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日本で「盾」が流行らなかった理由は?

abz********さん

2014/4/1711:17:29

日本で「盾」が流行らなかった理由は?

戦国時代などで「鎧」は武将や歩兵などがつけているシーンはドラマなどでもよく見ます。その割には、「盾」を持っている場面は見たことがありません。剣などの製鉄技術などはおそらく中国などの大陸から伝来したものでしょうが、「盾」というものの概念まで伝わらなかったとは考えにくいです。また、信長などの時代にはとっくに西欧などとも交易などもあったでしょうから鉄砲などと一緒に流れていたとしても不思議はないと想います。
ローマの時代の映画……たぶん、トロイの木馬などもでていた作品だと思うのですが、その中でも投槍と一緒に盾が出てきていました。互いに盾を構えてドーム状にし、弓矢から身を守るといった内容でした。
つまりは、世界的にはかなり古くから「盾」というものはあったはずです。しかし、私が知ってる日本で使われている盾というと、警察の機動隊などが使う盾しか知りません。
単純ながらかなり優秀だと思われる「盾」というものが、なぜ戦国時代、というよりも今まで日本で多用されてこなかったのか、詳しい方がいらっしゃいましたら解答をお願いします。

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jsf********さん

編集あり2014/4/2408:03:31

ここで言う盾は持ち盾ですね。これは私の昔からのテーマの一つです。皆さんいろいろ書いてるけど一名以外盾を手に闘ったことがないし馬にも乗ったことが無いでしょう。
西洋だけではなくアジア、インド、オセアニア、アフリカ、南北アメリカすべてで盾があります。日本が特殊すぎるのですが日本にいる日本人はその特殊性に気がついていないのです。
盾を持たないは突き詰めれば武士は左手に何を持ったか?になります。
まず、持ち盾は古代ではありました。盾と矛、それに短甲の武装はおそらくファランクスのような集団戦闘であったと思われます。
律令制度が崩れ中央政府のちからが衰えたため地方の治安が乱れ地方領主が個人武装をしはじめました。
理由1.つまりここで軍事ドクトリンがかわったのです
武士が登場です。武士は歴史上突如として出てきますが、登場時からほぼ完璧な装備だったし、世界一重装甲でした。すなわち曲がった両手持ち刀、弓、ラメラーメイル、しころと吹き返しのある兜、盾を持たない、などです。その後長い間基本構造の変化はありません。
そして刀は戦国時代を通じてほとんど使われません。飾りのようなものです。

harima_no_sukeさん
武士は白兵戦思考ではありません
武士は弓を持つものであり、戦国では槍を使うものでした。これらは片手操作ができません。したがって弓を持つためと槍を持つためとなります。大袖が盾のかわりになるなら当世具足で袖は小型化してます。大袖は盾の代用にはなりますがあくまでも「代用であって、盾の使用技術、概念、数学的使用方法はまったく反映されません。
むしろ陣笠を使う法が盾とぢてまともです。武士は弓を使う、その後鉄砲を使うことから白兵戦よりも長距離戦志向です。そのため西洋のハピスと同様置き盾がつかわれましたが、白兵戦はしないため持つ盾は無くなった。また、鎧が丈夫であったため持ち盾を矢避けに使うことも無かった。となります。
理由2.馬。日本の馬は去勢していないので激しい。そしてハミは西洋のてこの原理で効くH型ではありません。
だから、馬の制御は難しく両手を使ったかとおもいます。武者絵の馬が激しく首を曲げているのは前進気勢を力で抑えているかのように見えます。

shirokuro1533さん
革の盾。非常に面白い着想です。こういうの好きです。が、多くの盾は木製です。一丈ニ尺四寸というのはとてつもなくでかいですね。これは置き盾サイズです。
持ち盾なら縦横2尺あれば十分です。また革は漆の練り革で鎧に多く使われてます。量的には盾より多いでしょう
例えば弓は日本では材料の問題で世界一長い弓を馬上でつかってます。必要なら材料も扱いにくさも関係ない。テクニックでなんとかするのが日本文化です。

古代の盾と武器の使い方は集団戦闘用のものだったのでしょう。おそらく当時の戦闘は我々が思っている以上に組織化されていたから、兵の軍装も支配者からの
レンタルだった。(つまり日本はそれだけ豊だった、そして盾は鎧より安い。矛と盾は個人装備ではなかった。矛は個人戦闘の武器はない)。手軽な剣は金属を多
く使うので高価であって一般には普及しなかった。ところが他の文化では武器と防具は個人装備だったので、戦闘がなくても個人間(決闘など)で使用されたから盾の個人技術が発達し(例えば持ちやすい バックラーなど)逆フィードバックで戦場技術にも繁栄された。とか。
理由3.元々盾は家畜を襲う肉食獣相手に使われたのしれません。日本には熊以外大型肉食獣がいないし、家畜文化でもないから家畜や身を守る概念が希薄だったの
かも。というのは色々武術武道を比較するとどうしても防御概念が文化的に希薄です。

illegaloilさん
ちがいます。刀は戦場ではほとんど使われていない。あなたの説は古すぎますし盾は防御ですが防御があるということはリスクが少ない。つまりより積極的に攻撃できるのです。実際に戦わないとわからないでしょうが、盾を持ったときの心はそういうものです。
あなたがどういおうが、日本刀(両手剣)あいてに盾は非常に有利です。あなたは実際確認しましたか?

