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「耳障りの良い」を疑う

呉下の阿蒙(ごかのあもう)さん

2007/2/821:27:09

「耳障りの良い」を疑う

昨夜、話題の「敬語の細分化」について討論する生番組がありました。
そのなかで出演者の評論家がふと「耳障りの良いコトバ」というフレーズを口を滑らした途端
案の定、クレームが殺到したのです。お前ごときに日本語を語る資格はない。
すると、女性アナウンサーはこのように反論しました。「みみざわり」の「さわり」には
もうひとつ「肌触りがよい」と同じような使い方もある。従って間違いではない。
もし誤解を招いたとしたらお詫びします。
頭の悪い私は、しかしこの説明にまったく納得がいきませんでした。
「肌触り」、「舌触り」、「歯ざわり」、「手触り」……。
なるほどこれらの表現は触覚を表すコトバだと思います。「―触りが良い」もあるでしょう。
が、耳や目は決して「触る」器官ではないではないですか。
「耳障り」、「目障り」は、どこまでいっても「悪い」の意味としか使えないのではないでしょうか。
もし根本的の間違いがございましたら、どうか痴呆症の寝言だと思って笑ってお許しください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

buk********さん

2007/2/822:14:33

おっしゃるとおり「みみざわり」という言葉は、本来「耳障り」ですから、「耳ざわりが良い」というのは間違った言葉遣いになります。
とはいえ、「耳触りが○○」と「耳障りが○○」というのが、別の言葉だと考えれば「耳触りが良い」という言葉も成り立つように思われます。
なので問題は、“耳障り”という言葉の存在とは関係なく、「耳触りが良い」という表現の言葉の存在が許せるかどうかということです。

確かに肌、舌、歯、手は“触れること”ができます。なので「触れないものに触れるという表現を使うことは正しくない」という考え方もわからないでもありません。
しかしながら、日本語の表現には「体の一部が本来○○とはならないものを○○と表現する」という場合も少なくありません。(腹を立てる、頭を捻る、目に物言わす、一肌脱ぐ、など)また、本来物理的接触ができない対象に対して「触れる」という言葉を使うばあいもあります。(○○の世界に触れる、など)
現実には、この「耳触り」を正しい日本語として扱うかどうかは、各国語辞典の間にでも違いがあります。誤用としているところもあれば、俗語としているところ、とくに表記もなく記載しているところもあり、耳触りという言葉は、いわば「正しい日本語と間違った日本語の境界上にある言葉」だと言えます。

ちなみに「目触り」などという言葉は、明確に誤りであり。どの国語辞典にも載ってはいません。

質問した人からのコメント

2007/2/9 18:25:43

みなさまからお答えをいただき大変勉強になりました。屁理屈の思い上がりだというきついご指摘もごもっともです。「耳触り」は今のところ境界上にあるわけですね。

ベストアンサー以外の回答

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map********さん

編集あり2007/2/906:05:09

ご指摘の件もっともであり、穴があったら入りたい心境でございます。私も先日やらかしました。気付いた時には訂正不可でした。
普段、相手に対して誤解の無い表現・聞きやすく読みやすい表現を心がけているつもりですが、勢い余って言葉の選択を間違う場面がございます。
言葉の選択間違いの件はどうか、お許しください。今回のケースも屁理屈をこねず素直に訂正すれば良かったのですよね。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010589390
この場をお借りしまして、お詫びと訂正をさせて頂きます。
文中の「聞きやすく耳障りの良い表現」→「聞きやすく耳障りにならならい表現」に訂正いたします。
今後は言葉の表現には十二分に注意し、しっかり勉強してゆく所存でございます。誠に申し訳ございません。

Targeterさん

編集あり2007/2/909:48:24

「みみざわり」には「耳触り」と「耳障り」の2つの表記があり、それぞれ意味の違うものです。
これは複数の国語辞典にも載っていますので、少なくとも間違いであると決め付けることはできないのではないでしょうか。
むしろ、「耳触り」の意味だけ排除しなければならない合理的な理由が見つかりません。
「耳障りの良い~」と記述したのであれば、それは間違いです。しかし、口頭で「みみざわりがよい~」と言ったのであれば、「耳触り」の意味で使ったと解釈するのが妥当でしょう。
女性アナウンサーの弁明は極めて正当なものであり、もしそれに納得できない人がいるとしたら、「耳触り」という言葉を知らないことによる誤解が原因と考えられます。

「耳は触る器官ではない」というのは屁理屈です。」比喩表現なのですから、生物学的に正しいかどうかは問題ではありません。身体を使った比喩はいくらでもあります。
例:
「目の毒」……目に入れると失明する物質のことではありません。
「骨が折れる」……骨折することではありません。
「腹を割る」……割腹する訳ではありません。
(その他いくらでもあるでしょう)

誰でも、普段使わない言い回しというものはあります。むしろ、日本語の全ての言い回しを駆使している人の方が稀でしょう。
恐らく、あなたは今まで「耳触り」という言葉を使ったことがないため、違和感を覚えたのかも知れませんが、だからと言ってそれが間違いだという根拠にはなりません。

ついでに言わせていただくと、「痴呆症の寝言」という表現は、気の利いた比喩のつもりなのでしょうけど、痴呆症の現実を知らない無神経な発言ととられても仕方ないことをご自覚ください。

超問答

田 田子さん

2007/2/900:26:16

評論家もアナさんもお喋り中に失敗をしたのですが、弁解や正当化をしなければよかったのです。話すということは書くことよりも怖い一例だと思います。お喋りでは推敲ができません。
「障り」は悪いことに、「触り」は感触に関する言葉です。これを曲げようというのですから大した心臓と言えるのですが、咄嗟の判断には得てして失敗がつき物です。
ご指摘のとおりです。

<田子>

つぐみさん

2007/2/823:30:17

そもそも「障る」という言葉は
1 差し支える。じゃまになる。妨げとなる。「仕事に―・る」「出世に―・る」
2 からだに悪い影響を及ぼす。害になる。「夜更かしはからだに―・る」
<Yahoo!辞書より>
以上の意味があり、本来良い意味に使われていないので「耳障り」「目障り」なども、どこまでいっても「悪い」意味としてしか使われません。
「耳触りがよい」と使う人もいるようですが、「耳に心地よい」「聞こえがいい」が今のところ適切なようですね。

fon********さん

編集あり2007/2/822:11:59

おっしゃるとおりです。
「もし誤解を招いたとしたら」ではなく「誤った言葉遣いをしたことを」お詫びすべきですね。

視聴者の指摘を「誤解」と断じたのであれば、誠に失礼千万です。

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