2011年に、大々的な「契約延長を望まない」問題が起きました。 元々karaは、前のDSP代表の人望の下に集まり、 将来の夢を語り合う絆で、ゼロから形を作りあった 「姉妹と親・家族」のようなグループです。 家族と加えたのは、これも前の代表の下に集ったスタッフ陣。 メンバーも絶大な信頼を寄せる作曲チームsweetuneの存在も。 しかし、この代表が突然病に倒れます。 すると、このドサクサに乗じて、代表奥方がその座に座ります。 そしてそれまでの代表の側近を蔑ろにし、 自分の自由になる側近陣を用すう新体制を敷きます。 勿論、能力が抜群なら問題は全く無いのですが、最悪。 韓国マスコミから「無能経営陣」と酷評されます。 音楽に対する探求が至極弱い姿勢から (音楽グループを抱える事務所なのにねぇ) 所属させた若手グループ達が、ことごとく失速して行きます。 新経営陣と距離を置いたsweetuneも、楽曲の提供を控えます。 「大企業へ規模拡大」を進める経営陣の仕事とは裏腹に まったくタレントの仕事は、上手く行きませんから収入も減。 当然、前の代表が道を切り開いたkaraに無茶をさせ、 その収益から、韓国芸能界でも異常な程のピンハネで賄う。 それに不服を申し立てる若き五人と、 当然未成年ですから家族も納得いかず交渉しますが 圧力的な事務所との話し合いは、訴訟か崩壊か?という 前の代表下では、考えられない様相を呈して行きました。 (要求内容は、あまりに酷い新体制の刷新がメイン) http://japanese.joins.com/article/975/136975.html 結局は日本のファンらの熱意を汲んで 「今後の事務所の改善を期待して」再スタートを切るのですが しかしやっぱり、改心はしてくれませんでした。 karaの大ヒット大作を、ほぼ全て手掛けたsweetuneも、 それこそ「仕方なく一曲だけ」なレベルに激減。 本当に、奥方体制を敬遠しつつも昔の絆を忘れず、 「ここだけは見捨てられない」勝負の楽曲の時にだけは 圧倒的な名曲を、karaにだけは提供してくれたのが、 ここまでの大成の基盤に成ってきました。 (しかし、多くの後輩グループは、楽曲・演出を蔑ろで荒廃の一途) その後も度々、karaメンバーの実情を無視し、 望まない・マイナスなスケジューリングを強行し 内外から批判の声が上がります。 当然、今回おとずれた契約延長交渉でも 「前回の要求を蔑ろにされたまま」なのも有って 健全な経営・タレント軽視の改善を要求しますが、 こんどは逆に事務所側は「更に高圧」に対峙してきて 「嫌ならどうぞ出ていきな」な契約を迫って来ました。 アメリカ人で有り・韓国語は外国語・韓国文化は異文化なニコルに 本人が望まないバラエティー番組以外の仕事を許さずに 加入当初からの夢・ソロへの準備や展開も禁止が条件に。 当然、飲めるはずも無いニコルが、サインを渋れば こんどは「ニコルが今後karaの活動をしないかも」の情報だけ 事務所はコメントし、重要な経緯についてはノーコメント。 タレントを守るべき事務所のすべき行為からすれば異常ですが もっとたちが悪いのは、これをチケット販売に悪用した事。 休日や祝日を外し・チケット代も高額に吊り上げた結果、 大幅に売れ残ったコンサートチケットを売りさばく為の起爆剤に 事務所は「ニコルがもう残らないかも」だけの声明にして ファンの不安を煽り(ただ同時にニコルには裏切者の疑念が) しかし事務所のいやらしい狙いは的中、ソウルドアウト。 「それさえ済めば用は無し」とばかりに、 その後のニコルの扱いは「感謝の花道用意」どころか 「そもそも居なかった奴」かのごとき扱い。 http://news.searchina.net/id/1521085 そんな非道を見続けたジヨンがたまらず猛抗議。 契約を残した段階でも、自分の脱退を掛けてニコル残留や 事務所の姿勢を改善するよう求めた抗議文を送り付けますが無視。 脱退濃厚に成っても「今まで有り難う」の姿勢も、 「それをファンと共に噛み締めて送り出す場所」も用意しない。 逆にギャラが稼げるだけのスーパーマーケットの運動会に。 これを、メンバーと最後のステージにしようと言うのかね。 まぁ、無茶苦茶ですよ。