qqme9839さん
わたしが知る限り戦国の持ち盾の資料は法然上人絵詞の一点だけですが

私の知恵ノート参照

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n255305

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sig********さん

2014/4/2322:57:54

いやいや警察の機動隊で流行ってるでしょ?

ふゆるさん

2014/4/2316:00:41

日本刀が刃渡りの長い、片刃の両手剣だったからです。
敵味方双方、盾装備不可。

スピード重視で防御をせず攻撃に転じ、両手で構えて向かってくる素早い相手に片手で勝てるとでも?力負けして武器手放させられて、盾だけで勝てるものなのか?

しょせん盾は盾。攻撃には向きませんので。
また、盾は防御するもの。
それは逃げだという考えで、小心者や怖がりがもつもの、情けない、男らしくない、ちょーダッサーイ!とか言われる時代だったので流行るわけがない。


盾はその形状から空気抵抗を受け、また堅く重いのでどうしてもスピードに劣ります。現代の警察が使うような強化プラスチックが戦国時代にあれば盾は武器になったでしょうけど。

日本の各流派も盾なんざ重いだけとばかりに盾を用いた戦法など存在しません。二天流(宮本武蔵のやつ)は二刀を使いますが、もちろん盾の用途だけではなく攻撃にも使いますし。

BAHAGIAさん

2014/4/2312:55:21

防御をほとんど無視した戦前の戦闘機とか同じ発想だね。【肉を切らせて骨を切る】と言う発想だね。

shi********さん

編集あり2014/4/2423:02:05

えっと…
諸説色々並んでますね…

一応、僕は違った角度から攻めてみたいと思います。

Q、 日本で「盾」が流行らなかった理由は?
A、材料となる皮革が盾を大量に生産できるほど存在しなかったから。

とりあえず四~五世紀の古墳から革製の盾が出てきます。実態はどうあったのか?は別として、革の盾は日本にあったことは動きません。
では、どのように作るのか?といえば、『延喜式』兵庫寮式には載っているんです。
ですから、わずかな数量であれば作ることはできたし、実際に儀式典礼(大嘗祭)に供する盾は作られていました。

ただ、実戦で使うとなれば、それはまとまった材料が必要ですよね?
『延喜式』兵庫寮式によれば、作られる盾の長さは一丈ニ尺四寸、中央の幅が四尺七寸、厚さニ寸とあり、材料として牛革ニ張をつないで、丹波国の楯縫氏が製作するとあります。

どうでしょう。四~五世紀の古墳時代から時代が下り、それ相応に軍事組織も整備され、かつ牛馬の殺生禁断が天武朝ころより通達された日本で、戦闘用の盾の材料は集まるでしょうか?
むろん、正倉院宝物を守る箱に皮革があしらわれているところを見ても、皮革に漆を塗布した場合の強度については、ある程度納得はしていたのでしょうが、それにしても、他国においては利用される盾、さらには古墳時代には作られていた盾が日本にないのは、やはり材料の不足から、作ることができなかったのでしょうね。

牛馬を食料としても積極的に利用する国々と、牛馬の殺生を禁じる、農耕社会の日本とでは、盾の材質を集める社会環境が違っていたんですね。

だから日本で戦闘用の盾は、流行らないし作られないんです。

【jsflelsieirotirtoikdokさん】
ご丁寧な評価、ありがとうございます。
ご指摘の木板に革をはりつける盾ということなのですが、ずいぶん前の話で恐縮ですが、僕の手許にある小林行雄『古代の技術』塙書房(昭和37年)に

『延喜式』の革盾について

という一文があり、それによれば、八幡一郎が、この盾を木板に革をはったもの、とする意見に、小林が異を唱えているんです。
どうも小林は、この盾を木板に革を張った物のではなく、木枠ですよね。凧の骨組みのようなモノに、横から釘を打ちつけた革盾であったと。と推定しています。

この論拠なのですが、『延喜式』兵庫寮式には本回答分にもあるように、盾の厚さは2寸とあるのですが、その他の材料である釘は6寸とあるからなんです。
つまり平面に対し垂直に釘を打ちつけたら貫通するであろう。また木板の横から打ち付けるにしても、ちょっと長いですよね?
そんなわけで、骨組みを構成する木枠を止める事も考慮に入れ、6寸釘を使っていると推定しているのかと思います。

