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中国の空母で離着艦を成功させたと報道されましたが、 本当に成功させたのですか...

nhaknvjaさん

2013/5/2121:02:02

中国の空母で離着艦を成功させたと報道されましたが、
本当に成功させたのですか。
着艦は成功していましたが、離艦が少し編集されていて怪しいです。

もしどちらとも成功していても、
まだフル装備での離艦は無理ですよね?

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ベストアンサーに選ばれた回答

2013/5/2121:37:16

多分 フル装備の着艦も無理でしょう。

アレスティングワイヤーってのは 非常に強靭でないと、十数トンにも及ぶ飛行機、しかも時速250kmのスピードで着艦するものを たったの20mかそこらで止めるのは 無理です。
しかも、一日に続けて何十回、何百回と 繰り返し使用に耐える耐久性が必要になります。
1機 着艦して、アレスティングワイヤーを張り替える…って訳にはいかないんです。

まだ中国には、そんな強靭なアレスティングワイヤーを製造する技量は無いでしょう。

また、空荷の飛行機と、哨戒飛行から帰って来たフル装備の飛行機とでは 重量が違いますから、アレスティングワイヤーの張力を 飛行機に合わせて調整する必要があります。
そのノウハウの蓄積が難しいんです。


だから 第二次世界大戦でのナチスドイツは グラーフ・ツェッペリンと言う3万トン級空母を建造しかけていましたが、日本が空母に関するノウハウを提供しなかったため、建造途中で解体されました。
時代は違えど、そのくらい難しいノウハウなんです。

だから 日本は世界でも数少ない“潜在的空母保有国”に指定されています。
つまり、その気になれば、いつでも空母を建造・運用できるノウハウを持った国…と言う事です。

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ベストアンサー以外の回答

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2013/5/2219:30:49

元々運用実績のあるソ連製空母と、やはり同じく運用実績のあるソ連(ロシア製)艦載戦闘機なので、クリーン形態で燃料少なめなら離艦はできても不思議ではないんですよ。着艦についてもワイヤーをどうするかの問題はありましが、スウェーデンから調達をしてあの映像のような一番軽い条件でなら可能であると考えられます。ただ下記回答者さんの言うとおり、運用にはノウハウが必要ですからそこまでの道のりはかなり厳しいかと。
フル装備、というのがどの程度さすのかはわかりませんが、そもそもスキージャンプ型の空母は離艦に制限があります。その制限の中なら、「フル装備」で離艦できても不思議ではありません。だってロシアがほぼ同じ条件で運用しているのですから。まあ帰ってきてそのまま着艦は無理ですね。
あの映像の内容はほぼ実験です。本当に初めの一歩を踏み出したに過ぎず、それが戦力としてものになる前に中国が自滅するかどうかはわかりません。自滅の可能性はけっこうありそうですけどね。

2013/5/2202:03:15

2012年11月25日、中国海軍は空母「遼寧」上で艦載機の離発着訓練に成功し、その映像が中国のテレビ局で放送された。「遼寧」は中国にとって最初の空母で、昨年から試験航行を繰り返し、今年の9月に正式に就役した。

折しも第18回共産党大会で、胡錦濤指導体制から習近平指導体制への移行が正式に発表されたばかりである。空母艦載機を運用する映像を公開したのは、新指導部、共産党、そして国家の威信を高めることを狙ったと考えられる。

運用にはかなりの課題が残る

空母の武器は艦載機である。艦載機を運用できなければ、空母は大きな輸送艦に過ぎない。今回の映像を見る限り、艦載機の離発着には成功したが、中国が空母を運用していくにはかなりの課題が残っていることが指摘できる。

