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優先弁済権

hud********さん

2014/5/200:52:10

優先弁済権

優先弁済権についてのイメージができません
担保物権にはほかの債権者に先立って優先弁済を受けられる効力があるということですが
この場合のほかの債権者というのはどういう立場の人なのかイメージがつかめません
どなたか具体例で教えてください
あと優先弁済の順位の決定はどのようになるのか、後順位の者が目的を果たせなかったらどうなるのかも教えてください

補足一般債権者はそもそも担保をしていないので弁済はないですよね,,,?

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nor********さん

2014/5/203:51:38

一般の債権者は、お金を貸した人を想定するのが一般的でしょうか。お金の貸し借りの場合、借りたお金を返すことを弁済と言います。弁済とは債務の履行のことです。弁済と債務の履行は、前者が債権者側から見た債権の消滅のことを指し、後者が債務者側から見た債務の消滅のことを指すにすぎません。

・具体例
Xが、A銀行、B銀行、C銀行、D銀行から2000万ずつお金を借りていた場合、A~Dは一般の債権者です。Xがお金を弁済できなかった場合、A~Dは、債務名義(民執22条)に基づいて、Xの財産を差し押さえて強制執行をすることができます(A~Dが勝手にXの財産を奪い取ってくることはできません)。この場合、Xの財産は強制競売にかけられ、金銭に換価された後、配当表が作成され、A~Dはそれぞれ債権額に応じた配当を受けることになります。仮に、Xの財産が、5000万円の不動産しかない場合には、A~Dは1250万円ずつしか配当を受け取ることができません(A~Dとも750万円については泣き寝入りです)。

一方、Xが、A銀行、B銀行、C銀行から2000万円ずつお金を借りたうえ、唯一の財産であるX所有の不動産に抵当権を設定して、D銀行からも2000万円借りたとします。この場合、A~Cは一般の債権者ですが、Dはその不動産について優先弁済権を有する債権者です(民法369条1項)。この場合でも、Xがお金を弁済できなくなると、不動産は強制競売にかけられます。しかし、抵当権者Dは、他の一般債権者A~Cに先立って、自己の債権を満足させることができます。つまり、Dは貸した2000万円全額弁済を受けることができ、残りの3000万円を一般の債権者A~Cで按分することになり、A~Cはそれぞれ1000万円の配当を受けるにとどまります(A~Cとも残りの1000万円は泣き寝入りです)。これが優先弁済権です。仮に不動産の価格が2000万円だった場合は、Dだけ2000万円受け取り、A~Cはビタ一文もらえません(まともな人だったら、2000万円の不動産に2000万円の抵当権を付けることはリスクが高いので、しないとは思いますが)。

・優先弁済権について
優先弁済権は、典型担保(条文に規定があるもの)として、約定担保物権では抵当権・質権、法廷担保物権では先取特権に認められます。何について優先弁済権が認められるかは、各条文に規定されています(基本的には、その担保の用に供した財産にのみ認められます)。また、非典型担保(判例などで認められているもの)として、譲渡担保、所有権留保等があります。

・優先弁済権の競合について
先取特権内で競合した場合には民法329条以下に、複数の抵当権が設定された場合には民法373条に規定があります。抵当権と先取特権が競合した場合には民法339条に、動産質権と先取特権が競合した場合には民法334条に規定があります。しかし、譲渡担保と動産売買先取特権が競合した場合にどちらが優先するかは明文規定がなく、結構難しい議論です(基本書に載っていると思いますので、確認してみてください)。

質問した人からのコメント

2014/5/8 01:03:29

イメージがつかめましたありがとうございます

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sik********さん

2014/5/411:25:50

ある会社が
・不動産 時価1100万円相当、根抵当権1000万円あり
・商品等その他資産 時価600万円相当
を持って倒産したとします(いずれも時価は清算価値ベース)。
根抵当権を付けている銀行は、元利合計1200万円の債権があります。
商品を納入している取引先は、商品代金700万円の債権があります。

この場合、銀行は債権1200万円のうち根抵当権分の1000万円について、不動産の換価代金から優先弁済を受けます。残り200万円は一般債権になります。
不動産の換価金額のうち根抵当権者に払った1000万円を除く100万円と商品等の換価代金600万円を合わせた700万円を、一般債権合計900万円(銀行200万円+取引先等債権者700万円)で取り合うことになります。
一般債権は債権の7/9を満足され、2/9は回収不能、となるでしょう。

というわけで、一般債権者にも弁済は当然あり得ます。
優先債権者への弁済で債務者の資産が払底してしまえば、後順位者や一般債権者は何も取れずに終わります。
それだけのことです。

disclaimer: 当然ながら、上記はイメージです。必ずしも法的に正確ではありません。
(本当は税金や従業員の賃金もあるだろうけれど、順位がややこしいので無視。清算コストも無視。)

>hudousannoobenkyoさん

pqp********さん

2014/5/211:29:07

基本を押さえてないんだね

一般の債権者だって、金払ってもらえなければ不動産などを売り払って金を回収できるんだよ

このあたりまえの常識をわすれてはダメ

一般債権者が不動産を競売にかけても、抵当権者の残りカスしかもらえない
という法律を知らない人でも知っている社会常識を小難しく言ってるだけ

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