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現代における戦車の戦術に詳しい方、積極的な回答をお願いします。 うちの同人誌...

bla********さん

2013/5/2823:47:05

現代における戦車の戦術に詳しい方、積極的な回答をお願いします。


うちの同人誌サークルがまたモメてます。
ダックイン戦法の賛成派と否定派に分かれて言い争っている訳です。
一度ならず二度までも…申し訳

ないです。
それでは質問します。


自衛隊にとって戦車のダックイン戦法は有効なのでしょうか?
あなたの意見を理由もあわせて聞かせてください。


回答よろしくお願いします。
下に記したのが否定派と賛成派の意見です。
よかったら読んで参考にしてください。


否定派の意見
●ダックインのための穴を掘る余裕は、時間的にも施設科の規模からみてもないはず。
●ダックインを積極的に活用するなら、自衛隊戦車に油気圧式サスペンションによる稜線射撃能力を与える意味がない。
●湾岸戦争ではダックイン戦法を取ったイラク戦車が多数撃破された。
ダックイン戦法をとった戦車を無力化する方法は、砲撃支援要請・CAS(近接航空支援)・攻撃ヘリ・戦車による行進射…といくらでもある。
戦車の三大要素(火力・機動力・防御力)はどれか1つでもかけてはならないもの。
機動力を失った戦車など的でしかない。

賛成派の意見
●念入りに偽装を施してダックインで敵兵力を待ち伏せするというのは、専守防衛である自衛隊の戦術としては当然ありえる。
敵兵力が突然眼前にワープしてくるわけじゃないのだから、偵察部隊や観測手段からの情報をもとに「ここにとどまるのは危険」と判断すれば穴から出ればよい。
●稜線射撃ができない場所で「来るなら来い‼」とただ単に待っていろというのか?
そんなことをするのは、囮部隊か、よほどのバカしかいない。
稜線射撃とダックインの両方できるというように、戦術に多くの選択肢があれば柔軟に対応できるのは明白。
「ダックイン戦法をとるなら油気圧式サスペンションなどいらない」と、どちらか片方を選んでもう片方を最初から放棄するなど愚かにもほどがある。
●湾岸戦争時のイラク戦車は戦車を穴に埋めてオストヴァルトゥルム(東方防塁)のように使ったのであってダックインではない。
ダックインは穴に坂道をつけて戦車が出たり入ったりできるようにしている。
反対派のいう「機動力を失った戦車」にはならないし、なにより曝露面積が小さくなって被弾率がぐっと低くなるのは、戦車の数が少ない自衛隊にとってありがたいはず。

オストヴァルトゥルム,ダグイン,ダックイン戦法,機動力,油気圧式サスペンション,稜線射撃,ダグイン戦法

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sgt********さん

編集あり2013/5/3018:02:01

他の方も述べていますが「ダックイン」ではなくて「ダグイン:dug in」です。
ダグインは防御において常識の戦術であり、自衛隊においては採らなくてはならない戦法です。
陣地戦闘というものです。

否定派の意見を否定します

●ダックインのための穴を掘る余裕は、時間的にも施設科の規模からみてもないはず。

戦車1両に対し「主陣地」及び「予備陣地」の最低二つの戦車掩体は掘ります。
更に「捕捉陣地」を設ける場合もあり、通常3~4個の戦車掩体を掘ります。
ダグインというと穴からでないような印象を受けるかもしれませんが、各掩体は地形を利用するか掩壕により移動できるのが常識です。
掩体の切削に当たっては施設科にも頼みますし、戦車部隊隊員自身もシャベル片手に掘ります。
防御の場合はある程度時間的余裕がありますから、主陣地は上空からの攻撃を防護できるように屋根までつける場合もあります。

