄積された岩石等の堆積物である。

リンの大きい貯蔵庫は大気ではなく,地質時代に形成された岩石などの堆積物である。
これらはしだいに侵食され,リン酸塩を生態系に与える。
このとき,多くのリン酸塩は海に流れ,その一部は浅海の沈殿物の中に堆積し,一部は深海の堆積物として失われる。

リンは比重が重いので、重力にしたがって地球上に分布しています。
つまり低いところにたまりやすいということで、土中であれば地下深くに、海であっても深海の方にたまりやすくなります。

自然に任せていれば、リンは山から川などを経て海の底深くに行くということで一方的な動きしかありません。

海底の土中にあるリンが、海洋の中の湧昇流(深層の水が表層域へ動く垂直方向の流れ)に乗って表層域に移動したり、また海底火山の爆発によって突発的に海中、表層域に運ばれるのです。
その表層域ではプランクトンが繁殖し、それを小魚が食べます。その小魚を鳥類が食べます。この過程で生物濃縮され、鳥の糞には高い濃度リンが含まれることになります。離島のサンゴ礁に海鳥の死骸や糞、魚や卵の殻などが数千年から数万年という長期間にわたって堆積して化石化したものを「グアノ」と呼びますが、そのグアノを形成するためにはウミウなどの海鳥が、魚を食べて糞をするという重要な役割を担っていたのです。グアノはリンの含有率が高く、人工的に合成されるようになるまでは主要なリン資源でした。

ですから鳥類が海から陸にきて糞をしたり、同じ陸地でも、平野部から山間地や森林の間を移動し糞をするということは、低い方へ低い方へと一方的になりがちなリンの動きに対して、重力に逆らって空を経てリンをより高い場所へ運び上げるという循環のルートを形成しているのです。

魚類もリンの循環にとって重要な役割を果たしています。人間を含めた動物に食べられることによって、リンを地上に運びます。鮭などのように一生の間に河川と海の両方で活動する魚は、海洋で蓄えたリンを産卵のために川を遡上することで内陸深くまで運び上げ、熊をはじめとする大小の動物によって食べられ、糞や死体となって土にもどります。つまりそうした魚類も鳥類と同様、重力に逆らってリンをより高い場所へ運び上げるという循環のルートを形成しているのです。

また人類も漁業によって年間約1億トンもの水生生物を海水・陸水から地上に水揚げし食料や肥料として利用しています。これも重力に逆らった動きです。
http://www.csij.org/archives/2007/02/post_142.html抜粋

質問した人からのコメント

2013/3/10 23:31:13

降参 抜粋していただきありがとうごさいました!

参考にさせていただきます!

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