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皆が話題にする、クレオパトラは、正確にはクレオパトラⅦ世。エリベス・テーラーが...

tic********さん

2013/6/1416:21:56

皆が話題にする、クレオパトラは、正確にはクレオパトラⅦ世。エリベス・テーラーが演じました。
新しくは、安藤美姫選手がバンクーバー五輪のフリーで演じました。
妖艶さが強調されますが、7ヶ国語を自在に操り、

通訳なしで、外国の使者と引見した、とも言われています。
皆さんの知っているクレオパトラ像、教えてください。

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ベストアンサーに選ばれた回答

izu********さん

編集あり2013/6/1820:46:05

後世に脚色され、過大評価される人物の代表ですね。頭脳明晰で優れた指導者、というのは嘘。


数カ国語を操り、自然科学や哲学、生物学などをハイレベルで修めていたようですが、判断力、特に政治的判断力は酷いものです。


つまり、勉強がとても良くできた人であり、同時に、政治判断力に乏しい人だったのです。


政治的判断力の無さは歴史的事実が証明しています。簡単に言えば、彼女はエジプトを滅亡に追い込むことばかりを繰り返します。とても優れた政治指導者とは思えません。


最大の過ちは当時の地中海世界の覇権国家であるローマに喧嘩を売ったことです。勝ち目の無い戦争を挑んだら、エジプトは滅亡して当然。


ローマのアントニウスを手玉に取り思うように操りますが、権力者とはいえアントニウスは一武将に過ぎず、ローマの王でも皇帝でも無い。にもかかわらず、それを味方にしただけで、巨大な力を手に入れたのだと勘違いしたのか、エジプトによるローマ打倒と地中海世界の支配を目指して暴走しました。


彼女はアントニウスにローマの領土を勝手にエジプトに割譲させます。本来アントニウスにそんな権限は無いし、ローマ本国が怒り狂いエジプトを敵視するのは簡単に予想できます。しかし彼女はそうさせたのです。もし優れた政治家ならば絶対にそんな事をしません。また、アントニウスからの提案ならば、それを断るのが当然です。


また、彼女はアントニウスの対オリエントの戦勝凱旋式をなんとエジプトで挙行させます。崇高な凱旋式を外国で勝手に挙行されたローマが、これまた怒り狂うのは当然。


これほどローマの神経を逆なでしケンカを売っておきながら、では、彼女は対ローマ戦争に向けて大した準備をしていません。政治と軍事を改革・強化して軍事大国ローマに勝てるように準備していないのです。ただアントニウスと彼の軍団を味方につけただけ。


そしてついにアクティウムの海戦でローマと激突。そして、彼女はここでもありえない行動を起こします。総大将にもかかわらず真っ先に逃走したのです。当然、エジプト・アントニウス軍は戦意を一挙に失い総崩れ。


最悪のタイミングでの逃走の理由は不明ですが、「総大将でありながら味方を残して逃げた」という事実は変わりません。彼女にどんな意図があったとしても、自軍にそのように思われてしまっては総大将失格です。歴史上の名将たちは、例え撤退せざるを得なくても、「総大将が逃げた」と思われないように細心の注意を払っています。


彼女を擁護する意見で、彼女は軍事の専門家じゃないから仕方ない、という意見もあります。その通りです。軍事の専門家じゃないのですから、専門家に全権を任せて、自分は「お飾りの総大将」という役割を演じれば良いだけの話です。にもかかわらず彼女は最前線に出馬し、しかも、一戦場の戦術にすら口出しします。優れた政治指導者ならばこのようなことはしません。


アクティウムの海戦は決戦であり、敗れれば敗戦です。結果、エジプトはローマのいわば保護国になり、古代エジプト王朝および国家は滅亡します。クレオパトラのせいです。


エジプトは、今までどおりローマの覇権を認め、刃向かうことなく忠実な同盟国という立場を貫いていれば、なにもローマに攻め滅ぼされることもなかったのです。


ローマがエジプト侵略を目論んだから彼女はそれに対抗したんだ、という意見も間違いです。そもそも、ローマにはそんな国力はありませんでした。特に兵力不足は深刻で、彼女を破ったアウグストゥスはその後、ゲルマン地方の領土を放棄してまでも軍縮を目指したしたほどです。事実、アクティウムの勝利の後にも、ローマとアウグストゥスはエジプトの扱いに悩みます。広大なエジプトを占領する国力がなく、また政治的名目もなく、苦し紛れに「皇帝領」とします。



また、彼女はローマの大英雄カエサルを手玉にとって操った、とされますが、それは間違いです。手玉に取られたのはアントニウスだけ。


カエサルが彼女と結婚したというのは作り話。


また、カエサルは彼女を愛人としましたが、公人としては彼女を特別扱いしていません。ただ、同盟国エジプトの元首、として扱います。


カエサルが彼女にしたことは、正当な王位継承者である彼女の権利をローマの政治・軍事力で保障しただけです。なにも、愛人だから贔屓したわけではないのです。


しかも、カエサルは遺言書にて、彼女、さらに彼女との息子に、一切の権力・権威を相続させていません。


女たらしとはいえ、さすが大英雄カエサルで、政治的判断力は見事。これに比べると、クレオパトラが優れた政治家だったとは思えませんね。


このように、クレオパトラは後世に脚色され過大評価される人です。



こちらも参考に↓


http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n27658

質問した人からのコメント

2013/6/20 19:43:51

解答ありがとうございます。
勉強になりました。

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