離婚の際、養育費を払わなくてもいいケースってあるんですか?
離婚の際、養育費を払わなくてもいいケースってあるんですか? 普通子供がいて離婚する場合必ず養育費は絡むと思いますが、払ってないという人もいるみたいで驚きました。 裁判で払わなくてもいいという判決が出ることもあるって聞いたのですが、本当ですか? 子供が既に成人している場合は支払う必要はありませんが、未成年だった場合でお願いします。 知り合いの話でも構いませんので支払わなくてもいいケースがあったというのがあったら教えてください。
すみません、「子供が既に成人している場合」ではなくて「子供が社会人になった場合」ですね。知ってはいたのですが言葉足らずでした…
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ベストアンサー
払わなくてもよいというよりは、支払うべき養育費は0円です、という解釈だと考えた方がわかりやすいと思います。 養育費の支払い義務の根拠となる考え方は、離れた親と同等の経済状況、すなわち、離婚したため、育てる側の経済状況が悪化するのを防ぐ又は低い収入(子育てに時間が費やされるため、仕事時間が減り、収入も減るだろうという推定の下)を補うため、というのがベースにあります。 したがって支払うべき養育費は0円という状態は、要するに、別居親が同居親より経済状況が悪い、または払える状況にないという場合です。具体的には、無収入またはそれに準じた経済状況(年金生活生活保護等含む)例えば無職である、同居扶養親族(再婚した妻子や、病気や老齢の実親)の扶養が優先され、別居の子に支払える状況にない場合などです。あるいは、刑務所に服役したり、失踪して行方不明などでも養育費は払えない(貰えない)ですよね。なお、破産した場合でも義務(未払い養育費の債務)は消えませんから、破産したからといって必ずしも養育費は払わなくてよくなるわけではありません。 ちなみに、成人後でも相互に扶養義務はありますから、成人したら一切面倒見る必要がなくなるというわけではありません。養育費が扶養費にかわるだけです。
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質問者からのお礼コメント
「支払うべき養育費は0円です」という解釈ですか!希望しない人もいるみたいですから、絶対払わなければいけないというわけではないのですね。 他の方も色々な回答ありがとうございました!
お礼日時:2013/6/1 21:21