さらに小林は、実戦用の革盾は存在し、木板の盾とは明確に違う、木枠製の盾だと主張します。
そうしたわけで、僕の回答も、木枠でできた革盾は、実用にもたえうるものであるが、いかんせん、材料不足。という結論を回答してみました。

また、盾に限らず防具ですよね。8世紀代には草摺に皮革を用いるよう推奨されること、同じ8世紀代、特に天武朝なのですが、牛馬殺生が具体的に禁じられる。
この両者を整合的に考えて、盾にまわす皮革の余力が格段に落ち込んだのでは?と僕は推定します。
盾に供する皮革は、鹿などではなく、牛などの大型獣でなければ困難でしょうし。

戦闘技術を洗練させるのは、日本固有と考える気持ちはわかりますが、やはり他国では盾があり、日本ではすたれて行く流れの中に、合理的な理由を求めるならば、材料たる皮革の払底が、原因として、最もふさわしいと、僕は想像しています。

日本の合戦が両手を使う弓や槍がメインであるためだと思います。

西洋で盾を構えて戦う距離は非常に近く、しばしばパンチや蹴りを混じえて攻撃が可能です。
鉄砲が持ち込まれた16世紀中盤では、西洋でも持ち盾がなくなりつつある時代でした。
信長は盾を知っていたでしょうが、武器のレンジがながくなりつつある時代に、西洋でも持つ盾がなくなりつつある点では、西洋でも武器の距離が伸びる中使われた置き盾でいいと考えたのではないでしょうか?
密集体系の盾ですが、かなり練習が必要です。
また、日本の稲作は西洋と違い同じ作付け面積の生産量が高いので沢山の農民兵も動員できるので、高い練度より攻撃出来る動員数を優先にしたのではないでしょうか?
ただ、意外かも知れませんが、盾があった方が攻勢に出やすい気がします。
西洋の映画で、皆ダッシュして、盾を前に構えてぶつかり合うのは、日本人からみたら、ただ無鉄砲に突撃する兵法もない戦い方に見えるかも知れませんが、盾を持つと、先に突き崩すアドバンテージを得るためにも、結果的にこんなシーンが多くなるんだと思います。
待ってやられるより、先に突き崩すという。

Battle of the nationsなどを見ると、そういった作戦で勝利を狙うチームもしばしばあるため、あらためて、盾の攻撃性を認識できます。
http://m.youtube.com/watch?v=IdzhEBWqcWo

ただし、ルールが倒せば勝ち、というところがあるため、必ずしも実戦と符合しませんが…。

shirokuro1533様、私のある先輩が、同じ仮説を言っていました(彼も私と同様、甲冑を着て、盾を持ちます。当然、盾を扱う技術、作成方法などは私より熟知しています)。
ただ、私はそれを聞いて、少し疑問に思ったのです。
紙に漆を塗り加工する技術を持つ我々日本人が、皮がないだけで盾が作れないか?と。
私もマイ盾を作って相当なダメージ=しばしば兜が小さく凹む様な攻撃、に実際に使用しますが、多分、私はストラップ及びフチに皮がなくても、使える盾が作れると思います。
また日本刀みたいに切れ味が鋭いと、なおさら盾との相性は悪くなるとみています。
ヴァイキングのスタンダードな盾の使い方に、敵の武器が盾に食い込んだ際の隙をついて攻撃する方法があります。
illegaloil様、実体験で申しますと、両手剣(片刃)対 片手剣と盾では、片手剣で盾を持つ方が有利です。
また盾は相手を崩したり相手を攻撃するのに使います。
さらに、盾が重い、というのは貴方がお持ちになった盾が重かったのでしょうか?それは、カイト?ラウンド?ヒーター?それとも想像でしょうか?
下記、西洋の甲冑戦を貼っておきます。
http://m.youtube.com/watch?v=2gY-Nb61KSA
また、私は貴方の様な盾の有効性を否定する方に、ではどうやって突破するのか?と、再三に渡り質問をしました。しかし、具体的に有効性がある策は出ていません。
過去質を読んで頂けましたら幸いです。
次回の質問にリクエスト致しますので、是非ご教示下さいます様、お願い申し上げます。

悪意ととられない様、何卒、貴方様が寛容なお心と理性的な論議が出来る方と信じ、述べさせて頂きます。

ひとつ気付いた事
皆さん盾をただ一定の距離にいてくれて、攻撃されるのをただ待つ道具だと思い違いをしていませんか?
盾の真髄は、距離を詰めて攻撃してくる事です。
私が上記で、盾を前にして突撃する、と述べた様に、盾を前にしたまま防御しながら剣で攻撃してくるのです。
裏刃がない刀は盾を前に密着されると不利です。
接近戦で威力を発揮するのは、裏刃がある方が有利です。

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