●ダックインを積極的に活用するなら、自衛隊戦車に油気圧式サスペンションによる稜線射撃能力を与える意味がない。

稜線射撃のさらに地形防御力を付与したものが掩体射撃(ダグイン)です。
油気圧サスによる低姿勢はダグインのための陣地を浅くできる。つまり工事量を軽減できるという利点を有しています。
稜線射撃は戦車射撃の基本であり61式戦車でも基本の射撃要領です。
油気圧サスペンションの有無は関係ありません。
むしろダグインにおいて有用に使用できるようになっている。

●湾岸戦争ではダックイン戦法を取ったイラク戦車が多数撃破された。

ダグイン戦法とイラク戦車の撃破は関係ない。
むしろ、防御威力が低いイラク戦車の取る戦法としては常套手段です。
ダグインにより機動戦が出来ないから撃破されたというよりも200mの距離から命中弾を与えられなかったという信じられない命中精度が原因でしょう。
停止射で当たらないんだから機動しながらの射撃も当たるわけがない。
たぶん照準規整がなされていなかったのだと思う。

ダグインというのは戦車をより防御するために自然の窪地や戦車陣地として作った掩体に入ることでありますから、歩兵がその身を守るために窪地を利用したり掩体を掘るのと一緒です。
戦車ドーザ―は時間が許す限り少しでも地形を利用した防御手段を取れるよう配備されています。
最少の工事で最大の防護を与えようとするわけです。
戦車にとって、停止した場所がダグイン状態であることは理想なのです。

つまり、ダグイン戦法というのは戦車にとって理想とする戦法です。
攻撃前進間においても躍進位置ごとにダグインできるのが理想でありますが、それが出来ないために少しでも地形を利用するわけです。また、遮蔽位置から遮蔽位置への前進間(走行間)に射撃できることは更に有利であるために、現用戦車は走行間射撃能力を有しているわけです。
走行間射撃能力はあくまでオマケ、プラスアルファーの能力であることを理解しておく必要があります。

質問した人からのコメント

2013/5/31 19:00:34

みなさん回答ありがとうございました。
なるほど、ダグイン戦法をやりやすくするために油気圧式サスペンションがあり、遮蔽位置から遮蔽位置への移動中にも攻撃して有利に戦いを進めるために行進間射撃能力があるのですね。
勉強になりました。
早速サークルのメンバーにみなさんの意見を見せたいと思います。
機会があれば、またご教示ください。

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ar_********さん

2013/5/2900:32:42

時と場合によるでしょう。いつでもどこでもダックインすればいいってもんじゃないし。逆にダックインして待ち伏せってのが有効な戦術となる場合もあるし。

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gis********さん

2013/5/2900:29:57

dug in(ダグイン)戦術は、機動力を犠牲にして耐弾性を上げ被弾確率も下げる物です。従って機動性も命であるはずのMBTにとっては、本来なら不利・無駄な戦術ですね。よって相手のMBTが強力でマトモに対戦できない時にのみ意味があるでしょう。

今の陸自でdug inを余儀なくされる可能性があるのは、74式戦車です。主砲こそ105mm APFSDS弾のおかげでかなりの威力があるものの、装甲は所詮防弾鋼板/防弾鋳鋼でしかありませんので、相手がAPFSDS弾を装備していると多分簡単に撃ちぬかれてしまうでしょう。
#APFSDS弾はご存知の通り避弾径始が無意味なので。
とは言え狭い日本でdug inするような土地がどれだけあるのやら。dug inで機動力を殺すより、建物の影などから奇襲する方が良いと思えますけど。

90式や10式はdug inする必要はありません。十分な装甲があるので機動力を生かした戦闘行動を取るべきです。機動しながら正確な射撃ができるのが90式/10式の強みですし、特に10式はC4Iを活用して自車から見えない敵に対して砲撃できます。