はじめに、空母そのものの能力についてみてみよう。空母にまず求められるのは、艦載機の離発着のために強力な向かい風を生み出す推進力を安定的に維持することだ。昨年来繰り返されてきた試験航行は、空母の推進システムをテストするのが主な目的だった。「遼寧」はもともと旧ソ連製の「ワリヤーグ」を購入・改修したものだが、購入時にエンジンを搭載していなかったため、推進システムは国産となっている。このため、「遼寧」にとって最初の難関はエンジンの信頼性だった。中国が艦載機の運用訓練を行ったのは、これまでの試験航海で国産の推進システムの信頼性が確認できたということを示している。

機体がかなり軽量であることを専門家が指摘

次に空母の艦載機搭載・運用能力をみてみよう。「遼寧」は6万トン級の軽空母だ。搭載できる航空機は戦闘機に加え、早期警戒機、対潜水艦ヘリコプターなど各種併せて50機程度だろう。甲板が狭いため、複数の艦載機が同時に離発着を行うことはできない。また「遼寧」はスキージャンプ式の飛行甲板を備えている。カタパルトと呼ばれる射出機が搭載されていないため、飛行甲板の先を上方に向け、艦載機の上昇を補っているのだ。スキージャンプ式では、重い艦載機は離陸できないので、「遼寧」は軽量な航空機しか運用できない。

今回の映像では、艦載機のショック・アブソーバ(緩衝吸収装置)が伸びた状態であったため、機体がかなり軽量であることが専門家によって指摘されている。通常、燃料等を搭載した航空機は機体が重くなり、それを支えるショック・アブソーバは圧縮されて短くなる。そのため、機体の重心は低くなるはずである。おそらく、今回の訓練は武装なしで行い、燃料も必要最小限しか搭載しなかったのだろう。

軽量な航空機では、情報収集に必要な機材、長時間の作戦に必要な燃料、大量の武器・弾薬を搭載できないため、「遼寧」の主な任務は遠隔地へのパワープロジェクションや洋上目標への攻撃ではなく、沿岸部の防空となる。あるいは、フル装備の艦載機を陸上基地から離陸させ、作戦終了後に空母に着艦させることにより、陸上または洋上の目標への攻撃も可能であるが、その場合も作戦行動範囲は中国沿岸部近くにならざるを得ないだろう。

ちなみに、横須賀に配備されているアメリカ海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」は10万トン級、甲板は水平、蒸気カタパルトで航空機を射出し搭載航空機は80機程度で同時に複数の艦載機を離発着できる。カタパルトの力によって、3秒で時速240キロまで速度が上がるため、艦載機は重装備でも発艦が可能。燃料も多く積み込めるので、遠隔地への攻撃も可能だ。

空母への着艦の際に、艦載機は機体から下ろしたフックを飛行甲板上のワイヤーに引っかけて機体を停止させる。ロシアがこの着艦ワイヤーを提供することを拒否したため、中国はスウェーデンからワイヤーを調達したようだ。このワイヤーの耐久性がどれほどのものかは未知数である。耐久性が低ければ、安定した艦載機の運用はできまい。

2013/5/2202:02:20

「始まりの終わり」に過ぎない中国の空母計画

では、艦載機の性能はどうだろうか。中国はロシアのスホイ33を購入するとみられていたが、ロシアとの交渉がうまくいかなかったため、「国産」の殱15(J-15 )を開発している。殱15の機体はスホイ33に酷似しており、性能はスホイ27をベースとした陸上配備の殱11に近いとみられている。作戦行動半径は700キロで、空中給油によりさらに300キロ広がり、射程100キロのPL-12空対空ミサイルを搭載するというのが、大方の見方である。

だが、機体だけでなく、指揮命令・管制・武器システムまで揃えなければ意味はない。中国は殲15の性能が米海軍のF-18に匹敵すると吹聴しているが、殲15には厳しい重量制限が課せられる中、それはあまりにも過大評価であろう。

