25~30年前くらいに淀川長治の『私の映画の部屋』
25~30年前くらいに淀川長治の『私の映画の部屋』 TBSラジオ、月曜の夜8:00からやってた番組を毎週楽しみに聴いていましたが、どなたか聞いてた人いますか?その中で印象に残ってる話しがあったら教えてください。
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ベストアンサー
懐かしいテーマですね。私も毎週楽しみに聴いていました。それを文字にした本も何冊か持っていました。質問を読んで、その本を探そうと思ったのですが、押入れの奥の方の段ボール箱に入っているのを思い出し、あきらめました。 で、内容なのですが、米俳優チャップリンと神戸で会った話し、20数年後にハリウッドの「ライムライト」の撮影現場で再会した話しが最も印象に残っています。また、ハリウッドを訪れていた氏が、アカデミー賞で「羅生門」が受賞した場合、黒澤監督の代わりに壇上に上がる手はずになっていた話しなども、今さっと甦ってきました。ただこれらは、氏がエッセーなどでも繰り返し語っていることなので、ラジオで聴いたのかどうかは自信がありません。 何故だか自信をもってラジオで聴いたと言えるのは、「アラビアのロレンス」を話題にした時の話しです。オープニングを自分だったら砂漠の広々した風景から始めるのだが、と思っていた氏が、実際のオートバイの場面を観て愕然としたと言うのです。「ああデヴィッド・リーンは偉大だ。淀川は何て下品なんだ。自分の才能のなさがつくづくわかりました」と嘆いた氏の口調が妙に印象に残っています。
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質問者からのお礼コメント
お仲間がいて嬉しいです。『街の灯』のラストを観てこの二人はこれから幸せになるんだと思い込んでた中学生の私が氏の説明、『あなたでしたの?こんな人だったの?という表情をするんですね~、残酷ですね~・・・』の言葉にショックを受けたのがまだ記憶にあります。
お礼日時:2007/6/29 9:53