そういう訳で、私の結論としては自衛隊にとってはあまり有効ではなさそうです。

なおイラク陸軍にはそれなりに有効であった可能性があります。イラク陸軍が装備していたのは、T-72の中でも最低レベルのモンキーモデルでしたから、M1A1とマトモに戦える物ではありませんでしたので。結果としてはそこまでしても有効ではなかったのかもしれませんが。

rin********さん

編集あり2013/5/3012:31:49

戦闘には攻撃と防御が有ります。
この根本的な事を理解していないと穴を掘る掘らない等と言う不毛な話になってしまいます。
攻撃が発生する状況とは、敵と遭遇したときか、もしくは敵の防御陣地を取りに行くときかに別れますが、攻撃の基本は共通です。
つまり速度とタイミングです。
攻撃するのにいちいち穴を掘って戦車を隠していたら速度が落ちます。
戦車はただでさえ目立つので、攻撃のような相手に向かって進んでいるような状況で工事を始められる訳がありません。
ですので、地形の起伏を利用して戦います。都市であれば建物です。
戦車の姿勢制御は攻撃時や陣地を作る暇のない応急的防御において少しでも有利な射撃をするための機能です。
逆に防御では少しでも防御力を増すために努力します。
時間の許す限り偽装をし、穴をほり、土を盛り、少しでも前方投影面積が少なくなるように気を配ります。
また、前方に土を盛ればHEAT等の弾薬に対し高い防御力を発揮します。
APFSDSにも有効です。前方数メートルにわたって土盛りしますので、上手くすれば侵徹体が折れます。
また、赤外線を少なくするようにも当然配慮します。
攻撃してくる敵も戦車だけでは来ませんので戦車だけを想定して動き回ったら空から容易に発見されます。
偽装は空地の敵から発見されないためでも有ります。
防御陣地には当然味方の普通科等の陣地がありますので、戦車が勝手に機動しながら防御することは有りません。
味方の射界を塞ぐなどの邪魔になりますし、偽装した味方を下手をすれば踏みます。
目立つ戦車が盛んに動き回っていたら「そこに陣地がありますよ」と宣伝しているようなもので味方の作戦を壊します。
戦車の種類は関係ありません。
部隊には射程の違う様々な火器がありそれぞれが連携して一つの陣地を作ります。
二次大戦の硫黄島をイメージするといいと思います。
自衛隊でも防御陣地の最高度の物はトンネル状に成ります。ここまで来ると上空からでも発見が難しいですね。
陣地防御の基本です。当然例外も有りますが。
そして、攻撃して目標を取ればそこに陣地を作りますし、陣地を捨てて攻撃に移るときも有ります。
ずっと同じ場所にいるのでは戦争に勝てません。
ダグイン戦法をとるかとらないかは状況で違うのです。
ちなみに湾岸戦争では主にイラク軍が防御側、多国籍軍が攻撃側です。
イラク軍の防御陣地が有効に機能しなかったのは、イラク軍の暗視能力の低さ、航空優勢が完全に握られていたこと、赤外線に対する偽装が甘かったこと、遮蔽物があまり無い砂漠では陣地の偽装が難しい事等の様々な要因が有ります。仮に、同等の条件であったならば、周到な陣地で防御する側が有利です。
ちなみにその筋で有名な富士総合火力演習ですが、あれは攻撃の様子を分かりやすくしたものです。
なので一つも防御陣地がありません。戦車が稜線射撃や行進間射撃するのも攻撃だからです。
撃った後、迅速に移動するため固定の陣地が無いのです。
総火演が防御じゃないのは航空機以外は何一つ動くものが無くなってしまい、絵にならないからですね。

sup********さん

2013/5/2900:02:22

米国は、戦車の開発はビジネス(輸出)以外は開発製造は力を入れません。

殉職者を減らすため、無人兵器、ロボット化に力を注いでいます。

戦車に限らず、空軍の戦闘機、爆撃機も無人を急いでます。

例えば、X-47Bステルス無人戦闘攻撃機ペガサスや
Falcon HTV2(ファルコンHTV2)無人極超音速機、等々に力を注いでいます。

海軍もこれ以上、空母は製造しないでしょう。

パトリオットミサイルも改良され、制度の高いミサイルは開発は終了しています。

御参考に!

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