パイロットの養成も課題である。中国は、ウクライナ海軍航空隊訓練センターで艦載機パイロットの訓練を行ってきた。このセンターは、スキージャンプからの発艦とワイヤーによる着艦及び緊急対応の訓練をするシミュレーターを備えている。現在は、西安などに同様の施設を建設し、パイロットの養成を続けている。また、中国は、1987年から広州海軍アカデミーでパイロットを空母の艦長要員として養成してきた。既に少なくとも9人の海軍パイロットがこの3年課程を修了し、全員が駆逐艦の艦長になったという。「遼寧」の艦長もこの中の一人である可能性が高い。

しかし、このパイロットの養成こそが、中国が空母を運用する上で最大の課題の1つとなろう。

米海軍の報告によると、米海軍がジェット艦載機の運用を始めた1949年から1988年の間に、12000機の航空機と8500人のパイロットを事故で失った。米海軍がこれだけの数を失ってまでも空母の戦力を高めようとしたのは、冷戦という特殊な国際環境だったからである。現在の米海軍空母の打撃力は、この尊い犠牲の上に成り立っている。公開された映像を見る限り、「遼寧」上での艦載機の訓練は快晴で波も穏やかな日を選んで行われた ようだ。しかし、空母艦載機の運用は昼夜を問わず、どのような気象条件下でも行わなければならない。今後中国が艦載機の運用を本格化させれば、かなりの数の航空機とパイロットを失うことになろう。

つまり、中国の空母計画はまだ始まりの終わりに過ぎない。「遼寧」はあくまで試験・訓練用の空母なのだ。空母は非常に複雑なシステムで、メンテナンスと訓練を欠かすことができない。通常1隻の空母が作戦を行うことができるのは年間3~5カ月のみであるため、3隻を1組として運用するのが基本である。

中国はすでに国産の空母建造も始めていて、米軍は中国が2020年までに複数の空母を保有するとみている。原子力空母を開発しているという情報もある。だが、空母の開発と維持・運用には天文学的な費用と多大な時間がかかる。中国の経済成長に陰りが見える中、空母の開発は大きな負担となるだろう。

さらに、空母はミサイルと潜水艦の脅威に非常に脆弱なので、戦闘艦、潜水艦、補給艦などと打撃グループを構成してこれらの脅威から守る必要がある。だが、中国の対ミサイル・対潜水艦能力は大きく出遅れているため、これも一筋縄ではいかないだろう。

日本は最先端技術の漏洩に注意せよ

いわば、中国の空母は張り子の虎なのだ。東シナ海や台湾海峡の軍事バランスに影響を及ぼすことはない。南シナ海ではベトナムやフィリピンにとってある程度の脅威となるだろうが、東南アジア諸国も潜水艦戦力を増強して中国の空母に対抗しようとしている。中国の空母を過小評価してはいけないが、決して過大評価もすべきでない。

日本としては、今後冷静に中国の国産空母の開発状況を分析しつつ、中国に技術が流入しないように万全の注意を払うことが肝心だ。とりわけ、中国が電磁式カタパルトの開発を行っているとの情報がある。これは米軍が次世代の空母に搭載するために開発しているもので、リニアモーターを利用したものだ。中国が一時JR東海の超電導リニアに異常な関心を示したのはこのためだろう。このような最先端技術の漏洩を官民一体となって防ぐ必要がある。

2013/5/2122:21:49

正直、カラ荷での発着艦が限界じゃないかな?
やれたとしても・・・

全備重量すごいから、フル装備じゃむりなんじゃないかな。

とにかく空母運用というのはたいへんな事業。

1、他の方も書いておられるように、アレだけの建艦技術と航空機産業を誇ったドイツが、空母運用システムを確立できなかった。
2、日本も、ミッドウェイで熟練した整備チームを一気に4隻分うしなったら、以後の建造空母で円滑なシステム運用が困難になった。
ほんらいなら、ベテランチームを分割して基幹要員にして、新規空母運用を育成しなきゃならなかったのに。
20年の蓄積が半日で海のそこ。

というくらい、運用システム全体を維持するのはデリケートな問題のようです。

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