ここから本文です

宇宙空間の放射線量はどのくらい?何ミリシーベルトですか?

qrj********さん

2013/12/506:33:10

宇宙空間の放射線量はどのくらい?何ミリシーベルトですか?

宇宙空間はいたるところから非常に強い放射線がありますが質問です。
宇宙空間の放射線のおもな発生源は太陽とかの恒星ですか?そこから宇宙中に放射線が大量に四方八方放たれるのですか?恒星以外からの発生源、発生場所はありますか?

宇宙飛行士がスペースシャトルから出て船外活動とかしてますが宇宙空間ではどのくらいの放射量ですか?何ミリシーベルトですか?宇宙服をつけた人間はどのくらいの放射線量をあびるのですか?宇宙服はどれだけ放射線をふせげるのですか?宇宙服の材質は何ですか?鉛とかはいってますか?

スペースシャトルや宇宙ステーションのなかより宇宙服を着て船外に出たほうがあびる放射線量は高いですよね?
船外活動は危険ではないのですか?

閲覧数:
17,862
回答数:
1
お礼:
25枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

hdxmhsqlさん

編集あり2013/12/508:14:35

ISS内部における平均被曝量は日量で1mSv(ミリシーベルト)。
滞在飛行士は地上の自然被曝半年分を一日で受ける。
ちなみに福島第一原発作業員の平均被曝量一か月分に相当する。
宇宙飛行士はこの被ばくリスクを全部承知の上で仕事に従事している。

放射線の主な発生源は太陽で、X線等の電磁波と太陽風によるもの。
太陽風とは太陽放射や太陽磁場で加速された太陽構成粒子の粒子線。

陽子やアルファ粒子の質量そのものは小さいが
平均約450 km/sという超速でぶち当たるのでDNA等を不可逆的に破壊する。

太陽風の他に銀河宇宙線も少々加わる。
同じく陽子やアルファ粒子など銀河内にありふれた粒子の粒子線だが
銀河磁場によって桁外れな速度まで加速されており些少でも威力は非常に大きい。
太陽風が優勢な太陽圏内にはあまり入ってこない事が幸いしている。

船外活動における被曝線量は本格的な実測と研究が行われている最中です。
精緻な人体模型を船外で暴露する実験が2012~2016年をめどに実施中。

過去にソ連のミールで太陽フレア時に計測された値は
船内で5mSv、船外で30mSv(被曝時間は不明)でした。
平時だと6倍ほど大きな差はないが、船外が高くなる事は間違いない。

またこれらは全て「地球磁気圏内」における値であって
宇宙ステーション高度は太陽風がある程度シールドされた状態にある。
地球圏を出た、たとえば月面だと船内実効線量で約2倍(2.2mSv/day)と言う見積もりもあります。

なお宇宙服に被曝防御性能はほとんどなく電磁波が多少遮れる程度。
現状は原発作業員と同様に累積被曝量を常時モニタリングして
一定量に達したらミッション参加不可=引退させる事になっている。

年齢で違うが最大は46歳以上の生涯被ばく量1シーベルト(1000mSv)。
基準を越えて引退した例は全年齢でまだありません。

質問した人からのコメント

2013/12/12 07:43:06

大変詳しくわかりやすいご説明ありがとうございました!!勉強になりました!!

あわせて知りたい

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる