東京が国宝数が多いと言うのは、美術館や学校が持っていると言う事ですか。 テレビで放送していましたが、国宝の数がたしか都道府県では一番多かったような気がします。
東京が国宝数が多いと言うのは、美術館や学校が持っていると言う事ですか。 テレビで放送していましたが、国宝の数がたしか都道府県では一番多かったような気がします。 それは、美術館や学校が持っていると言う意味でしょうか。 京都や奈良よりも多いと言うのはそういう意味ですか。 全国から国宝を集めていると言う意味でしょうか。 築地が一番旨いものが多いと言うようなイメージですか? 建物の国宝が2つしかないのは、その証左でもあるのでしょうか。
時折、どの都道府県が国宝数が多いかと言うような問題が出ることがあるのですが、 普通に考えると、奈良かな、京都かな。と考えがちですが、実は東京でした。これ引っかけなんですね。
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国宝というのは文化財保護法によって国が指定した有形文化財の中で特に価値の高いものを国(文部科学大臣)が指定したものです。 「有形文化財」であって「建造物」や「絵画・彫刻」限定ではないのです。 平成26年7月1日現在で 建造物218件(266棟) 絵画159点 彫刻128点 工芸品252点 書跡・典籍224点 古文書60点 考古資料45点 歴史資料3点 計1089の国宝があります。 http://www.bunka.go.jp/bunkazai/shoukai/shitei.html これらのうち建造物については、 奈良県64件 京都府48件 のベストツーが群を抜いており、 以下に続く 滋賀県22件 兵庫県11件 を大きく引き離しております。 加えて建造物以外の国宝の中で 絵画が京都府53点、東京都46点、奈良県13点。 彫刻が奈良県70点、京都府37点、東京都1点。 となっており、これらをあわせて国宝と言えば「奈良」「京都」のイメージが強くなっています。 (「建造物」「絵画」「彫刻」(多くは仏像)は一般人の目に触れ易いですからね) なお、東京都には国宝建造物は「正福寺地蔵堂」「旧東宮御所」(迎賓館赤坂離宮)の2件しかありません。 ですが、その他の「書跡・典籍」「古文書」「考古資料」などの分野では東京都の「美術館」「博物館」「大学」「研究施設」等の所蔵品の点数が群を抜いており、国宝全体としては東京都が第一位となっているのです。 (これらの分野の国宝は専門の研究者以外の目に触れる事の少ないものが多いです) 多くの方に『国宝=美術的価値のあるもの』という思い込みがあるでしょうから、そういう意味では今日の「Qさま!!」の設問は「引っかけ」と言えるでしょうね。
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