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イスラム教とキリスト教・ユダヤ教の関係を教えてください。

wis********さん

2007/9/2417:03:04

イスラム教とキリスト教・ユダヤ教の関係を教えてください。

キリスト教とユダヤ教の関係はなんとなく理解しているつもりなのですが、イスラム教の関係がよく分からないので・・・たしか、イスラム教では、イエスを重要な預言者として認めていると聞いたことがあるので。

補足キリスト教がユダヤ教の不仲の子どもだとしたら、イスラム教とユダヤ教は教義上でも関係あるのでしょうか?

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cio********さん

編集あり2007/9/2609:45:08

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の神は、同じ「アブラハム・イサク・ヤコブの神」であり、
その唯一神をどう受け取っているかが三宗教の違いと言えます。(別の言い方をすると、三宗教は、姉妹宗教です)

歴史的に始めに成立したユダヤ教から、キリスト教、イスラム教が生まれていますが、
キリスト教とイスラム教は、それぞれの神観が発展的に解釈されているので、
宗教性、聖典とされる文書や解釈の仕方も異なっています。

(ユダヤ教とキリスト教)
 ユダヤ教において、神は自身をイスラエルの民に啓示したとされますが、その民の神理解は全能の超越神というものでした。
 改宗者もいるわけですが(歴史的に言っても紀元前では相当いました。現代でも多数ではないですがいます)、
 基本的にはイスラエルの神という民族宗教といえます。
 また信仰性として来世的な救済概念は希薄で、この世での救いを重視する現世宗教と言えます。
 語弊があるかも知れませんが、日本の神道の性格と この点は近似しているかも知れません。
 http://www.myrtos.co.jp/topics/juda.html

 ユダヤ教文化の中で啓示されたキリスト教では、神は単なる超越神ではなく、
 謙って人間と連帯し、共に苦しむ側面を併せ持ちます。
 ユダヤ教が、寧ろ世界の外側のただただ超越した絶対神として信仰していたことを考えると、この点は特徴的です。
 民族の枠を超え世界宗教となり、肉体の死を乗り越える来世的救済観が付与されています。

 キリスト教では、ユダヤ教の信じる唯一神を 「三位一体」の神として信仰します。
 三位一体とは、三つの固有の位格「父なる神・御子イエス・聖霊」が、それぞれが互いに呼応し合う関係性を持ちながら、
 三つの神ではなく一つの神であるという、キリスト教における奥義です。
 キリスト教の信仰は、本質的には、父なる神に向かい、神である聖霊の働きの内に、神であるキリストを通じて なされます。
 キリスト教から見れば、ユダヤ教の完成がキリスト教といえます。
 ユダヤ教における啓示が無効になったわけではなく、それらの啓示はイエスのもたらす救いの予型であり、
 ユダヤ教における啓示を解き明かし、実現するのが、イエスという方、そのものです。

 一方、ユダヤ教の見方からすれば、キリスト教とは、イエスをキリスト(=救世主、メシア)と信じる集団です。
 それだけでなく、キリスト教ではイエスは単なる救世主でなく、神である「神の子」となっているので、
 ユダヤ教からすれば、神観が異なるということになります。
 ユダヤ教では、イエスや聖霊に神性をみません。つまり、イエスは信仰対象ではありません。
 ユダヤ教は、文字通りの一神教で、キリスト教でいう「父なる神」をそのまま唯一神として信仰します。

 ユダヤ教でいう聖書は、キリスト教でいう旧約聖書です。イエスのもたらす救いをつげる新約聖書はキリスト教では聖典ですが、
 イエスをメシアと認識しないユダヤ教では、当然、聖典でありません。


(イスラム教)
 三宗教の中で、歴史的に最後に発生したイスラム教では、国際宗教という面ではキリスト教と同様ですが、
 人間と共に歩まれる神という面は消失し、超越神というユダヤ教的な神理解に戻りました。
 そこには、神自身による人類の「あがない」というキリスト教的な考え方はありません。
 三位一体という概念はなく、同じ神を純然たる唯一神として信仰します。
 (キリスト教とは違って、イエスは唯一神の一位格ではなく、預言者の一人という捉えかたとなります)
 神の絶対性が強調され、人間観も神との上下的な強いコントラストのもとに捉えられます。
 ただ、キリスト教と同様に来世的な救済観を持ち、ユダヤ教的な現世における救いという捉え方はしません。

 神と人との関係性は、
 キリスト教において「神への信頼」といった表現とすれば、
 イスラム教では「神への完全な帰依(絶対的服従)」という言い方で表されるように思います。

 イスラム教では、四種の啓典として、クルアーン(コーラン)に加え、モーセ五書、詩編、福音書をみとめますが、
 クルアーンが完全な神のことばを伝える聖典であり、それ以前の三種は、正しく完全には神の言葉を伝えていないとします。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%93%E5%85%B8

 ちなみに「アラーの神」とよく日本語で言いますが、
 アラー自体が、英語でいう「the God」つまり神を表していますので、「神の神」という重複的な表現です。
 「アラーは偉大なり」と言うのは、「神は偉大」という表現で、ユダヤ教やキリスト教でも言われる表現です。

質問した人からのコメント

2007/9/26 22:33:14

降参 丁寧な説明、ありがとうございました。なんとなく分かったような気がします。

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sec********さん

2007/9/2511:18:50

ユダヤ教ーキリスト教ーイスラム教ときて最後は前2つの影響を受けている。
ユダヤ教ー預言者がいる
キリスト教ーユダヤ教の預言者+神の子イエス
イスラム教ー預言者達(イエスも含む)+最後の預言者ムハンマド

うそだとおもうなら、聖書とコーランを読み比べてください。

でがじぇさん

編集あり2007/9/2417:33:45

教わったばかりのうけうりを書きますが、
一番古いのはユダヤ教です。
その教典旧約聖書の中にアブラハムという人がでてきます。
その人の子孫がイエス様の母マリアの夫なのですが、
アブラハムが奴隷にうませた子イスマイルの子孫が、マホメットということになっています。
ですから、ユダヤ教からすべてが派生したわけです。

ユダヤ教では、神はイスラエルの民を守ると契約されましたが、
神と同質で一体であるイエス様はイスラエル以外の民もみな平等に扱いました。

ユダヤ教はユダヤ人限定。しかもたしか母系。
キリスト教は民族国籍不問。
イスラム教も民族国籍不問です。

キリスト教とイスラム教のわかりやすい違いは、
イエス様の父のご先祖の父はアブラハムですが母は正妻サラであり、
マホメットのご先祖の父もアブラハムですが母は奴隷ハガールだったということです。
つまり異母兄弟。だそうです。

アブラハムは奴隷ハガールを追い出しました。
乳飲み子をかかえて砂漠をさまようハガールが、
神の啓示を受け、泉にありついたのが「ザムザムの泉」で、
「メッカ」ということになっています。

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